エドワード8世の遺言 [l'histoires d’hommes]
アメリカ人の離婚歴のある女性のために、王位を放棄した英国王、エドワード8世。
世間からどんな批判を受けようとも、どんなに説得されても、彼女をあきらめようとはしませんでした。
格別な美女でもない。
でもエドワードはウォリスを心から愛しました。
1986年に夫人が亡くなると、それより先に亡くなっていた彼の遺言状が公開されました。
なにせ、カルティエの宝飾品を結婚後も妻に贈り続けたのですから、すごいコレクションに違いありません。
世間は目もくらむような宝石の数々が一体どうなるのか、注目していたのです。
しかし、遺言は世間の人々の期待を裏切りました。
「これらの宝石は、妻以外の女性の肌を永遠に飾ってはいけない。また、私の愛の生涯の思い出として、
金銭に変えることもならない」
彼はもしかしたら、ウォリスを最後まで自分の伴侶として認めてくれなかった英国王室には、もはや何の
愛情も感じていなかったのかもしれません。だから自分の愛が間違っていなかったことを死んでも示したのかもしれないですね。
夫人のコレクションは、夫人の遺言によって、パスツール研究所に寄付されたそうです。
豪華な宝石には不吉ないわれが多いようですが、これは私が知るなかでも珍しい、愛に満ちたいわれです。
Yogurt + Yogurt
油断していたら、なんか食べ物の話題ばかりがたまってしまいました☆
水戸の京成百貨店の地下1階のヨーグルト専門店、モーニング。
友達が突然、ヨーグルト飲みたい! といったので、行きました^^
昼下がり、結構暖かい日だったので、ヨーグルトドリンクには長蛇の列です。
私はカウンターの反対側で、ブルーベリーヨーグルトを買うことにしました。
が・・・・。
前に並んだおばさんがいくつか注文して、お店のお姉さんがそれを箱に入れて渡そうとしたときになって、
いきなり・・・・
遠くに行くので、これ、もつかしら・・・と言い出しまして。
そうこうするうちにも私の後ろにも数人が並びます。
おばさん、自分の後ろの人たちのことなんて、まったく気にしていないようです。
さんざん迷った挙句に、新たにケーキもう一つ包んでもらってやっとお買い上げ。
まったく・・・・。
そのあいだ暇だったので、ショウケースの中を物色しました。
一番おいしそうだったのはこのイチジク。
季節感たっぷりですね。上は新鮮なイチジク、下はヨーグルトムース。
お腹がいっぱいでなければ~~~(*´д`)
まぁ、またこの次に食べればよいのですね。
ブルーベリーヨーグルト。
甘すぎず、本来のすっぱさがしてとてもおいしいです。
Keep on ・・・ [Lorem ipsum (創作)]
触れようとしても触れられないくらい遠くて
どんなに努力しても手が届かなくて
目の前に交差する さまざまな障害があっても
きみは確実にそこにいて
早くここまでおいでと、
頑張ることをやめないでと言っているみたい
ときに消え入りそうなはかなげな姿で
ときに自信に満ちた輝く姿で
いつも私を見下ろしている、私の夢
きみを手に入れるために
頑張り続けるつもり
一生無理でも
それでもがんばるつもり。
ずっとずっと上を見上げていきたい
きみがそこにあることは、普遍の事実だから。
トマトパン
いえ・・・トマトのパンではありません、トマトの鍋ってことです。
かわいいでしょう~~??????
こんな鍋でミネストローネ煮たら、鍋ごと食卓に置きたくなりますw
クリームシチューもいいかも。
ロールキャベツもいいかも、
あっ、いけないいけない・・・・食欲の秋!!
ラリックの宝飾品とガラス工芸 [J'adore]
20代から40代にかけて、ルネ・ラリックは宝飾デザイナー兼グラフィックデザイナーとして働いていました。
だから宝飾品は、彼の前半生の経験が生きています。
彼が若かったころはまだアール・ヌーヴォーの時代なので、宝飾品もアール・ヌーヴォーの様式ですね。
トンボや蝶、花、蛇などが多いようです。
これらの技術を使った。シンプルな香水瓶にはめこむ飾りもあるようです。
完全なる左右対称もあれば、いくぶん非対称にしているものもあり、美しさを研究していたことが
わかります。
香水瓶の成功で本格的にガラス工芸に着手してからは、繊細優美な作品を数多く生み出しています。
フランスはもちろんのことですが、その繊細さが日本人の感性によく合うようで、日本にもいくつかの
ラリックの美術館がありますね。
本当に、美しいものは見ていて飽きないですね。
gnocchi
・・・そうなのですよ。
まだまだあるのです、紫いも。
もう飽きました? でも今回はスイーツではないので、一応紹介させてくださいね(笑)
今回は珍しく、作る途中の写真も撮ってみたのですよ~~♬
いつもはめんどくて(!)、出来上がりだけですがw
まずは~、ニョッキって実は高校生以来作ってないことをほのかに思い出したので、果たして
私の知るニョッキとはちゃんとニョッキなのか確かめようとWikiってみました。
ジャガイモと小麦粉を練り合わせたパスタということで、間違いないようです。
「パスタ」って、練り物っていう意味だから、食べ物じゃなくても洗顔フォームにもありますね~。
つまり、麺じゃなくてもパスタってことですね。
これをジャガイモではなく紫いもで作りました。
小麦粉とマッシュした紫いもを練り合わせます。
今回は卵も入れてみました。つなぎのためです。
よぉ~く練って、丸めて伸ばして小さく切ります。
フォークでなんか押してたなぁと思いますが、そのまんまお湯でゆでました。
浮いてきたらザルにあげます。
そう・・・・ご年配の皆様はちょっとお気づきでしょう?
すいとん! あれに似ています!! イタリアン・すいとん!!
うちの祖母も時々作っていました。ジャパニーズ・ニョッキw
お米がなかった戦中戦後とかに食べたそうで?
でもけっこうおいしいですよね?
話を戻します・・・・w
ホワイトソースも絵面的にキレイだと思ったのですが、今回は近所の幼馴染がホワイトソースは
嫌い!というので、ひき肉のトマトソースにしました。
材料
ひき肉、玉ねぎ、何でもいいのでお好みの野菜。あとトマト。
今回はたもぎ茸とアスパラを加えました。
あ、アスパラは塩茹でにして冷水にさらし、小さく切ってあとで入れます。
ニンニクをまな板の上でカップの底などでつぶします。
オリーブオイルを敷いたフライパンで香りづけを。
ニンニクの端っこが香ばしくなってきたら細切りでもみじん切りでもいいので玉ねぎを。
塩コショウを軽く。
ひき肉を入れます。
ほぐれて肉に火が通ってきたらほかの野菜を。
それでトマトを入れます。
缶のでもピューレでも完熟トマトでもなんでもOK。
今回は完熟トマトを手でほぐして入れました。
おいしい反則技は、イタリアンハーブソルトですよ(笑)
軽く混ぜたら白ワインを豪快に~!
そして半分に煮詰まるまで煮ます。
火を止めたらアスパラをいれます。
そしてニョッキを入れて混ぜます。
できあがり~。
紫いものほんのりした甘みが、トマトソースとよく合います。
孫子勒姫兵 [いろんなブンガク]
周末期。
呉王は孫子の兵法家としての能力を試したいと思い、宮中の美女を集めてこれを訓練させ
ました。
その中でも王の一番の寵姫は隊長でしたが、彼女はばからしいと冷笑するばかりで、孫子の
命令に従いませんでした。
隊長が指揮官をバカにするので、他の美女たちも命令に従いません。
孫子はこれを隊長の責任だと言って、王がとめるのも聞かずに、王の寵姫を斬り捨ててしまい
ました。
他の美女たちはみな恐れて、以後、孫子の言うことにしたがったそうです。
孫子の冷徹な、真の兵法家としての実力を見た王は、彼を認めたと言います。
そりゃね、女子はこういうのキライですからね。
いくら王の命令とはいえ、やってられないって思ったのでしょうねw
でも斬り捨てるとは、ひどい話です。
ハニーティー
ちょっと寒くなってきたら、午後のお茶の時間には、やはり温かいものが
飲みたくなりますね。
私はいくら暑くてもつねにHotですが・・・・
季節の変わり目は、体の中を冷やさないようにしないと、すぐに風邪をひいてしまいます。
だから紅茶にもいろいろと工夫をして・・・・
ハチミツで抵抗力をつけたり、ここにすりおろしたショウガを入れて脂肪燃焼ww
あるいは、野菜の足りない日はここに食物繊維のパウダー、
夜ならコラーゲンを入れて、別にビタミンCをサプリメントで。
ハチミツはホントにパワーフードなので、こまめに摂るとよいですね。
あ、でも、加糖にはご注意くださいね。純正がよいです^^
ダイアモンド [le coffret à bijou]
この世の中で、一番硬い物質。
私たちと同じ、炭素でありながら、地下80km以上もの高温地帯で
圧縮されて石になり、マグマに押し上げられて上がってきます。
私のは母からの受け継ぎものです☆
無色透明のものはその透明度によって価値がきまるんです。
色、カット、傷の有無と重さによって。
グリーン
レッド
色はほかにもさまざまで、
ピンク、イエロー、ブラック、ブルー、グリーン、ブラウンなどなど。
ピンクダイアは南アフリカ産。
イエローの最高峰は「カナリアの黄色」と呼ばれるもので、
緑を帯びた黄色はファンシー、
黒はボルツ。
ブラック
征服者たちはこの石が大好き。
剣の柄や笏、王冠にはめ込んで権力の象徴としてきました、
むかしむかし、ムガール帝国の王様が持っていたものが、世界最古のダイヤと言われています。
ペルシャ語で「光の山」という意味の「コイ・ヌール」と呼ばれているんです。
伝説によれば男には悲惨な死をもたらすけれど、女には幸運を運ぶとか。
持ち主は処刑や拷問、暗殺に遭うけれど、最後には英国のヴィクトリア女王に献上されて、今や英国王室の所蔵に。
オルロフはインドの石像の瞳としてはめられていた大粒のダイヤ。
フランス人兵士が盗み出してヨーロッパに渡ったんです。
めぐりめぐってロシアのオルロフ公のもとへ。
オルロフ公はエカテリーナ2世の愛人。
彼女の冷めた心を取り戻そうとして、このダイヤを送ったけれど、結局彼女の心までは戻らなかったようです。
今はロシアにあるんです。
ホープダイヤは世界一有名なブルーダイヤ。
呪いのダイヤとも言われています。
インドの石造の瞳だったことはオルロフのダイヤと同じです。盗まれた点も同じです。
違ったのはそこから。
呪いのダイヤたちの記事はこちら。
http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2011-05-18-2
人手に渡るごとに、その持ち主たちはみな不幸な死を遂げます。
ルイ14世は天然痘、ディュバリ夫人、ルイ16世、マリー・アントワネットは死刑、
その後事故死や病死、発狂死、サスペンスドラマもかなわないほどの不幸の嵐。
カルティエからアメリカの実業家に渡り、その一家が事故死や発狂死を遂げると、ハリー・ウィンストンが
スミソニアン博物館に寄贈したんですって。
だから今も、博物館にあるのです。
世界最大のダイヤはカリナン。
南アフリカで発見されました。
あまりの大きさに9つに分割されて、今では英国王室の王冠と王笏を飾っています。
ダイヤモンドの中にちらちらと見えるプリズム。
無色なのに七色に見えます。
これをファイヤといいます。
見れば見るほど、不思議な石。
だから何千年も人々の欲望を刺激するのかもしれないですね。
映画『ムーラン・ルージュ』でニコール・キッドマンが歌っていたのは「ダイヤモンドは女のベストフレンド」。
昔の映画でマリリン・モンローも歌っていました。『紳士は金髪がお好き』?
そして最近、『バーレスク』でアギレラが歌っていました。
三人ともセクシーでゴージャスな美女。
ダイヤを研磨できるのはダイヤだけです。
元気がないときにダイヤを身に着けると、何でもできそうな気分になってきます。
プラシーボ効果? ゴージャスさを分けてもらうのです(笑)
ちなみに、お骨をダイヤにしてくれる会社があるそうです。
人間は不純物が多いので黄色っぽいダイヤになるらしいですが、もちょっとお値段が上がれば、
ブルーダイヤにもしてくれるそうです。
四月の誕生石。
石言葉は「不屈、純潔」
『晩秋』 ~Late Autumn~ [Movies 2 C]
この映画は、主人公が中国女優と韓国俳優ですが、舞台はアメリカのシアトル、そして
セリフは全編が英語です。
1966年、1981年と2度映画化されたものを、2010年に三度目のリメイクをされた作品です。
前作までは韓国が舞台でしたが、この2010年版は国際版に仕上げられました。
『晩秋』ながら、1月の初めに撮影が開始されたとか。
これが真冬の極寒に見えないのは、役者の力量でしょうか。
中国系アメリカ人の囚人のアンナは、母の死の知らせを受け取ります。
模範囚だった彼女は3日間の外出許可をもらいましたが、追跡装置と携帯電話は常に身につけて
おくようにと言い聞かせられます。
7年前、彼女は幼馴染の男性と駆け落ちしようとしていたことが、普段から彼女に暴力をふるっていた
夫にばれて、ひどい暴行を受けました。
そしてはずみで夫を殺してしまったのです。
刑務所からシアトルまでの長距離バスに乗り込むと、同じバスに駆け込んできたアジア系の男が。
彼は何かから逃亡しているようでした。
お金を持っていなかったため、同じアジア系のアンナをみつけ、ずうずうしくも借金を申し込みます。
30ドルを貸すと、返すまでの担保だと、強引に腕時計を預けてくるのです。
この男は韓国人のエスコートサービス。
アメリカの韓国系の女性たちから稼いでいたのです。
実はクライアントの女性の夫に追われ、逃げるためにバスに飛び乗ったのです。
彼は電話番号を彼女に渡しますが、彼女はその紙切れを捨ててしまいます。
久しぶりの自由。家族との再会、ショッピングにおしゃれ、そして殺人の元凶となった幼馴染との
再会・・・・
しかし刑務所からの確認の電話が彼女を現実へ引き戻すのです。
そんなとき、彼女は街の中でバスの中の男に再会します。
”Do you want me? ”
それぞれの事情や状況は違っても、刹那的に生きている二人の人間の人生が、ここで出会います。
でも二人は、ただ街の中を一緒に歩くのです。
シアトルの街は寒々しくて無機質です。
閉園中の遊園地のゴーカートのそばで口論する白人のカップルの会話を想像して演じる二人。
彼女は自分の身の上を、淡々と、他人事のように彼に話します。
このストーリーには、なんの未来も将来性もないのです。
ただもう、その一瞬を描いているようです。
長い人生、思い通りに生きられないことが実際には現実です。
アンナが母親の遺体に語りかけるシーンは印象的です。
お互いの事情を知ったうえで、ふたりはアンナが刑期を終えた時に再会を誓います。
でも彼は、追っ手に捕まってしまうのです。
最後のキスシーンも印象的です。
長いキスには、生きることの難しさ、生への執着が現れているようです。
人生は長いようで、逆に言えばほんの束の間です。
どう生きるかによって、喜びの多い人生になるのか、苦しみの多い人生になるのかが徐々に
見えてきます。
未来のない二人の、一瞬の邂逅。
秀作だと思います。
鳴く虫 [WAKA]
虫のごと声にたててはなかねども 涙ののみこそしたにながるれ
訳: 秋に鳴く虫のように
声をたてて泣くことはないのだけれど
声の代わりにあたしは
あなた恋しさの涙が出て
とまらないのよ
『古今和歌集』より。
清原深養父。
清少納言のひいおじいちゃん。
訪ねても来なくなった恋人のことを恋い慕って泣く女性の心境を歌いました。
このころの和歌はまだ技巧に懲りすぎたところがなくて、意味が分かりやすいですね。
虫の鳴き声に情趣を見出すのはアジア人。
鳴く虫といえば秋を思い起させます。
秋は・・・「飽き」。
恋人の心が遠のいてしまう意味にも使われます。
虫は声に出して鳴くけれど、あたしは声ではなく、涙を出して泣くのよ、と・・・。
Rice puff
カニ、いか、わさび。
どれがお好みですか?
私はわさびに惹かれます。
今度海外に行くときに、これお土産に持っていこうと思っています。
こちらもカルシウムが豊富でよさげです(*ゝωб*)
お子様のおやつにも、おつまみにもいいですね。
えびせんがアジアの王道ですが(勝手に認定w)、どれもおいしそうです^^
Pearly boxes
パールがびっしりついた小箱。
なんてかわいいのでしょう~?
手のひらに乗るくらいで大小それぞれあります。
小さめのならば指輪をひとつだけ、サテンの布でもしいて入れておくとかわいいですね。
白もいいけれど、ピンクもかわいい・・・・
でもこれ、ほこりが降りかかるとヒサンなので、できれば引き出しの中とか棚の中とか、
ホコリがつかないところにそっと置いておきたいですね。
女官たち [Paintings]
ディエゴ・ヴェラスケスは1559年に生まれ、17世紀のスペイン絵画の黄金時代を担った人です。
彼の代表作の一つはこの絵。
美術の教科書にも載っていたような気がします。
本物は3メートルもの大作です。
向かって左手でキャンバスに向かって筆を持つのはヴェラスケス本人。
ここは宮廷の中の彼のアトリエなのですって。
中心の少女は5歳の王女、マルガリータ。
愛らしい彼女の周りにかしずくのが、この絵のタイトルでもある女官たち。
みんな「こちら」を向いていますね。
だから絵を見る人は、彼らに見られているように感じるのです。
なにを見ているかというと、中央の鏡の中がその答えです。
マルガリータ王女の両親である、フェリペ4世とお妃のアンナ・マリアが立っています。
つまり、絵の中の人々が見つめているのは私たちではなく、国王夫妻なのです。
犬は忠誠や貞淑をあらわすために、女性とともに描かれることが多いです。
ここにはさまざまな女性が描かれています。
王女と年があまり変わらないほどの、可憐な少女たちである女官。
後ろには修道女。
向かって右側には矮人と道化師。
ちなみに、このなかにヴェラスケス本人が描いていない、彼の死後に加筆された部分があります。
さて・・・おわかりでしょうか?
答えは・・・・
ヴェラスケスの服に描かれた赤い十字です。
サンティアゴの十字勲章と言って、死後に受けた騎士の称号です。
だからフェリペ4世によって、この十字が加筆されたそうです。
この絵の謎は、まだ奥深いようですが・・・・
まだ誰もデコードできていないようです。
Diego Velazquez: 1599-1660: the Face of Spain (Basic Art)
- 作者: Norbert Wolf
- 出版社/メーカー: Taschen America Llc
- 発売日: 2011/10/09
- メディア: ハードカバー
Velazquez: The Technique of Genius
- 作者: Professor Jonathan Brown
- 出版社/メーカー: Yale University Press
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: ペーパーバック
Velazquez: The Complete Paintings
- 作者: Fernando Checa Cremades
- 出版社/メーカー: Ludion Editions NV
- 発売日: 2008/10/13
- メディア: ハードカバー
トリバサミ
眉バサミ。
トリの形をしています。
アンティーク風でとてもかわいいです^^
よく失くしちゃうので100円SHOPのを使っていますが、こんなのもいいですね^^
アンティーク風の小物って、なぜかとても心惹かれます。
ジョニーのかわり豆腐
この前はチョコとうふとカボチャとうふという、デザート系のジョニーを見ましたが・・・
今回はコーンポタージュ味を発見ですw
この日はちょっと急いでいたので買いませんでしたが、
今度見たら買おうと思いますw
トウモロコシが配合されているそうです。
これならお醤油をかけても違和感なくいけそうですね。
ジョニーは一番、枝豆が好きですが・・・( ´艸`)
SPONGE BOY
これ、食器洗いのスポンジです。
でもなんか、なるほど!!って感心してしまいますね。
食器洗いのスポンジと衛兵を結びつけたその発想はスゴイですw
こういうシャレのわかる小物、かわいくて好きです。
小アグリッピナ [l'histoires de femmes]
悪名高き皇帝ネロを産んだ、古代ローマの悪女です。
母が同じ名前であったために、母は大アグリッピナ、彼女は小アグリッピナと呼ばれます。
なんと同母兄にはこれまた悪名高い皇帝カリギュラがいます。すごい兄妹@_@;;;
彼女は2度目の結婚でローマ貴族との間にネロを産みました。
その時に、占い師が言いました。
「この子はのちに皇帝になるが、そうなれば母を殺すであろう」と。
アグリッピナは不安がるどころか、嬉々として言ったそうです。
「そう? 皇帝になってくれれば、殺されたって構わないわ!」
彼女の3度目の結婚は、父の弟、つまり叔父との結婚でした。
兄のカリギュラが暗殺されて、叔父が皇帝の位についたのです。
皇帝の妃は、淫乱なメッサリーナでしたが、殺されてしまったためにアグリッピナが妃の座に就いたのです。
かつて母の大アグリッピナがそうしたように、彼女も自分の産んだ息子を帝位に就ける野望に取りつかれました。(もしかして、彼女が裏で糸を引いていたのかも?)
かくして彼女は、毒キノコで夫を暗殺します。
そうして息子を帝位に就けましたが、息子が言うことをきかなくなってくると、権力の亡者となっていた
アグリッピナは夫の前妻の子を代わりに帝位に就けて操ろうとしたり、はては息子を意のままに操るために
誘惑して関係を結んだと言います。
兄のカリギュラも彼女と関係を持っていたというので、現代人の道徳観からすればちょっと信じられませんが、
彼女はそれをやってのけました。
しかしネロの側近の中に、母后を排除しようと強硬論を持ち出す者たちが出てきます。
ネロは母親を暗殺する決心を固めました。このままだと、母が自分のことも殺しかねないと危険を
感じたのでしょう。
兵が彼女の屋敷に押し入って、彼女を刺し殺そうとした時に、兵士に向かって叫んだそうです。
「私の腹を刺しなさい!! 皇帝はここから生まれたのだから!!」
ネロが誕生した時の占い師の予言は、真実になってしまいました。
体を温めよう
たまに作る豚肉とレンコンの炒め物。
今回はいつもの組み合わせに、ショウガを煮たものを加えてみました。
なにも、辛いものばかりが体を温めるわけではないですね。
根菜類もいいのですよ。
きっかけは、ショウガが1kgくらい袋に入って安売りされていたのを買ってきたことです。
スライスしてだし、しょうゆ、三温糖、黒酢で煮たのですが、繊維が固すぎてそれを細く切りました。
白いご飯にのせて食べるだけでもおいしかったのですが、これをドレッシングとか野菜炒めのアクセント
とか、いろいろな料理に加えていました。
このショウガを、いつものレンコンと豚肉をごま油で炒めて、しあげにしょうゆをひと回しするものに
最後に加えてみたのです。
これが結構イケましたw
ご飯が進む上に、食べると温かくなります。
内臓を冷やすと風邪をひいたりいろいろな不調が出てくるし、太りやすくもなるのですって。
これからの季節、体を温めることが大切ですね。
Okuni [l'histoires de femmes]
誰でも名前だけは知っている、出雲阿国。
なのにその生涯はよく知られていないでしょう?
鍛冶屋の娘と言われているようですが、出雲大社の巫女になったとか、
流れ者の芸人で、各地を巡業して苦労の連続だったとか言われています。
きゃしゃで小柄な女性ではなかったようで、それを利用して歌舞伎者の男装をして、
小柄な女性ときわどいラブシーンを盛り込んだ踊りを編み出して、好評を博したそうです。
カブキの創始者と思いきや・・・タカラヅカの元祖でもあるのですね~。
彼女の編み出したスタイルは「お国歌舞伎」と呼ばれ、都では遊女たちも真似をしたそうです。
夫も芸人で、夫婦してカブキのスタイルを作り出したとか。
カブキ者とは、奇抜な格好をして世間の度肝を抜くことに楽しみを見出していた人たちのことです。
バサラのながれなのでしょうね。
それがちょっとスタイルを変えて日本の伝統芸能にまでなるなんて・・・
彼女は想像もしていなかった・・・・かな?
ちなみに、男性だけが演じるようになったのは、江戸時代に女性が踊ることが風紀上禁じられたため
ですね。ゲイ文化最盛期の江戸には、超人気だったことでしょうw