INDOCHINE [Movies 2 C]
『INDOCHINE』・・・フランス語で「インドシーヌ」が原題です。
1930年代のインドシナが舞台になっています。
インドシナ生まれで祖国フランスを知らないで育ったエリアーヌは、ゴム農園を切り盛りしています。
彼女は友人の娘で皇女のカミーユを養女として育てています。
フランス人の若い将校ジャン=バチストが以前に一目ぼれしたと言ってきて、彼女は彼と恋に落ちます。
でも、彼女の父親に反対され、脅された彼は彼女のもとを去ります。
数年後、、養女のカミーユがジャン=バチストに救われることがあり、彼に恋してしまいます。
そして彼を誘ったパーティで、養母エリアーヌと彼を再会させてしまうのです。
口論になりエリアーヌをたたいてしまったジャン=バチストは左遷されます。
カミーユもほかの人と結婚させられてしまいました。
しかしカミーユはすべてを捨てて彼を追いかけて僻地へ向かいます。
そして再会し、今度はカミーユがジャン=バチストと恋に落ちるのです。
しかしカミーユはフランス人の将校を射殺してしまい、そのため追われる身になります。
エリアーヌは必死に養女を探しますが、見つかりません。
やがてカミーユとジャン=バチストに子供が生まれます。
しかしついに、ジャン=バチストは捕まって殺されてしまいます。投獄されるカミーユ。
エリアーヌの必死の申し出で、カミーユの子は彼女に引き取られます。
そして、エリアーヌはカミーユの願いによって、彼女の息子を連れてフランスへ行くことに。
ヴェトナムがまだフランスの植民地だったころの話です。
世界自然遺産に指定された美しい風景は、まるで時がそこには存在しないかのような悠久さです。
母と娘が同じ男を愛します。
でも、メロドラマではないのです。
強いようで運命には逆らえなかった母と、守られるべきかよわさだけであるかのようで、
思いのままに強く生きた娘。
歴史に翻弄された二人の女性の物語です。
2012-10-15 00:00
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カトリーヌ・ドヌーヴは好きな女優さんです。
年をとってもきれいですね^^
by palette (2011-08-12 08:17)
ドヌーヴが好きで観ましたが、長い映画でしたね。分かりやすくダイジェストしていただいて、少し思い出だしました。笑
by sig (2011-08-13 21:24)