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マグダラのマリア [l'histoires de femmes]

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マグダラのマリアは、現代では調香師の守護聖人です。
あ、理髪師と庭師の守護聖人でもあるんですって。

なぜ調香師の守護聖人かといえば、手に香油を持っているでしょう?
香油とマリア。

彼女は、イエスのママである聖母マリアと同じ名前ですが、別人です。
一般的には、若いころに派手で華美なことと享楽ばかりを好み、
イエスに出会って今までの軽薄さを悔い改める、というようなイメージです。

だから彼女は派手なアクセサリーやきらびやかな衣装、そして女性らしさの象徴である
長い髪で描かれます。

なぜ手に香油を持つのかというと、

①イエスの足を髪で拭って香油を塗った

②イエスを歓迎する為に香油を振りかけた

③イエスの遺体に香油を塗った

という、3人の女性のイメージが、グレゴリウス1世によって一人の女性像にまとめられたためです。
香油という共通のアイテムから、この6世紀の教皇はマグダラのマリア像を作り上げました。

中世の伝説では彼女はフランスのマルセイユにたどり着いてそこで数十年暮らしたと言われていますが、
『ダ・ヴィンチ・コード』では、これをもとにストーリーが作られましたね。

美しいが、悔い改めた女。
だから彼女はアンビヴァレントなイメージを併せ持つのです。

上品とみだら、悔悛と享楽。
カルロ・クリヴェッリが15世紀後半に描いたこのマグダラのマリアが、マグダラのマリアの絵では
一番好きです。理由は、きれいだからww



しろくじちゅう

はい、実は四六時中とは、このお店の名前なのですww

おひつごはんで、一緒についてくるポットの白だしをあとで注げばお茶漬けになるという定食。
今回はホエイ豚のおひつごはんを頼んでみました。960円です。

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味付けは味噌です。ちょっとぴりから。
温泉卵がのっています♪

すべてよくまぜると、黄金色のご飯のできあがり。
茶碗によそっていただきます。

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柔らかくておいしいお肉です。

半分くらい食べたらお茶漬けもどうぞ~というので、白だしを入れて、付け合せのあられや
ねぎも入れてからし菜も添えて、するする~っと。

あ、でも私はどちらかと言えば、お茶漬けよりもノーマルに食べたほうが好きでした。
白だしだけのんでみたらおいしかったので、そのままお茶のように、だしだけ飲みましたww

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内原ジャスコのフードコートにあります^^
お近くの方は是非、行ってみてくださいね。

新鮮な海鮮ものもありますよ。


物思いの秋 [WAKA]

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月見ればちぢにものこそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど




訳:  まどかな月を見上げてみると、なんだかとても心が乱れて
    ものさびしく、物思いにふけってしまうんだ
    私一人のための 物思いの秋ではないのだけれどね


『古今和歌集』より。 大江千里。

有名な歌なので、ご存知の方も多いでしょうね。
是貞(これさだ)皇子の家で開かれた歌合せで詠まれた歌の一つです。

秋という季節はなぜにひとを物思いにさせるのでしょうね。
もっとも、私は一年中、物思いですけれどww


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