女神の出自、実は・・・ [Mythologyのみそ]
キュベレーはギリシア神話においては、大地の女神レアと同一視されるそうですが、もともとは小アジアのフリギュアの地母神だそうです。
自然の豊かな恵みと同時に人間にはどうすることもできない猛威も象徴する女神だそうです。
フリギュアの王メイオンの娘で、山に捨てられて野獣に育てられた・・・という点は、アタランテに似ています。
アッティスという美少年と恋に落ちて、絶対服従を誓わせました。
なんで恋に落ちて絶対服従なのでしょうねぇ?
で、彼女は宮殿を建てて、アッティスを神官にしたのです。
でも・・・
アッティスはあるニンフと浮気してしまいました。
裏切られたキュベレーは彼を発狂させ、自らを去勢させ死に至らしめました。
すさまじい罰です。
彼の死後、キュベレーはアッティスを神として自分の宮殿に祀りました。
それ以後、去勢した男性のみが、彼女の宮殿の神官なることを許されました。
で、実は。
キュベレーはもともとは男だったという説もあるそうです。
というか、アグディスティスという、両性具有具の神だったとか。
アグディスティスはほかの神々に(何らかの理由で)去勢され、地上に落ちた男性器が大地のニンフをはらませて(!)、美少年アッティスを誕生させた、と。
アグディスティスは名前を変えてキュベレーとなり、アッティスを見初めた・・・・って・・・
まさかの、もとは父と子???
これは・・・・
うーん・・・・
悩みます。
ちなみに、メッカのカーバ神殿。
語源はキュベレー。
爺は田舎暮らしのままで結構ですから去勢だけは勘弁して下さい。爆
by 旅爺さん (2015-08-21 08:56)
>自らを去勢させ死に至らしめました。すさまじい罰です。
これと同じような事件が有りましたね、弁護士去勢事件!
by 馬爺 (2015-08-21 10:53)
深く考えたくないのですがぁ・・・。「ない!」のですよ!
深く考えると去勢されても、いいから愛されたい。
by hanamura (2015-08-21 21:26)