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罰としての永遠の命 [Mythologyのみそ]

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海神ポセイドンの娘(孫という説も)と全能の神ゼウスを両親に持つシビュレ。




彼女は洞窟に住む巫女であり予言者でもあります。
彼女は太陽神アポロンから求愛され、これを受けました。





アポロンは求愛を受けたお返しとして、彼女に永遠の命を与えました。





この場合、不老不死ということですね。
両親ともに神の血筋なのに、彼女の場合は不死ではなかったのでしょうかね?






しかし、彼女は心変わりしてのちにアポロンの求愛を拒みました。
気を悪くしたアポロンは、今度はお返しならぬ仕返しをしました。







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その仕返しとは…



永遠の命を得る、しかし、永遠に年を取り続ける、という呪い。





おそろしい罰です。
罰?


心変わりの…呪い、ですね。






それは…
手に握れる分だけの、砂粒ほどの数の命。






アポロンに捕えられ、彼の神殿で鳥かごのようなものに閉じ込められて吊るされていたそうです。

「お前の望みは何だ?」と尋ねられると、「死にたい」と答えたそうです。






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心変わりがいけないのか、男のプライドがあまりにも尊大なのか。
あるいは神のくせにアポロンが幼稚なのか。
神話の神々は時々とても心が狭くて、そこがとても人間ぽいです。










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しばらく、週に1,2回のアップになります。









Passage des panoramas [Paris 2015]

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入り口にパノラマ写真を設置していたことが名前の由来だそうです。




1800年に作られました。





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古い切手のお店があるので、収集家には人気だそうですが、小さな食堂やカフェ、クレープリーに気を取られて、切手のお店を見ることができずに通り過ぎてしまったのでした。残念(笑)





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ここはホントに「商店街」という感じです。

さて、パッサージュの散歩はまだ続きますよ。




次はパリで一番美しいと言われるあのパッサージュへ。


Passage Jouffroy [Paris 2015]

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メトロの9号線が通っているモンマルトル通りから入ったのは、パッサージュ・ジュフロワ。


グレヴァン博物館という蝋人形館があり、人気の高いパッサージュなのだそうです。


1840年代半ばごろに、鉄とガラスを組み合わせて作られた新古典様式のパッサージュです。




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床暖房という点でもパリで初めてだったとか。
屋根があって床暖房、冬のお散歩にはもってこいみたいです!



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この ↑ お土産屋のお兄さん、いきなり「STAP細胞はアリマセン!」と日本語を言い出して、ちょっとびっくりしました(笑)

ちょっと、いや大分古びた言葉だと思ったのですが、だれか日本人が教えたのでしょう。
お店の中はお土産物がぎっちり、かわいいものがたくさんありました。


私はここで、甥っ子たちにバゲットの形のペンを買いました。




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ホテル・ショパン。
一度は泊まってみたいなぁ・・・・








パッサージュの中にあるなんて、ますます真冬に旅行したら泊まりたい!!
そのお隣は、蝋人形館への入り口が。


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蝋人形館はいきませんでしたが、お隣のホテルに泊まる機会があれば、たぶん行ってみると思います。



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ミニチュアの家具やアクセサリーのお店がかわいかったけれど、店主のインド系の女性はめっちゃ態度悪かったですね。客商売する気がなさそうな。モノは素敵なのですけれどね。店員はまったく素敵じゃない(笑)



レストランやカフェ、お土産屋さんもたくさんあります。





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1974に年に歴史的建造物に指定されたそうです。
こういう時が過ぎ去る感覚を感じさせないような場所、好きです。






Whatever,wherever,whichever. [Paris 2015]




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人生の選択の幅は、





実はあんがい広い。






女神の出自、実は・・・ [Mythologyのみそ]

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キュベレーはギリシア神話においては、大地の女神レアと同一視されるそうですが、もともとは小アジアのフリギュアの地母神だそうです。

自然の豊かな恵みと同時に人間にはどうすることもできない猛威も象徴する女神だそうです。


フリギュアの王メイオンの娘で、山に捨てられて野獣に育てられた・・・という点は、アタランテに似ています。

アッティスという美少年と恋に落ちて、絶対服従を誓わせました。
なんで恋に落ちて絶対服従なのでしょうねぇ?

で、彼女は宮殿を建てて、アッティスを神官にしたのです。
でも・・・


アッティスはあるニンフと浮気してしまいました。
裏切られたキュベレーは彼を発狂させ、自らを去勢させ死に至らしめました。
すさまじい罰です。


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彼の死後、キュベレーはアッティスを神として自分の宮殿に祀りました。
それ以後、去勢した男性のみが、彼女の宮殿の神官なることを許されました。




で、実は。



キュベレーはもともとは男だったという説もあるそうです。


というか、アグディスティスという、両性具有具の神だったとか。
アグディスティスはほかの神々に(何らかの理由で)去勢され、地上に落ちた男性器が大地のニンフをはらませて(!)、美少年アッティスを誕生させた、と。

アグディスティスは名前を変えてキュベレーとなり、アッティスを見初めた・・・・って・・・


まさかの、もとは父と子???


これは・・・・


うーん・・・・



悩みます。




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ちなみに、メッカのカーバ神殿。
語源はキュベレー。





カルネとビエ [Paris 2015]


メトロの切符。

自動販売機で買います。




メトロとバスは共通です。




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まずは言語を選択して、





10枚つづり(カルネ)か1枚かを選び、




1枚なら人数も選びます。






手前についている大きなローラーをコロコロ回して選択します。





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おもしろい・・・・






Le Buillon Chartier [Paris 2015]

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メトロ8と9号線のグラン・ブールバール駅のすぐ近く、うっかりすると見過ごしてしまいそうな路地にその店の看板が出ています。





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それにしても、手書きのメニューって、読むのがめんどくなります(笑)
ここのは比較的読みやすそうだけれど。




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今回はランチの開店時間に行ったのですいっと進めますが・・・
夜8時くらいになるとこの細い通路から外の通りにまで行列が数珠つながりだそうです。



Le Buillon Chartier。

「シャルティエ」だけでも通じます(たぶん)。




1896年に労働者階級向けにオープンした、パリで一番古い食堂!



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通路を抜けて中庭に出ると、こんな入り口が。

この入り口だと店内が小さいのかな・・・と思いきや、入り口に似合わずめっちゃ広い店内!



オープン直後でもどんどん入ってくるお客さんたち。
そして白黒の制服のギャルソンたちが輪になって最後のミーティング。



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席なんて選んでいる余裕なし。
勝手に振り分けられます(笑)



ここは高いパリのレストランに辟易した頃に来ると、とっても感動しますよ。


だって・・・パリで一番古く、パリで一番安い食堂なので!






私たちのテーブル担当はちょっとメタボな陽気なおじいちゃんギャルソン。
大ベテランという感じです。



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フランス語のメニューが来た。
でも、なんか、大丈夫かも。


それで、調子に乗ってフランス語で注文してみました。
というか、おじい、英語わからんて言うのですもの。


がんばった、私!(笑)




叔母がパスタ食べたいというのでボロネーゼ、私はカモのコンフィ。
サラダにえびアボカドを一つ。



あ、
これこれ、





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ここの店は恐ろしく回転が速いので(なにせ安くておいしいから)、テーブルクロスが紙なのです。だからギャルソンはテーブルクロスに注文を書くのです!




水は頼めば持ってきてくれます。

そしてパンは無料。
いくら食べても(たぶん)無料。


台湾人の英語堪能な3人組のギャルと相席。
3人で写メってたので、「撮ってあげましょうか?」と。
「わ~、ありがとうございます!」てな感じで。
国際交流~。





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えびアボカド食べていたら来ました、カモのコンフィ。

どうしてこのころころしたジャガイモ、素揚げして塩かけただけなのにおいしいのかなぁ?





隣のギャルたちも大きなステーキをもりもり食べています。
開店後20分もすればほとんど満席です。おそるべし。



小学生の団体さん、たぶん、社会科見学か何か?の子供たちが、がやがやと入ってきて2階席いっぱいに座ったようです。



内装が19世紀、まるでタイムスリップしたみたい。
おじいを呼んで「ラディシオン、シルヴプレ~」と言うと、テーブルクロス見て計算を始めました。私はもう合計わかっていたけれど、おじいが計算おわるのをおとなしく待っていました(笑)



私たちが店を出るころには外まで行列。


今度は夜に行ってみたいです。





Chartier

11:30~22:00

7 Rue du Faubourg Montmartre, 75009 Paris, FRANCE




Passage Verdeau [Paris 2015]



パリにはパッサージュがいくつかあります。

パッサージュとは19世紀に作られた、屋根付きの通路のこと。





イメージ的には、パッサージュ・パノラマからジュフロワ、そしてヴェルドーまで、大通りで区切られているけれどつながっている感じ。




ヴェルドーは3つの中で一番北側。



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パッサージュって、ほんとに通路の役割だけのものもあれば、両側にお店やカフェが軒を連ねるものもあります。



ここは3つの中で一番地味と言えば地味でしょうか・・・




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ジュフロワができてすこしあとくらい? に作られたようで、同じ建築家のデザインです。

高い天井はフィッシュボーンの金属とガラスです。




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時々、横の通路もあります。
お昼時は地元の働いている人たちがお昼ご飯を買いに通るのでしょうか。




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古本屋さんや刺繍店のウインドウはとても素敵。
タイムスリップしたような気分になります。









As it seems [和訳のセカイ]

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Lily Kershaw。


いい歌なのだけれど、解釈が難しいです。
英語でもみなさん、歌詞の意味が定まらずにいろいろと意見を出しています。










As It Seems





何を知りたくなかったのか、わかっていた

どこへ行きたくないかも理解していたの



だから、より簡単な道を選んできた

私が「去る」ときは、

こっそりとそっと、語られるだけがいい・・・

私が

この世から

去るときは・・・

さよならするときには・・・




この世では生きがいを見つけなければならない

来るべき時が来れば

元いた場所に、戻るだろうから




この世は夢のごとく儚くて

思い描いていたものとはまるっきり違っているから


思っていたようでは


思っていたようには


思っていたようにはね・・・・





彼を受け入れて

私は人生を知った


彼に見つめられると

私は生きているんだって思えたの




そして今やもう、なにもかもがわからない

でもやがて人生が終わるころには

心も凪ぐの


終えるころには

終わるころには

終わるころにはね・・・





この世では生きがいを見つけなければならない

来(きた)るべき時が来れば

元いた場所に、戻るだろうから




この世は夢のごとく儚くて

思い描いていたものとはまるっきり違っているから




思っていたようでは

思っていたようには

思っていたようにはね・・・・












Midnight in the Garden

Midnight in the Garden

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Nettwerk Records
  • 発売日: 2013/09/24
  • メディア: CD



端麗王 [l'histoires d’hommes]

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フィリップ4世(1268‐1314)は、兄の死によって皇太子となり、17歳でフランス王となりました。
王の象徴である二頭のライオンを両側に従えたこの絵は有名です。  




彼は容姿が大変に美しかったことから「ル・ベル(端麗)王」と呼ばれたそうです。
その端麗な容姿とは裏腹に、剛性で厳格な性格であったようです。



フランスでは名君の一人として知られていますが、悪名もいくつかあります。

教皇ボニファティウス8世に暗殺団を送り込み、ローマ近郊の教皇の別荘にて暴行させ
86歳の教皇を憤死させて、自分の息のかかったフランス出身のクレメンス5世を後釜に据えました。



そして教皇庁をアヴィニョンにおいて、思い通りに操ろうとしました。
(これが歴史で習った「アヴィニョン捕囚」)







16歳の時に結婚した5歳年下の妻はナバラ王女でしたが、彼女は結婚後もナバラの統治者でありました。




ナバラを自分のものにすべく、妻を毒殺した・・・という噂もありました。
(しかし、彼女の死後、王は巡礼の旅に出ているのでこれは噂だけだったのかもしれません)




当時のフランスは国家規模の財政難に苦しんでいたのですが、経済の立て直しのために
彼が目を付けたのは、ユダヤ人とテンプル騎士団でした。




テンプル騎士団 →  こちら




ユダヤ人から全財産没収。
テンプル騎士団からも。




テンプル騎士団のリーダーだったモレーは、「自白」強要されて悪者にされました。



「神はわれらの死の復讐をなさる」

と、火刑になる直前に言ったそうです。





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そのあと間もなく、王はイノシシ狩りに出かけ、落馬します。
脳梗塞により、生まれた地へ運ばれて数日後、亡くなるのです。
クレメンス5世も同年に亡くなっています。

モレーの呪い・・・・?





願い [Lorem ipsum (創作)]


「それ」はたくさんの人たちの人生を蹂躙し、

もてあそび、奪い、悲しみの淵を作り出した







「それ」に送り込まれた人たちは

知る必要のなかった狂気の中に身を置かされ、壊され、




「それ」に大切な人を送り出した人たちは

知る必要のなかった重い苦しみを背負わされた







「それ」はそんなものなのだという人もいるけれど

もし今後「それ」が起きれば

今までの「それ」とは比べられないほどの最悪な結果になるだろう







「それ」は顔も名前も知らない相手と憎み合わせる

仲を裂き、険悪にし、偏見や間違いを植え付けさせる

誤解や怒りをあおりたてる






「それ」は異常な事態だからと

他者の人生を破壊してよい理由にはならない






「それ」は終わった後も永く永く、まるで火種のように

多くの人々の心の中に痛く痛くくすぶり続ける





「それ」を知らない私たちは、

「それ」を始めてはならない






そしてもういいかげんに、憎しみ合うことはやめて

これからのことを一緒に考えていかなくてはならない






一緒に、生きていかなくてはならない






何かを奪う「それ」を起こさない、

多くを生み出す、

誰も大義名分のために奪われないで済む、






そんな未来のために。






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Busbus [Paris 2015]

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パリで一番好きな移動手段。


それはバス!



どこにでも行けるし、地下鉄との共通の1.70ユーロの切符一枚で、前のバスから乗り換えのバスまで1時間以内であれば一日じゅう乗り放題!





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今回のホテル、一番近い大きな通りはオペラ通りでした。

これこれ、95番のバスは南はヴァンプの蚤の市、北はモンマルトル、クリニャンクールの蚤の市まで一本で行ける便利な路線で、たくさん利用しました!



地下鉄は便利だけれど、ほとんど外の景色を楽しむことができませんが、バスは街並みを眺めることができるので、私も叔母もバスに乗ることを大いに楽しみました。





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バス停の上を見ると、
そこに停車するバスの番号が書かれています。
そしてアクリル板の路線図があるので、写メって持ち歩きました。


これがすごく役に立ちました!



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ある朝、モンマルトルへの行き方をバス停の案内板でチェックしていると・・・・




「どこへ行きたいんですか?」と、お兄さんがフランス語で訊いてきました。

「サクレ・クールへ行きたいです」とあやしいフランス語で答えると、

「ではこの番号のバスに乗って・・・」とお兄さんが説明してくれ始めると・・・

OL風のおねえさんや、おじいちゃんも会話に入ってきて・・・

「サクレ・クール? モンマルトルね。95番ね」
「そうだ、このバス停で降りるんだよ(と路線図を指さすおじいさん)」
「おりたらね、右へ行くんだ(と、ドロワ!と右を手で示すお兄さん)」



そしてバスが来ました。
みんな同じバスに乗り込みました。


「どうもありがとうございます~」と皆さんにお礼を言い、
「良い一日を~」と付け足したら、「あなたもね」とみんな微笑んでくれました。



パリではイケズされるってきいてちょっとびびってたけど・・・





みんないい人やん! と、朝からすがすがしい気持ちになり、ますますバスが好きになってたくさん乗った私と叔母でした。



メトロのジャポニズム [Paris 2015]

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とある地下鉄の駅で・・・・







2つのポスターを見ました。







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これと、








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これ。




うーん、このマタ・ハリの能・・・・・



すっごく見てみたい!!!





コトシマニャコと空の星々 [Mythologyのみそ]

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ネイティヴ・アメリカンの、コチティ・プエブロ族の神話。




人類の創世の母であるイアティクは、大洪水の後にもう故郷に戻っても大丈夫だと彼女の人々に告げました。



そして人々は南へ下ることにしました。




このときにイアティクは、ある少女にひとつの袋を渡しました。
彼女の名前はコトシマニャコ。「青い羽根」という名前の少女です。




イアティクはコトシマニャコに言い聞かせました。
運んでいる最中には、決して袋の中身を見てはいけないよ。




しかし・・・好奇心に負けた少女は、言いつけを破って袋を開けてしまうのです。




コトシマニャコが袋の口を開けると、中からはじけるように星々が飛び出てきたのです!




それらは口からあふれ出し、あちこちにこぼれて飛び回り、跳ね返ってはまた飛び回り、ついにはすべてが夜の空に落ち着いたのです。





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コトシマニャコは慌てて袋の口を締めました。
でも中に残ったのは大きな星がいくつか。




コトシマニャコは故郷に帰ったのち、イアティクに正直に告白して謝りました。
イアティクは残りの大きな星々を慎重に空似並べるように少女に命じました。




そしてコトシマニャコは大きな星々を、慎重に空におきました。




これが星々の瞬く、きらめく夜空の始まりなのですって。




うれしかった [Lorem ipsum (創作)]


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うれしかった



あなたが、「ありがとう」と言ってくれたから。







うれしかった


あなたも同じように、思っていてくれるから。







うれしかった


誰かが言ったことを信じないで、私を信じてくれるから。








うれしかった



あなたと知り合うことができたから。







うれしかった



優しい心に触れることができたから。







うれしかった



あなたに会えて






あなたは



私の人生の




大切な宝物の一つです。




天満宮祭礼 [なんちゃって博物誌]

8,9日は、地元のお祭りでした。




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今回、ひとに紹介することがあって、実は改めて調べてみました。
小さなころから普通に「祭り」としてなじんできましたが、本当はどんないわれがあるかなど、知らないことだらけでした。





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湊八朔祭りは、正式名称を天満宮祭礼というそうです。
かつては関東三大祭りの一つに数えられていたようですが、今は違います;;;


湊公園の下の天満宮から山車がスタートします。
ここは祭神が菅原道真公。



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神輿は2日目の朝に海に入れられ、そのなかでもまれます。
朝早いけれど、すごい数の見物人です。



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海辺だし漁師町だし、海の神様をまつっているとばかり勝手に思い込んでいたら、実は道真公だったと今年初めて知りました!(大告白)



この土、日は海浜公園でロックフェスが開かれていて、後日テレビで見ましたが、ものすごい人!こちらは、日本三大ロックフェスの一つとして定着してきたようですね。

風にのって、ロックフェスの音もとぎれとぎれ聴こえてきます。




mydreamtodayさんも、見に行かれましたか?
cfelamamaさん、akiponさん、こちらのお祭りにはよく来られますか?




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で、このお祭りですが700年位前からあったようですが、江戸時代、水戸黄門が今の形に定めたとか。
那珂湊は水戸藩のお抱え漁港であるずっと以前から、上国である常陸の国の漁港なのですよ。




獅子や弥勒が無形文化財に指定されていたり、保存会の磯節がきけたりします。
2台の山車がすれ違うところとか、



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緩やかな坂を速いテンポの太鼓の音と威勢のいい掛け声とともに駆け上がる場面は、小さなころから見慣れているとはいえ、すごい迫力です。



だんだん小規模になってきてはいると思いますが、坂を駆け上がるところは、人が多ければ多いほど迫力があって参加したくなっちゃいますよ。



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今年は牛久保町が年番を務めました。
ご苦労様でした~!




Lost and Found

Lianne La Havas。

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リアンヌ・ラ・アバスはギリシア系の父とジャマイカ系の母の間にロンドンで生まれた
シンガーソングライターです。

じつは、ほかにもいい曲がたくさん!
そのうち紹介したいです。

この曲はずいぶん前に紹介したのですが、うまく和訳できなくて悔しかったので、今回、ちょっと頑張って再挑戦です。それでもやっぱり難しいです・・・・



愛している相手に感じる深い絶望感ややるせなさ、切なさが感じられる歌詞です。
Lost and Founfとは、駅などにある遺失物預り所。
失くしたものが見つけられて、保管される場所。







Lost and Found





こっちに来て 

あなたに隠していたこと

あたしの嫌な部分をすべて見せてあげる




あたしがどう変わっちゃったか、見てよ

こんな風に思わせているのがあなただっていうことが

いやでたまらないのだけれど



あなたはあたしを壊し、

本当に自分を嫌悪するように教えた

あたしを晒させ、

別人になる方法を教えた




もう十分に強くなったと思った時に

愛を見つけた


すごく長い間待っていたのに

すべてはまがい物だとあなたは言った


あなたが間違っていなかったと知って

どんなに失望したのか、隠せない



あなたはあたしを壊し、

本当に自分を嫌悪するように教えた

あたしを晒させ、

別人になる方法を教えた



あなたはあたしが失ったもの、

思い出を失った場所


なるべくしてなり、

起こるべくして起きた、


私の人生の失くしもの・・・・






Is Your Love Big Enough?

Is Your Love Big Enough?

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2013/05/31
  • メディア: CD



L'aube parut enfin ; la longue nuit s'achevait. [Paris 2015]


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Aequam memento rebus in arduis servare mentem.










なにかが、近づいてくる予感がする・・・









ヴァンプの蚤の市 [Paris 2015]

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5月の末はまだ朝方はひんやりでした。


かわいこちゃん発見!     ・・・したのは、ヴァンプの蚤の市です。


朝の9時ごろかな・・・飼い主が出店するのに一緒に連れてこられたようで、涼しさにぷるぷる震えていました。




ヴァンプは左岸のちょうど地下鉄のゾーン1ぎりぎりのところにあります。
モンパルナスからは3号線で4つ目、ポルト・ヴァンプが一番近い地下鉄の駅。




私たちはバスで行きました。






バス停を降りてすぐ一本向うの通りから出店が並びます。




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あらら・・・


どっから持ってきたの? というようなお見事なガラクタの数々。



蚤の市初体験の叔母は、「信じられない・・・あんなの、誰が買うわけ?」と呆れていますが、「ああいうものの中に、掘り出し物があるんだよ。誰かにとってはガラクタなんだけど、ほかの誰かにとってはお宝なんだよ」と私。



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朝早くても人がいっぱい。


日本人も何人かすれ違いました。
年配のご夫婦とか、仕入れに来ている風なプロっぽい目つきの女の人とか・・・




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いやね、買いたいなぁと思うものはなかったですが、もう見ているだけで楽しかったです。
埃だらけのワインのボトルとか(中身ナシ)、家の階段の踊り場に長年かけっぱなしだったような色あせた絵とか、2,30年はたっていそうなグラビア雑誌とか(笑)




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ちらほらと食べ物の屋台(の車)も出始めて・・・


スリが多いとのことでしたが、警察が周りにたくさんいるせいか、まったく遭遇しなかったです。





服とか、古い香水とか、古い食器類とか。
ほんと、「どうするの?」と訊きたくなるような代物がたくさん(笑)




これこれ、ここ、すごいと思いました。


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本物?

銃とか剣とか!




やはり人気は古着の出店でした。
マダムがたくさん群がってバーゲン状態でしたよ。



目利きの方はここで掘り出し物を探してみるとよいかもですね。






Covert Affairs

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スパイもののドラマや映画はたくさんあるけれど、最近イッキ見したシリーズがこれです。
(最近…といっても、パリ旅行に行く前なので5月くらいですが;;;;)


この作品は、

①主人公がキュート
②イケメンたくさん、美女もたくさん
③世界各地の都市が見られる
④人間関係のドロドロがない
⑤カースタントも見ごたえあり
⑥適度にハラハラドキドキ

という点が、主なる魅力。





主人公アニーは語学に堪能なところ(スーパーマルチリンガル!)を買われてCIAのエージェントになります。



入局というか、訓練所入所前にスリランカで出会って恋に落ちた相手に大失恋して、大丈夫と言いつつも結構引きずっています。



アニーを演じるのはパイパー・ペラーボ。彼女の主演映画コヨーテ・アグリーは、お気に入りの映画の一つです。北欧とラテンの混血の彼女はひたすらキュート。




スパイと言えば銃と暗殺と・・・というダークなイメージですが、彼女はめったに銃を使わないし、窮地に立たされるたびに「そう来るか」と感心する切り抜け方をする、憎めないタイプのスパイです。




というか・・・

キュートだから許されちゃっている感じかも?
FBI、モサド、MI6のエージェントたちも、キュートな彼女に振り回されっぱなしです(笑)





彼女がCIAのエージェントだと知らないお姉さんのダニエルの天然ぶりもキュートです。
スパイなのに、真っ赤な車もキュート(笑)。めちゃめだつのに。




『ボーンアイデンティティ』シリーズのプロデューサーが製作総指揮だそうで、ゆえにキュートなだけでなくアクションも見ごたえあります。交差点高速侵入とか、高級車破壊とかビル爆破とか殺陣(たて)とかも、すごいですよ。






アニーの親友オーギーはもと特殊部隊の隊員で、イラクで爆破のために視力を失ったけれど、点字キーボードと音声システムであらゆる情報を自由に操るITオタク、の一方で、キュートなのでバーに座っているだけで女性のほうから声をかけられまくる細マッチョのモテ男子。





父親がCIAの元重役で、育ちのよい混血のお坊ちゃまエージェントのジェイもアニーにほれちゃっています。




第2シリーズまではアニーのキュートな魅力全開な感じですが、第3シリーズは1話めの衝撃的な事件から、結構シリアスな展開に。第4シリーズもシリアスで、まだそんなヒミツがここまで残ってたのね、です。




第5シリーズで打ちきりらしいですが、日本ではいまのところ第4シーズンまで。









コバート・アフェア シーズン1 バリューパック [DVD]

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a.HesiodListening to the Inspiration of the Muse.Edmond Aman-Jean.small.jpg

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