SSブログ

Too sweet to・・・

a.lipgrosssweets.jpg


さぁ、またまたクイズですよ。
これらは何でしょうか?

え?キャンドル? いいえ~~~ハズレ!

ヒント: 持ち歩けます
     親指と人差し指で作った輪っかくらいの大きさです。

     ドーナツもあれば、パフェみたいな形もあります。

     フタがついていて、開きます。


さぁ・・・・答えは?



正解は、リップグロスです。
ふたを開けると中にグロスが入っているのです。

スマホやバッグにつけられるので、キーホルダーかストラップ感覚ですね。

麗しのアンヌ [l'histoires de femmes]

a.Anne d'Autriche0.jpg

アンヌ・ドートリッシュ(1601-1666)は、スペインのフェリペ3世の娘でした。
利発な美少女は14歳の時に、和平のために政略結婚でフランスへ嫁がされました。

嫁ぐときには父王にすがりついて泣きじゃくったというエピソードも残っていますね。
王妃になってからはその美しさに、ルーベンスが何枚も彼女を描いています。

a.anne.Louis XIII.jpgルイ13世

彼女の夫となったのは、父アンリ4世が暗殺されたために王になったルイ13世。
母親のマリー・ド・メディシスが摂政として権力を握っていたし、そのうえ、リシュリュー枢機卿も
絶対的な力を持っていました。

a.anne.Marie de Medicis.jpgマリー・ド・メディシス

a.anne.cardinal et duc de Richelieu.jpgリシュリュー

14歳の少女にしてみれば、心細い輿入れだったことでしょう。
フランス語が話せないうえに、夫となった少年王は、まるで少女のよう、彼女には関心を示しません。
そして強い姑と、権力ある枢機卿。

何度かあらぬ疑いをかけられて、陥れられそうになったこともありました。
夫は23歳になってやっとひげが生えてきたというくらいの成長異常。
そのうえ、異性よりも同性愛の傾向が強かったようですね。これはのちに彼の死因にもつながります。
(同性愛が直接の死因ではないですよ!!!)

彼女に関心を示さないルイ13世。
アンヌは孤独だったことでしょう。
世継ぎを期待するあまり、周囲は子づくりさせようと必死でした。
無理やり服を引きはがして、ベッドに放り込まれたこともあったとか。

a.Anne d'Autriche3.jpgスペイン王女時代。

何度か妊娠と流産を繰り返しましたが、なかなか世継ぎに恵まれませんでした。
24歳の時・・・・嫁いで10年目、彼女は初めて、恋に落ちました。

a.anne.1st Duke of Buckingham.jpgバッキンガム公

イギリスの大使、バッキンガム公。
『三銃士』がお好きな方ならば、この辺のエピソードはよくご存知かもしれませんね。
それにしてもイケメンです・・・うむむ。

でも2年後に、彼は暗殺されてしまうのです。
彼女の人生はまた暗闇に逆戻りでした。

結婚して23年年目。やっと、ついに、彼女はひとりの子を産みました。
しかも、男の子。世継ぎの誕生でした!

「神の子」とよばれた、のちの太陽王ルイ14世です。

louisXIV1.jpgルイ14世。この肖像画はかわいくない☆

37歳にしてやっと、彼女は安堵したことでしょう。
そしてこの王太子が4歳になる年に、ルイ13世が大腸の病気で苦しみながらこの世を去りました。
・・・彼は、浣腸マニアだったので、それが原因かと思われます。

これによって彼女は幼い王の摂政となります。
彼女を支えたのが、リシュリューに見出されたマザラン枢機卿。

a.anne.Jules Mazarin.jpgマザラン

イタリア人だった彼は教皇のお使いでフランスに来てリシュリューに気に入られ、フランスに帰化したのです。
大嫌いなリシュリューのお気に入りでしたが、彼の政治手腕は認めていたのでしょうね。
アンヌはマザランに絶対的な信頼感を持っていました。

あまりにも信頼し切っているために、秘密結婚をしていたのではないかともいわれます。
亡き初恋のバッキンガム公にすこし、面影が似ているとも・・・。

a.Anne d'Autriche2.jpg

ずっと子供ができなかった彼女に23年目にして子供ができたことも、ルイ14世の実の父はマザランではないか
といううわさも無きにしもあらずでしたが・・・・。
DNA鑑定がない時代でしたから~w

マザランは自分の姪たちをフランスの名門貴族に嫁がせて出世を果たしたそうですが、その中の一人、
マリア・マンチーニはルイ14世がぞっこん惚れ込んでいたようです。

a.anne.mariemancini.jpgマリア・マンチーニ。確かに美人!

でも、和平のためにスペインの王女との結婚をマザランはすすめたのです。
この王女はマリア=テレーズ・ドートリッシュ、母アンヌの弟フェリペ4世の娘であり、父の妹の娘でも
あったので、父方から見ても母方から見てもイトコにあたりました。

a.anne.Marie Therese d'Autriche.jpgマリー=テレーズ

ルイ14世はマザランが死ぬまで信頼を置き、母のアンヌの政治手腕もほめたたえていました。
マザランが亡くなってからは親政をおこないました。

ところで、フロンドの乱などでルイ14世は幼いうちからパリを追い出されてさまよわなくては
ならないことがあったために、パリが嫌いだったそうです。

そのために彼はヴェルサイユに別の宮殿を建設したのです。
パリに戻らなくてもいいように・・・w

a.Anne d'Autriche1.jpg

マザラン亡き後、アンヌは僧院に隠棲し、そこでひっそりと亡くなりました。
フランス絶対王政の基盤を固めた美しき摂政は、実家のハプスブルク家から、裏切り者のレッテルを
張られたまま、許されることはなかったそうです。




お茶でほっこりデトックスw [J'adore]

a.teaset.jpg


なんのお茶がお好きですか?

私ははっきり言って、なんでも大好きです。
どんなにクセがあろうが、苦かろうが平気ですw

もちろん、甘みが感じられるようなお茶も大好きですが・・・・

苦みはカフェイン
もうひと踏ん張り頑張りたいときに摂取すれば元気が出ますね。眠れなくなるということもありますから、
夜寝る前は注意です。

低温で抽出すれば、カフェインが出にくいですね。水出しや低温抽出のお茶が甘みが勝るのは、
カフェインがあまり出ないためですね。


テアニンは、リラックス効果です。
お茶のうまみ成分で、血圧を低下させ、α波を出します。


ええとね・・・

この前、柚子入りの緑茶を買いました。

a.tea1.jpg


柚子は、クエン酸やリンゴ酸、、ビタミンCがたっぷりです。
だから肌荒れ防止や冷え症に良いと言いますね。

お茶の有名な成分と言えば・・・・

カテキン
最近は高カテキンの、トクホのお茶もありますね、
もちろん、魔法の成分ではないので、一度や二度飲んだくらいでは顕著な効果は望めませんw

持続することが大切ですね。
ウーロン茶の原産地では、みんな痩せていると言いますけど、習慣化しているからこそ、そうなので
しょうね。

カテキンには、インフルエンザ予防の効果もあるようです。
抗酸化成分なので、アンチエイジングにもよいですね。

a.tea3.jpg


ほうじ茶も大好きです~♪
あの香ばしい香り、寒くなるととくに恋しくなります。

そしてこれ・・・

a.tea2.jpg


また(?)もてはやされているようですね。
一時、廃れたとおもったら・・・ww

ちょっとクセがあるから、好き嫌いがはっきりわかれるでしょうね。
アンチエイジングのお茶として、なんだかあちこちで売り切れになっていてびっくりです。

a.tea4.jpg


ショウガ入りウーロン茶。体にいいことはわかりきっていますが・・・・・
まぁ、売っているものなのでそんなにクセがなく、ショウガもほのかに香るかんじかなと思いますが、
これはまだ試していませんw

そしてこれ。

a.tea5.jpg



なるほど、そう来ますか。
アスパラには美白、抗酸化、風邪予防、肌荒れ、がん抑制効果があるそうなので、お茶にする
のもわかる気がします。直接食べても栄養満点ですが、干すことで余計に効果が上がるのかも
しれないですね。

タマネギの皮もトウモロコシのひげも、普通ならば廃棄してしまうところがちょっとした工夫で
お茶になる、すごいですw

カフェインが入っていてもいなくても、温かいお茶でほっこりする時間が恋しくなる季節に
なりましたね^^



おいしそうでしょう?

a.candlesweets3.jpg


おいしそうな大きなドーナツ。

チョコドーナツに、砂糖をたっぷりまぶしたスタンダードなドーナツもありますよ。

a.candlesweets4.jpg


手に取ると、ずっしりと重いですw

これ、どこのドーナツだかわかりますか?

・・・・・・なぁんてっ(●´▽`)

どちらもキャンドルです。

火をつけるのがもったいないですねっ♡




グラデーションチーク

a.cheekpowders.jpg


サナのエクセル グラデーションチーク。

このシリーズ、普段使いに重宝しています。

ピンク系、ローズ系、オレンジ系にベージュ系、いろいろな色合いがあって、
自分の肌の色に合わせて選べます。

グラデーションになっているので、ひとはけで立体感が出ます。
ちょっと疲れてるなと言う日には、淡い色合いだけを目の下にさっとはくと、表情が明るくなります。

お気に入りはピンクのグラデーションです。
ハイライターにもなるので便利です^^

The Affair of the Neckless~”V"の烙印を押された悪女~ [l'histoires de femmes]

co.janne2.jpg


男爵家の令嬢として生まれたジャンヌは、不幸にも幼いころに両親を亡くし孤児になり、
修道院で育てられました。
しかし、持って生まれた性質からでしょうか、修道女になることを嫌って、院を飛び出しました。

そして運よく(悪くかも?)、ド・ラモット伯爵と偶然に出会い、結婚しました。

co.nicolas-de-la-motte.jpgド・ラモット伯爵。

このド・ラモット伯は超悪党で、自分の屋敷に貴族や僧侶達を呼び集めてはジャンヌを貸し出し、
彼らの相手をさせて金を稼いでいました。

自分の妻を娼婦にしていたなんて、常人には理解できない性癖です。

それでも伯爵夫人ですから、ヴェルサイユ宮殿にも出入りできるのです。
歴史上有名な詐欺事件は、1785年におこりました。

co.rohan.jpgロアン枢機卿。

当時、王妃マリ-・アントワネットの感心を買いたがっていたロアン枢機卿に、王妃とは懇意にしている
自分が、仲を取り持って差し上げましょうとジャンヌは申し出ます。

でも、そんなのは真っ赤な嘘です。
王妃とは話したことがないどころか、そば近くに侍ったこともなかったのですから。

ma6.jpg
アントワネット。


ロアンは昔、オーストリアの宮廷でアントワネットの母のマリア・テレジアに嫌われていました。
彼が女遊びを派手に繰り広げていたためです。

道徳的に厳しく育てられたアントワネットも、その話を聞き知っていたために彼を嫌悪しました。
ロアンはフランスの宰相の座を狙っていましたが、アントワネットに毛嫌いされていたのです。

ジャンヌの計画は、王妃を陥れることでもロアンを陥れることでもなく、ある大物を売りさばいて金儲けし、
大金を手にしてヴァロワ家を復興することにありました。

co.louisXV.jpg
ルイ15世。



co.duBarry1.jpg
デュバリ夫人。


アントワネットの舅に当たるルイ15世が、愛人のデュバリ夫人のために生前作らせたネックレス。
540個のダイヤをあしらった途方もなく高価なネックレス。

co1.jpg
これはその複製品です。


完成前にルイ15世が逝去して、デュバリ夫人は宮廷を追い出されたために、ネックレスが行き場を
失っていたことに目をつけていたのです。

宝石商はこのネックレスをアントワネットに見せて、購入を打診します。
でも途方もなく高価なことを理由に、アントワネットは購入を断りました。

本当は、舅の娼婦だった大嫌いなヂュバリー夫人のために作られたものを、いくら彼女が身に
着けていないとはいえ、自分が身に着けるのが嫌だったのかもしれません。

宝石商は困って愚痴をこぼしていました。
それをこのジャンヌが聞き知ったのです。

co2.jpgこれはデザイン画。

彼女はまずロアンに「王妃との仲を取り持って差し上げます」と近づきます。
そして王妃に面影の似ているマリー・ニコル・ルゲイ・デシニーという娼婦を見つけ出してきて、
高価なドレスを着せ、ヴェルサイユの庭園の暗がりに立たせ、王妃だと偽らせてロアンを「謁見」させました。

そしてロアンの信頼を得て、あとは宝石商に、王妃が例のネックレスをほしがっているので、
まず頭金をロアン枢機卿が払い、あとは王妃が分割払いで払うそうですと告げます。

王妃からの文書だと言って、文書偽造もしておきました。

宝石商は喜んで、ジャンヌの言葉を信じました。
そして王妃の代理人だという彼女に、ネックレスを渡してしまうのです。

ジャンヌはすぐにロンドンへ高飛びして、そこでネックレスをばらして売りさばき、大金を手にします。
一方、ロアンはいつまでたっても自分に声をかけてくれないアントワネットを非難します。
大嫌いなロアンから突然わけのわからないことをいわれたアントワネットは激怒します。

そして宝石商からも、アントワネットのもとに請求書が。

co.janne1.jpg
ジャンヌ。


・・・・パリの民衆は、なんと王妃よりもジャンヌを信じました。
それまでの浪費や賭博からアントワネットが疑われるのも無理もない状況になっていました。

裁判が開かれ、アントワネットはもちろんのこと、ロアンも無罪を言い渡されます。
それはそうですね、だまされた被害者ですから。
ジャンヌだけは有罪です(これも当然)。

逃亡していたジャンヌは捕まって牢獄へ送られ、そこで鞭うちの刑に処されました。
そして「V」の烙印を肩に押されました。これはフランス語で「どろぼう」をいみする言葉の頭文字です。

co3.jpg
烙印を押されるジャンヌ。


その後は牢獄で終身刑に処されますが、なんと逃亡してスキャンダル本まで発行します。
転んでもただでは起きないすごい女性です。

あることないことアントワネットについて書き立てて、自分は被害者だと無茶苦茶なことを主張する彼女に、
なんと民衆は同情したと言います。

それだけ、民衆は王制を憎んでいたのです。

やがてその憎しみが、4年後のフランス革命を招くことになるのです。

co4.jpgThe Affair of the Neckless, ヒラリー・スワンクがジャンヌを演じています


彼女はのちに逃亡先のロンドンで35歳の若さで転落死しました。
事故か事件か、あるいは暗殺か。
それは謎です。


a.HesiodListening to the Inspiration of the Muse.Edmond Aman-Jean.small.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。