River runs through it [Movies 2 C]
ロバート・レッドフォードの監督した映画で、ブラッド・ピットを不動の人気に押し上げた映画です。
もう20年も前の映画なのですね。
モンタナはど田舎です(行ったことないけれど)ww
でも美しい自然があります。
フライフィッシングを父から教わってする幼い兄弟。
やがてまじめな兄は家を出て大学へ進学し、おちゃめな弟は地元の大学へ。
兄がしばらくぶりに家に帰ると、弟は地元の新聞社へ勤めていました。
でも、弟は賭け事におぼれていたのです。
二人の兄弟。
兄の人生は順調に地道に幸せに進みます。
弟の人生は、表面上は順調に行っているようで、実はそうではないのです。
彼は酒と借金まみれなのです。
留置所に入るまでに弟の生活は荒れていきます。
陶器のボウルにほんのかすかな亀裂が入り、そこから水が漏れだします。
やがて完璧な入れ物は亀裂のせいで耐久度が落ち、何かのはずみで割れてしまうのです。
フライフィッシングがとても上手な弟。
でも彼はいかさま賭博をして、殺されてしまうのです。
老人となった兄は、弟を思いながら川でフライフィッシングをしています。
鴨長明は、「流れる川の水は絶えることなく、しかももとの水のままではない」と言いましたね。
つまり、表面はずっと同じようであっても、実は同じということは何一つない、万物は流転すると
いうような考えです。日本の中世の根底をなす無常観の現れです。
でもこちらはその逆の真理を突くようです。
”River runs throught it"、つまり、たとえ人の世がどのように変わろうとも、川の流れは変わらずに
そこに流れ続ける、というものです。こちらは杜甫の「故郷が戦争でめちゃくちゃに破壊されても、
自然だけは変わらずに残り続けている」という真理に近いですね。
自然に比べると人間とはちっぽけな存在でしかない・・・
それでも、与えられた寿命を生き抜くしかない。
川の流れを万物の流転ととらえるか、川の存在自体に悠久性を見出すか。
生き方にも通じるものがあるので、奥深いですね。
釣り人もまた、忍耐あるのみ。
じっと待つ、そして考える。太公望の境地は、常人にはちょっとやそっとでは到達できそうもないですw
でもひとついえることは・・・温暖化であっても、自然は悠久です。
川は多少変わりながらも、そこに流れ続けるのです。
Love sick [WAKA]
夢にだに見ゆとは見えじ 朝な朝な 我が面影にはづる身なれば
訳: あなた恋しさにやせ細ってしまった
鏡に映るこのみっともない姿を
夢の中ででも会うときには
逢いたくて仕方なかったと思われないようにしよう
『古今和歌集』より、伊勢の歌。
あまりの恋しさに身がやせ細ってしまって、みっともなくなってしまったから、
現実でなくたとえ夢の中でさえも会うときには
恋煩いでやせ細ってしまったとわからないようにしよう、というような歌です。
ダイエットには恋煩いがいいのかな? ( ´艸`)
いじらしいですね、この女心。
恋しい人にはいつもキレイな姿を見せたいのですねw
秋の味覚?
まったけやサツマイモ。
でもこれはキャンドルです。
飾っておくのが良いですね。
だって、使って溶けちゃうのがもったいなくて!!
そして・・・こちらは食べ物ではないけれど、秋らしいもの。そう、色づいた葉!
紅葉狩り・・・行きたくなりますが、人ごみが・・・>_<