SPONGE BOY
これ、食器洗いのスポンジです。
でもなんか、なるほど!!って感心してしまいますね。
食器洗いのスポンジと衛兵を結びつけたその発想はスゴイですw
こういうシャレのわかる小物、かわいくて好きです。
小アグリッピナ [l'histoires de femmes]
悪名高き皇帝ネロを産んだ、古代ローマの悪女です。
母が同じ名前であったために、母は大アグリッピナ、彼女は小アグリッピナと呼ばれます。
なんと同母兄にはこれまた悪名高い皇帝カリギュラがいます。すごい兄妹@_@;;;
彼女は2度目の結婚でローマ貴族との間にネロを産みました。
その時に、占い師が言いました。
「この子はのちに皇帝になるが、そうなれば母を殺すであろう」と。
アグリッピナは不安がるどころか、嬉々として言ったそうです。
「そう? 皇帝になってくれれば、殺されたって構わないわ!」
彼女の3度目の結婚は、父の弟、つまり叔父との結婚でした。
兄のカリギュラが暗殺されて、叔父が皇帝の位についたのです。
皇帝の妃は、淫乱なメッサリーナでしたが、殺されてしまったためにアグリッピナが妃の座に就いたのです。
かつて母の大アグリッピナがそうしたように、彼女も自分の産んだ息子を帝位に就ける野望に取りつかれました。(もしかして、彼女が裏で糸を引いていたのかも?)
かくして彼女は、毒キノコで夫を暗殺します。
そうして息子を帝位に就けましたが、息子が言うことをきかなくなってくると、権力の亡者となっていた
アグリッピナは夫の前妻の子を代わりに帝位に就けて操ろうとしたり、はては息子を意のままに操るために
誘惑して関係を結んだと言います。
兄のカリギュラも彼女と関係を持っていたというので、現代人の道徳観からすればちょっと信じられませんが、
彼女はそれをやってのけました。
しかしネロの側近の中に、母后を排除しようと強硬論を持ち出す者たちが出てきます。
ネロは母親を暗殺する決心を固めました。このままだと、母が自分のことも殺しかねないと危険を
感じたのでしょう。
兵が彼女の屋敷に押し入って、彼女を刺し殺そうとした時に、兵士に向かって叫んだそうです。
「私の腹を刺しなさい!! 皇帝はここから生まれたのだから!!」
ネロが誕生した時の占い師の予言は、真実になってしまいました。
体を温めよう
たまに作る豚肉とレンコンの炒め物。
今回はいつもの組み合わせに、ショウガを煮たものを加えてみました。
なにも、辛いものばかりが体を温めるわけではないですね。
根菜類もいいのですよ。
きっかけは、ショウガが1kgくらい袋に入って安売りされていたのを買ってきたことです。
スライスしてだし、しょうゆ、三温糖、黒酢で煮たのですが、繊維が固すぎてそれを細く切りました。
白いご飯にのせて食べるだけでもおいしかったのですが、これをドレッシングとか野菜炒めのアクセント
とか、いろいろな料理に加えていました。
このショウガを、いつものレンコンと豚肉をごま油で炒めて、しあげにしょうゆをひと回しするものに
最後に加えてみたのです。
これが結構イケましたw
ご飯が進む上に、食べると温かくなります。
内臓を冷やすと風邪をひいたりいろいろな不調が出てくるし、太りやすくもなるのですって。
これからの季節、体を温めることが大切ですね。
Okuni [l'histoires de femmes]
誰でも名前だけは知っている、出雲阿国。
なのにその生涯はよく知られていないでしょう?
鍛冶屋の娘と言われているようですが、出雲大社の巫女になったとか、
流れ者の芸人で、各地を巡業して苦労の連続だったとか言われています。
きゃしゃで小柄な女性ではなかったようで、それを利用して歌舞伎者の男装をして、
小柄な女性ときわどいラブシーンを盛り込んだ踊りを編み出して、好評を博したそうです。
カブキの創始者と思いきや・・・タカラヅカの元祖でもあるのですね~。
彼女の編み出したスタイルは「お国歌舞伎」と呼ばれ、都では遊女たちも真似をしたそうです。
夫も芸人で、夫婦してカブキのスタイルを作り出したとか。
カブキ者とは、奇抜な格好をして世間の度肝を抜くことに楽しみを見出していた人たちのことです。
バサラのながれなのでしょうね。
それがちょっとスタイルを変えて日本の伝統芸能にまでなるなんて・・・
彼女は想像もしていなかった・・・・かな?
ちなみに、男性だけが演じるようになったのは、江戸時代に女性が踊ることが風紀上禁じられたため
ですね。ゲイ文化最盛期の江戸には、超人気だったことでしょうw