Splender [parfum perfum]
Elizabeth Arden。
まるで庭の花すべてをまとうようなフロリエンタルの香りです。
トップはリンゴ、パイナップル、シャクヤク、藤、フリージア、ヒヤシンス、ベルガモット、スイートピー。
ミドルはバラ、ティーロース、ジャスミン、ポピー、ユリ、マグノリア、蘭、すずらん。
ラストはアンバー、ローズウッド、シダー、ムスク、サンダルウッドです。
エリザベスアーデン スプレンダー 75ml EDP(並行輸入品) 【HTRC3】
- 出版社/メーカー: エリザベスアーデン
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
【エリザベスアーデン】スプレンダー EDP・SP 30ml (並行輸入品)
- 出版社/メーカー: エリザベスアーデン
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
それは彼女の罪ではございませぬ、陛下。 [l'histoires d’hommes]
トスカナ大公国からマリー・ド・メディチが後妻として輿入れしてくるとき。
アンリ4世はアンリエット・ダントラーグという愛妾に振り回されていました。
王妃にしろと言う誓約書まで欠かされていましたが、マリー・ド・メディチが輿入れしてくることはもう
決められていたのです。
当時は写真なんてないので、お見合いは肖像画です。
アンリ4世はマリーをちょっと見てみたいと、結婚式よりも前にリヨンまでこっそり彼女を
観察しに行きました。
アンリ4世
こっそりとカーテンの陰から彼女を見た王ははっきり言って、大きく失望しました。
一緒に垣間見に行った宰相シュリーとの会話が笑えます。
王: 「あの足を見たか?」
シ: 「あちらの女性はみなああ(太い)のでしょう」
王: 「あの尻を見たか?」
シ: 「あちらの女性は皆、ふくよかなのでしょう」
マリー・ド・メディチはお見合い肖像画ではほっそり、いくぶん若く描かれていました。
17歳という触れ込みでしたが、実は27歳。いまの27歳はまだまだですが、14,5歳で結婚する当時
では、おばあちゃんになってもおかしくない年齢でした☆
マリーは大柄でしかも結構な肥満体でした。
まあ、どうお世辞を言っても美女とはいえないおかたでした。
王: 「トスカナにだまされた!」
シ: 「ですが、それは彼女の罪ではございますまい!?」
王: 「罪ではないが、不幸ではある!!」
アンリ4世が物陰であまりにも声を荒げたために、その正体がその場の者たちにばれました。
でもさすが。
おろおろすることなく、王はカーテンの陰から姿を現し、きょとんとしているマリーの前に出てひざまずき、
恭しく言ったそうです。
「貴女に少しでも早くお会いしたくて、馬を飛ばしてまいったのです。ベッドの用意がありませんので、
貴女のをわかち与えてください」
まぁ、なんでもいいのですね・・・。
マリー
だってお輿入れの持参金は60万エキュ。親戚のカトリーヌがお嫁入りしたときの6倍。
多少・・がまんしないと、ですね:::
王だってもういい中年だし。
それに・・・ニオイ大王だったし;;;;
アンリ4世は悪臭で有名でしたから、マリーのほうも大変だったでしょう☆
Hashioki [J'adore]
これ、なんだかわかりますか?
タイトルに書いちゃっていますけどw 箸置きです。
おもしろいでしょう?
私たちアジア人は、食事の際には主に箸を使いますね。
たぶん、米とか麺とかを食べる時には、素手よりも棒状のものを用いたほうがうまくつかめるから
でしょうか。
日本では『古事記』にも箸が出てくることから、大陸からかなり古いうちに伝わったようです。
で、これって日本がだんとつだなぁと感じるのは、箸置きです。
中国や台湾、韓国でも箸置きを見かけますが(ない場合も多いです)、まぁ、最低限の用途を
果たしていると思われるシンプルなものばかりです。
私の見識が足りないのかもしれないですが・・・・
海外にお住いのみなさん、もしもこれらのような面白箸置きを見かけたのならば、お知らせください。
大変興味があります。
もちろん、これらは高級料亭などでは出てこないものかもしれません。
でも遊び心があって、季節感も表すことができて、その上食卓を料理以外でも華やかに彩ることが
できるという点では、考え出した人はすごいと思います。
箸置きは日本では7世紀ごろには史書に出てくるそうです。
あ、西洋にはナイフとフォークレストがありますね。
今回は、秋の雰囲気を演出するものを集めてみました。
ミニチュア物が大好きな私は、全部欲しくなってしまいますw
質感もよくできています。
タイ焼きはふわっと感を出すために素焼きです。
ちゃんと上下が合わせられた継ぎ目も再現されていますw
オクラもよくできていると思います。焼き魚もw
お団子はおいしそうですし・・・・煎餅もうまいですね。
これ、生麩ですか? ミソがおいしそうw
箸置きばかりたくさんあってもしょうがないかもしれませんが、季節感をあらわす遊び心は、食卓に
あると楽しいかもしれませんね。
I've been watching you , cuz it can't be helped... [WAKA]
見ずはただよからう 見たりやこそものを思へただ
訳: (これは男のセリフ)
見なかったらば、どうということはなかったろうに。
見てしまったばかりに、こんなにもお前が恋しくて思い悩むんだ。
な見さいそ な見さいそ 人の推する な見さいそ
訳: (これは女のセリフ)
いやだわ、あんまりあたしのことを見つめないでよ。
そんなに見つめたら、誰かに知られちゃうわ
そんなに見つめちゃいや!
思ふ方へこそ 目も行き 顔も振らるれ
訳: (そしてまた男のセリフ)
あまりに誰かさんがいとしいから、ついついそちらに
視線が行くし、顔も向けたくなってしまうんだ
つい見つめちゃうのは、仕方のないことなのですって( ´艸`)
『閑吟集』より、三首連作。
コースターも模様替え♬
コースターも冷たい飲み物でなく温かい飲み物用に模様替えの季節ですね。
厚手のフェルトでできた、カラフルでかわいいデザインのものたち。
マグカップもスープカップもどんとこいですww
すべて同じもので揃えるのもいいけれど、バラバラでも楽しいですね。
お友達が遊びに来たお茶タイムにかわいいコースターがあれば、雰囲気も盛り上がりますね。
動物柄バタフライデザインフェルトコップ敷き/コースター/バタフライ・蝶
- 出版社/メーカー: titosoy
- メディア:
INDOCHINE [Movies 2 C]
『INDOCHINE』・・・フランス語で「インドシーヌ」が原題です。
1930年代のインドシナが舞台になっています。
インドシナ生まれで祖国フランスを知らないで育ったエリアーヌは、ゴム農園を切り盛りしています。
彼女は友人の娘で皇女のカミーユを養女として育てています。
フランス人の若い将校ジャン=バチストが以前に一目ぼれしたと言ってきて、彼女は彼と恋に落ちます。
でも、彼女の父親に反対され、脅された彼は彼女のもとを去ります。
数年後、、養女のカミーユがジャン=バチストに救われることがあり、彼に恋してしまいます。
そして彼を誘ったパーティで、養母エリアーヌと彼を再会させてしまうのです。
口論になりエリアーヌをたたいてしまったジャン=バチストは左遷されます。
カミーユもほかの人と結婚させられてしまいました。
しかしカミーユはすべてを捨てて彼を追いかけて僻地へ向かいます。
そして再会し、今度はカミーユがジャン=バチストと恋に落ちるのです。
しかしカミーユはフランス人の将校を射殺してしまい、そのため追われる身になります。
エリアーヌは必死に養女を探しますが、見つかりません。
やがてカミーユとジャン=バチストに子供が生まれます。
しかしついに、ジャン=バチストは捕まって殺されてしまいます。投獄されるカミーユ。
エリアーヌの必死の申し出で、カミーユの子は彼女に引き取られます。
そして、エリアーヌはカミーユの願いによって、彼女の息子を連れてフランスへ行くことに。
ヴェトナムがまだフランスの植民地だったころの話です。
世界自然遺産に指定された美しい風景は、まるで時がそこには存在しないかのような悠久さです。
母と娘が同じ男を愛します。
でも、メロドラマではないのです。
強いようで運命には逆らえなかった母と、守られるべきかよわさだけであるかのようで、
思いのままに強く生きた娘。
歴史に翻弄された二人の女性の物語です。