Chez Monet 3 [Paris 2015]
モネ家のキッチンは、大家族らしく大きなテーブルがでんと置かれています。
でもなんといってもかわいらしいのはタイル!
セーヌ川に沿って谷側には白亜質の石灰岩が豊富にとれるため、レンガやタイルが多く作られたのですって。
確かに、その辺の家の屋根は薄いオレンジのテラコッタの瓦で、焼きむらなのか微妙に不揃いの色がかえっていい味を出しています。
19世紀半ばか後半まで、森の中で焼いていたのだそうですよ。
それで、装飾用の青いタイルですが。
16~17世紀に中国趣味の影響を受けて、白地に青か、青地に白のタイルがたくさん作られたそうです。
もともとはルネサンス時代のイタリアの影響を受けたルーアンのタイルが有名らしいですが、こちらは柔らかな色合いの小鳥や植物の絵が描かれていたりすます。
ピカピカに磨かれた銅製のお鍋が並べられていて、青いタイルがとても素敵です。
こんなキッチン、いいなぁ~ヾ(*゚▽゚*)ノ
Chez Monet 2 [Paris 2015]
モネが好きだった色は、緑だそうです。
だから家の玄関の階段も、日本庭園風の庭の池に架かる太鼓橋風の橋も緑色。
普通に考えても、かなり大きな家です。
39歳の時、妻が亡くなり、二人の幼い息子がのこりました。
その時すでに、この家に移り住んだ時には再婚していたアリスとその子供たちも、一緒に住んでいたそうです。
詳しくはこれより前に住んでいた家のことについて←こちら。
アリスはモネのパトロンの妻でした。
でもパトロンのオシュデ氏は、破産して家族を捨て、失踪してしまったのです。
6人目の子はまだアリスのおなかの中にいたのですって・・・
妻カミーユは次男の出産で命を落としました。
カミーユとアリスは一緒に暮らしていた時期もあるから、カミーユはアリスにモネと自分の子供たちのことを託したかもしれないですね。
自分の息子たち2人、アリスの子供たち6人、自分たち2人。
計10人の再出発家族。
あ、ちなみに家の中の撮影は自由ですが、フラッシュは厳禁です。
飾られている絵は(もちろん)複製ですが、当時の雰囲気は出ていますね。
43歳(42歳とも)でこの家に住み始めたそうですが、ガイドさんによれば当時の金額でも5億円だか、何億か正確には忘れましたが・・・購入にはとにかくかなりのお金がかかったようですね。
ここを終焉の地と決めたのは、どんな瞬間なのでしょうね。
もともとパリのど真ん中に住んでいたけれど5歳でノルマンディに移り住んでいるので、ノルマンディが馴染み深くて好きだったのでしょうか。
この村はなにも有名なものがなくて、今でもにぎわっているのはこのモネの家のおかげなのだそうです。この家の周りにはお土産屋とかカフェとか小さな雑貨屋があり、すごくかわいい宿屋もありますが・・・交通手段は観光地としてはお世辞にもいいとは言えません。
村はモネの家の観光で周囲の村より収入がちょっと高いのかな?
なーんて、現実的な状況はさておき・・・
川から水を引き、大きな池を作り、異国の草や木や花々を集め、家族と過ごす日々。
家の前は「花の庭」。
道路の向こう側があの「水の庭」。
画家は自分の数々の作品をさておき、この二つの庭が自分の最高傑作だと言ったそうです。
Chez Monet 1 [Paris 2015]
パリじゃないけれど・・・
まずはジヴェルニーのモネの家から。
パリから80㎞くらい、ほぼセーヌ川に沿って下ったノルマンディ地方にあります。
最初はサン・ラザール駅で切符を買って電車で行こうと野望を燃やしましたが・・・
本数が少ないし、現地についてからも交通手段が不便そうなので、
叔母が海外旅行初心者ということもあり、半日バスツアーに参加しました。
自力で行く交通費の3倍ですが、あとになってこれが正解と、つくづく思いました!
新車のバスで1時間半くらい。渋滞もなく定刻通り9:30に到着しました。
途中の風景もセーブルの工場が見えたり、牛が牧場で草を食べていたりと、いい感じです。
団体さん用バスの駐車場近くに、案内図が出ていました。
もうすでに、この案内板の周りから素敵な景色が広がっています。
チケットをもらい、まずはおうちがあるほうに。
道を挟んで家と庭、そしてあの睡蓮の池のある庭とに分かれているのです。
両者は地下道を通って移動します。
では、いざ、家と庭のほうへ。
あらら・アメリカ人のおじいちゃんおばあちゃんのものすごい数の団体さんがいて、なかなか進みません。バスで言うと5台分くらいの団体さんです。
上の写真ではそんなにいないだろう、と思えるでしょうが・・・庭の入口から家の入口までの道はほとんどがカタツムリの大群の行列状態でした。
バスのガイドさんは「この団体、抜かしま~す!」とずんずん追い抜いて行ってしまうので、ついていくので精いっぱい;;;;おじいおばあの間をすり抜けて進みます。
はぐれたおばさんたちがおろおろしていますが、まぁ、行きつく先は家の入り口なので最終的には合流できるので大丈夫です。
そこに中国人の小団体も入り混じり、そこだけは騒がしいです。
とにかく、アメリカのご老体の団体に阻まれて、かなり時間がかかりました。
無造作にぼうぼうと放置気味なのかと思いきや、数人の庭師がシーズン中は花の色に偏りが出ないように考えて、手入れをしているのだそうです。そう聞いてもやはり考えられているようには見えないのですが・・・でも、きれいです。
それにしても広いです。
モネも手入れが大変だったに違いありません。
次は家の中へ入ります。
まずはジヴェルニーのモネの家から。
パリから80㎞くらい、ほぼセーヌ川に沿って下ったノルマンディ地方にあります。
最初はサン・ラザール駅で切符を買って電車で行こうと野望を燃やしましたが・・・
本数が少ないし、現地についてからも交通手段が不便そうなので、
叔母が海外旅行初心者ということもあり、半日バスツアーに参加しました。
自力で行く交通費の3倍ですが、あとになってこれが正解と、つくづく思いました!
新車のバスで1時間半くらい。渋滞もなく定刻通り9:30に到着しました。
途中の風景もセーブルの工場が見えたり、牛が牧場で草を食べていたりと、いい感じです。
団体さん用バスの駐車場近くに、案内図が出ていました。
もうすでに、この案内板の周りから素敵な景色が広がっています。
チケットをもらい、まずはおうちがあるほうに。
道を挟んで家と庭、そしてあの睡蓮の池のある庭とに分かれているのです。
両者は地下道を通って移動します。
では、いざ、家と庭のほうへ。
あらら・アメリカ人のおじいちゃんおばあちゃんのものすごい数の団体さんがいて、なかなか進みません。バスで言うと5台分くらいの団体さんです。
上の写真ではそんなにいないだろう、と思えるでしょうが・・・庭の入口から家の入口までの道はほとんどがカタツムリの大群の行列状態でした。
バスのガイドさんは「この団体、抜かしま~す!」とずんずん追い抜いて行ってしまうので、ついていくので精いっぱい;;;;おじいおばあの間をすり抜けて進みます。
はぐれたおばさんたちがおろおろしていますが、まぁ、行きつく先は家の入り口なので最終的には合流できるので大丈夫です。
そこに中国人の小団体も入り混じり、そこだけは騒がしいです。
とにかく、アメリカのご老体の団体に阻まれて、かなり時間がかかりました。
無造作にぼうぼうと放置気味なのかと思いきや、数人の庭師がシーズン中は花の色に偏りが出ないように考えて、手入れをしているのだそうです。そう聞いてもやはり考えられているようには見えないのですが・・・でも、きれいです。
それにしても広いです。
モネも手入れが大変だったに違いありません。
次は家の中へ入ります。
パリへむかうバス [Paris 2015]
高度がさがり雲がうすく途切れてくると、
眼下には…
畑!
EUの農業国へやってきました。
この明るさで19:30くらい。
知りませんでしたが、入国カード、記入しなくてもいいのですね。ラクになりました。
入国もすいすいっと済ませて、
ロワシーバスでオペラ座へ向かいます。
行きはまだ体力があるものですから(笑)、バスでも大丈夫なのです。
旅行の前は爪は短くします。どうせスーツケースのせいで折れるからです。今回はふだんはしたことない青!
ところで切符はバスも地下鉄も国鉄もみんな同じなのですね。
ジャバラのバスに乗り込み、パリへ。
速い速い(笑)
途中、コンコルドが飾ってあったけれど・・・バス速すぎてiPhone取り出す前に過ぎてしまいました!残念~。
私たちはシャルル・ド・ゴール2から乗りました。1を経由してそこからパリまでノンストップ。1で乗り込んできた 私たちの斜め前の席の二人のおじさん。一人は大声でしゃべり通し。
その後ろの席の母娘(私たちの隣)はスペイン人。パリで暮らす娘を母が訪ねてきた模様。明日は何をするとか楽しそうに話しているけれど、私の乏しいスペイン語知識ではよくわかりません。おしゃべりおじさんの声で会話しづらそう。
私たちの前はフランス人の男の子と、アメリカ人の女の子。男の子が女の子を空港へ迎えに来たみたいです。女の子が国へ里帰りしていたっぽいかんじで英語で話しています。
で、おしゃべりおじさん、フランス語だけれど訛りかな?があって、早口だし、何を言っているのかほとんど聞き取れません。誰それの家に行くとか、そんなくらい。もう一人はゆっくり話す、たぶん(フランス語のアクセントから)外国人。ビジネスマンかな。
ビジネスマン、ふと気づく。
「あ、荷物が一つ足りない」
おしゃべりおじさん(以下、私の想像)、
「なんだって?どこに置き忘れたんだ?」
ビジネスマン、
「きっとバスを待つ列の時かな」
そしてバスの運転手のもとへ。なにやら訊いています。
ここは日本ではない、ということは、荷物が見つかる可能性は絶望的かも?
私と叔母さんは、
「おしゃべりおじさんがしゃべり通してるから、荷物忘れたんだよ、たぶん」
「おしゃべりに夢中でも、忘れるか、ふつう?」
パリへ着くころ、ビジネスマンは運転手に呼ばれました。
タクシーがどうとか言っていたので、またCDG1にとんぼ返り、荷物を探す模様です。
でもすごく落ち着いた様子。たいして大事なものでもなかったのかな?
郊外から街中へ、オスマンビルディングが見えてくるとパリ。
夜の八時でもまだまだ明るいです。
食べて寝てまた食べる移動の一日 [Paris 2015]
機内食です。
今回はJAL。
ハーゲンダッツのミルクアイスがデザートでした。
787-8のスカイカメラはこんな感じでした。
↑ 全行程と、
↑コクピット
そして、3時方向とか6時方向とかも見られます。
私は6時方向で。
ロシアはさすが、雪がとけたとはいえ、川が凍っていました。
なんとかツクとかなんとかカヤとかいう地名がへり、ヨーロッパが見え出した頃、
Airモス。
自分で作って食べるんですって。
ちょうど日本時間夜中の12時にかぶりつきます。それにしても、何もしてないしただ座っているだけなのに、どうしてお腹が減るのでしょう?
モスをぱくついていたのは、デンマークあたりでした(笑)
それから朝ごはんにクロワッサンがでて、三食すべて食べちゃいました。
映画たくさん見ようと思ったのに、チャーリー・モルデカイとベイマックスしか見られなかったです(眠くて)。
ジョックのキャラクター、面白すぎてくぎづけ。どんだけダイハード(笑)
ダヴィンチコードのお坊さん役の人ですね。
ユアン・マクレガーも面白い役でした。
ベイマックスはロボットなのに人間より心優しくて、最後の方は泣けてしまいました。
ということで、食べる寝る食べるのフライトでした。
チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(初回限定版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
ベイマックス MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- メディア: Blu-ray
天気は [Paris 2015]
こちらに来てからほとんど曇りかときどき曇りです。
1日だけ、暑い日がありました。
雨もあったけれど、残念感はないです。むしろ、雨の景色もなかなかでした。
スリの心配もしたけど、スリってどこにいるの?という感じです。iPhoneもひったくられることなく無事だし、どこにいってもフレンドリーで、いけずな人も遭遇していないです(笑)
今日も曇り、足が歩き疲れで連日筋肉痛ですが、実は行く予定の3分の2くらいしかいけてないです。行列に並ばなくてはいけないことを計算していなかったせいです。
早いものであと2日です。
今日はモンマルトルに行ってきます。
タバコの煙は本当に参ります。ワンコたちは大きいのも小さいのもめちゃかわですが、みちばたにププが散乱していて、気をつけないとふみそうです。
それでは、また。
1日だけ、暑い日がありました。
雨もあったけれど、残念感はないです。むしろ、雨の景色もなかなかでした。
スリの心配もしたけど、スリってどこにいるの?という感じです。iPhoneもひったくられることなく無事だし、どこにいってもフレンドリーで、いけずな人も遭遇していないです(笑)
今日も曇り、足が歩き疲れで連日筋肉痛ですが、実は行く予定の3分の2くらいしかいけてないです。行列に並ばなくてはいけないことを計算していなかったせいです。
早いものであと2日です。
今日はモンマルトルに行ってきます。
タバコの煙は本当に参ります。ワンコたちは大きいのも小さいのもめちゃかわですが、みちばたにププが散乱していて、気をつけないとふみそうです。
それでは、また。