ヴァンプの蚤の市 [Paris 2015]
5月の末はまだ朝方はひんやりでした。
かわいこちゃん発見! ↑ ・・・したのは、ヴァンプの蚤の市です。
朝の9時ごろかな・・・飼い主が出店するのに一緒に連れてこられたようで、涼しさにぷるぷる震えていました。
ヴァンプは左岸のちょうど地下鉄のゾーン1ぎりぎりのところにあります。
モンパルナスからは3号線で4つ目、ポルト・ヴァンプが一番近い地下鉄の駅。
私たちはバスで行きました。
バス停を降りてすぐ一本向うの通りから出店が並びます。
あらら・・・
どっから持ってきたの? というようなお見事なガラクタの数々。
蚤の市初体験の叔母は、「信じられない・・・あんなの、誰が買うわけ?」と呆れていますが、「ああいうものの中に、掘り出し物があるんだよ。誰かにとってはガラクタなんだけど、ほかの誰かにとってはお宝なんだよ」と私。
朝早くても人がいっぱい。
日本人も何人かすれ違いました。
年配のご夫婦とか、仕入れに来ている風なプロっぽい目つきの女の人とか・・・
いやね、買いたいなぁと思うものはなかったですが、もう見ているだけで楽しかったです。
埃だらけのワインのボトルとか(中身ナシ)、家の階段の踊り場に長年かけっぱなしだったような色あせた絵とか、2,30年はたっていそうなグラビア雑誌とか(笑)
ちらほらと食べ物の屋台(の車)も出始めて・・・
スリが多いとのことでしたが、警察が周りにたくさんいるせいか、まったく遭遇しなかったです。
服とか、古い香水とか、古い食器類とか。
ほんと、「どうするの?」と訊きたくなるような代物がたくさん(笑)
これこれ、ここ、すごいと思いました。
本物?
銃とか剣とか!
やはり人気は古着の出店でした。
マダムがたくさん群がってバーゲン状態でしたよ。
目利きの方はここで掘り出し物を探してみるとよいかもですね。
Covert Affairs
スパイもののドラマや映画はたくさんあるけれど、最近イッキ見したシリーズがこれです。
(最近…といっても、パリ旅行に行く前なので5月くらいですが;;;;)
この作品は、
①主人公がキュート
②イケメンたくさん、美女もたくさん
③世界各地の都市が見られる
④人間関係のドロドロがない
⑤カースタントも見ごたえあり
⑥適度にハラハラドキドキ
という点が、主なる魅力。
主人公アニーは語学に堪能なところ(スーパーマルチリンガル!)を買われてCIAのエージェントになります。
入局というか、訓練所入所前にスリランカで出会って恋に落ちた相手に大失恋して、大丈夫と言いつつも結構引きずっています。
アニーを演じるのはパイパー・ペラーボ。彼女の主演映画『コヨーテ・アグリー』は、お気に入りの映画の一つです。北欧とラテンの混血の彼女はひたすらキュート。
スパイと言えば銃と暗殺と・・・というダークなイメージですが、彼女はめったに銃を使わないし、窮地に立たされるたびに「そう来るか」と感心する切り抜け方をする、憎めないタイプのスパイです。
というか・・・
キュートだから許されちゃっている感じかも?
FBI、モサド、MI6のエージェントたちも、キュートな彼女に振り回されっぱなしです(笑)
彼女がCIAのエージェントだと知らないお姉さんのダニエルの天然ぶりもキュートです。
スパイなのに、真っ赤な車もキュート(笑)。めちゃめだつのに。
『ボーンアイデンティティ』シリーズのプロデューサーが製作総指揮だそうで、ゆえにキュートなだけでなくアクションも見ごたえあります。交差点高速侵入とか、高級車破壊とかビル爆破とか殺陣(たて)とかも、すごいですよ。
アニーの親友オーギーはもと特殊部隊の隊員で、イラクで爆破のために視力を失ったけれど、点字キーボードと音声システムであらゆる情報を自由に操るITオタク、の一方で、キュートなのでバーに座っているだけで女性のほうから声をかけられまくる細マッチョのモテ男子。
父親がCIAの元重役で、育ちのよい混血のお坊ちゃまエージェントのジェイもアニーにほれちゃっています。
第2シリーズまではアニーのキュートな魅力全開な感じですが、第3シリーズは1話めの衝撃的な事件から、結構シリアスな展開に。第4シリーズもシリアスで、まだそんなヒミツがここまで残ってたのね、です。
第5シリーズで打ちきりらしいですが、日本ではいまのところ第4シーズンまで。