黒いおしゃもじ。 [Paris 2015]
パリの街の中を歩いているとよく目にする黒いパネル。
歴史的建造物に指定された建物をあらわす、「パネル・イストワ・ド・パリ」。
(パリの歴史パネル)
私には黒いおしゃもじに見えたけれど、船のオールを表しているらしいです。
フランスの有名な工業デザイナー、フィリップ・スタルク氏のデザインなのだそうです。
このかた多彩でいらして、日本でもセブン・イレブンの文房具とか、ソニーのAV機器用のはめ込み家具などのデザインを手掛けていらっしゃるそうです。
そしてなによりもなによりも私たちが目にしたインパクト200%の彼の作品と言えば…
あれですよ、あれ。金色の・・・
浅草のアサヒビールスーパードライホールの設計!
いま、「あ~ぁ!」とおっしゃったでしょう? o(≧∇≦o)
で、話を戻しますが・・・・
このパネルはシラクさんのアイディアで設置されたとか。
スタルク氏にちなんで「スタルクオーズ」とも呼ばれるらしいです。
767のパネルがパリのあちらこちらに設置されているそうです。
オールと言われればオールに見えてくるのですが、先入観なしに見ると私にはおしゃもじか、もんじゃのヘラみたいに見えちゃいました☆
残念ながら、英語表記もなくフランス語表記だけですが・・・
パリのお散歩歩きの際には、このパネルを探してみるのも楽しいですよ。