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TAXI!!! [Paris 2015]

Paradis Latinの帰り道は、電話で呼んでもらったタクシーにて。


黒いタクシーでやってきたのは、イタリア系のおじさん。
「キミたちがお客さんかな?」と英語で。

そうです、といってホテルの名前を言うと、ちょっと待ってねとおじさん、
iPhone出して地図でチェック。


パリは京都みたいに一方通行が多いから、大変ですね。



よーし、わかった、それでは出発~、とタクシーは夜のカルティエ・ラタンに滑り出しました。




どこから来たの? とか、他愛ない話をしていたおじさん、たぶんとてもご機嫌が良かったのでしょうか?


これ知ってるかい? と、お気に入りの曲をかけました。

あっ!










Pump It だ!

ってことは、


「映画の『TAXI』だね!!」
「そうだよ、お気に入りの映画なんだー」


あははは。

おじさん、ノッてきました。
あはは、あは、あは、スピードが上がった(笑)


さすがのハンドルさばきです。
叔母は怖がるかと思いきや、けっこうはしゃいでいます。


夜遊びの人たちがカフェにたむろするのを見て、こんな時間までカフェにいるなんてとかなんとか感想を言う余裕もあります。



ゴゴゴゴゴ~と石畳の道も飛ぶように走り、


カーブでまだわたっている人たちがいるよ~と思いきや絶妙なタイミングですり抜け、

人々も轢かれるとは微塵も思っていない平気な様子です。
勝手によけて行ってよ、みたいな感じ(笑)。



タクのおじさん、気分は映画の主人公。
でもそこはプロ、安全は怠らず(たぶん)早めにブレーキを踏みます。


昼間はお土産屋さんに人が群がるけど、いまや人も見えないリヴォリ通りを疾走、ここが最終ストレートかな。


いつのまにやらパレ・ロワイヤル。

10分もたたずに到着。


おじさん、超ご機嫌。
客を見て(怒らなそうならば)パフォーマンスするのか? (笑)



私も叔母もおじさんのノリノリのお上手な運転に大喜び。
途中からずっと笑い通しでした。




お金を渡したらお釣りをくれるというので、取っといてねというとこれまた大喜びで「ありがとうね~、チャオ、ベッラ~~~!!」と超ご機嫌で去っていきました。




ホテルに戻り叔母と二人、なんかおもしろかったね~、あの運転手さん、とまだちょっと笑い続けていました。



この夜のエンターテイメントのシメだったのかも?



a.HesiodListening to the Inspiration of the Muse.Edmond Aman-Jean.small.jpg

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