SSブログ

モネの家のおみやげやさんにて。 [Paris 2015]

image-20150704190553.png



花のモチーフの香水瓶。
とてもきれい。



image-20150704190801.png



花瓶とか、文鎮とか置き物とか…
アールヌーボー調かな、曲線がいいかんじです。

おみやげやさんは、家のむかって右手、トイレのとなりにあります。

カレンダー、画集、ペンとかノート、しおりなどの文具、マグカップなどの定番商品ももちろんあります。




image-20150704191136.png



これ、面白いでしょう?
パレットに絵の具が絞り出されたデザインのピアスやネックレス。

ちゃんと絞り出した絵具も立体的で、本格的なミニチュア。
・・・それにしても結構なお値段です。





わたし? 何を買ったかですか?



ここでは見るだけでした☆








ジャンプ傘 モネ CAMILIA

ジャンプ傘 モネ CAMILIA

  • 出版社/メーカー: あまの
  • メディア: ホーム&キッチン



1000ピース ジグソーパズル 睡蓮 マイクロピース (26x38cm)

1000ピース ジグソーパズル 睡蓮 マイクロピース (26x38cm)

  • 出版社/メーカー: ビバリー
  • メディア: おもちゃ&ホビー



Monet or the Triumph of Impressionism (25)

Monet or the Triumph of Impressionism (25)

  • 作者: Daniel Wildenstein
  • 出版社/メーカー: Taschen America Llc
  • 発売日: 2010/10
  • メディア: ハードカバー



Monet: Miniature Art Book (Miniature Masterpieces)

Monet: Miniature Art Book (Miniature Masterpieces)

  • 作者: Rh Value Publishing
  • 出版社/メーカー: Random House Value Publishing
  • 発売日: 1992/09/07
  • メディア: ハードカバー



Claude Monet : 1840-1926

Claude Monet : 1840-1926

  • 出版社/メーカー: Parkstone
  • 発売日: 2005/04/27
  • メディア: Kindle版






水の庭 1 [Paris 2015]

ホントにいい季節です。
どこを見ても心がなごみます。


DSCN0133_R.JPG


団体用の大型バスの駐車場入り口から5分ほど歩けば、モネの家と庭に着きます。

image-20150623092644.png



もうすでに瀟洒な水の風景。


それにしても、つくづく思いました。
バスで来てよかった~と。

海外旅行初心者を連れて電車で来て地元バスに乗り換えてこの村にたどり着くのは、さぞかし大変だったことでしょうから、自力でたどりつく4倍の金を払ってでも(下世話な話ですが)これでよかったと。


地元のバスは本数が少ないうえに帰りは人が集中するため、乗れないこともあると体験談で読んでいたので、やはりパリから直通の観光バスに便乗するのがラクです。

もっとも、一日か泊りがけでルーアンのほうへ足を延ばすならば、国鉄もよいでしょう。

image-20150623092716.png



家と花の庭から、道路の地下道をくぐり向う側へ。

いよいよ水の庭へ向かいます。

image-20150623092852.png



この景色は、きっと当時から同じ光の加減なのでしょう。


竹林がなんか、懐かしい感じです。

DSCN0145_R.JPG



藤棚もあります。
モネが浮世絵で見た丹塗りの太鼓橋が、彼のアレンジでお気に入りの緑色の橋に。
日本の「あを」とはちょっと違う、鮮やかなミドリ色。
光の加減が違うから、ミドリ色も違って見えます。


藤と言えば日本の花ですが、ヨーロッパでも愛されているようです。
英語ではウィステリアと言いますね。


image-20150623092944.png



太鼓橋から見た、よく絵に描かれている景色とは反対側の景色。
ちょと地味。


それにしても、アングルも何も、写真のセンスがなくてすみませ~~~ん。
団体客が写らないように撮るのに必死で・・・(笑)
つぎつぎに後ろから小突かれて押し出されるのもですから・・・(いえ、それだけじゃなくてホントにセンスがないだけなのですが)。

image-20150623093018.png



さて、いよいよ、あの有名な風景へ。

水の庭 0 [Paintings]

monetwaterlily1.jpg



モネは一番目の妻のカミーユを亡くしてから、少し画風が変わったといわれます。



Claude_Monet_Water_Lilies_Toledo.jpg




貧しく苦しい時代を共にした、結婚期間は短かったものの恋人期間の長かった最愛の妻。



mo8.jpg




二番目の息子を生んでまもなく、ヴェトイユでなくなってしまったのです。
その死の床で、モネと正式な結婚式を挙げていなかったカミーユとの司祭立会いの結婚をすすめたのは、のちに2番目の妻となるアリスだったそうです。



mo4.jpg




モネの貧しく、もっとも幸せだった時代。
それはアルジャントゥイユの親子3人の暮らしだったのかもしれません。
そしてたぶん、ジヴェルニーでの大家族での暮らしは、彼の人生でもっとも穏やかで平穏な時代でしょうか。


Claude-Monet-The-Water-Lily-Pond-7239.jpg




二番目の妻と結婚して、その連れ子たちも含めて合計8人の子供たちを養い、絵も認められジュヴェルニーに家を買いました。ようやく余裕のある暮らしを始めても、心の奥底では、亡き妻の面影を抱きつづけました。



mo1.jpg




二番目の妻の連れ子、自分の長男、そして二番目の妻の死。
家族の多くが、彼をのこして亡くなりました。



galler2.jpg





いつしか人物画が少なくなってきて、彼は風景画を多く描くようになりました。
なかでも、水辺の風景、特に睡蓮の花に惹かれたようです。



Claude_Monet_-_Water_Lilies.jpg





白内障を抱えながら、モネは水の庭を描きつづけます。その数は300点にも及ぶと言います。
5人の庭師を雇い、珍しい草花を植え、モネはひたすら、花を描きつづけました。


galler2.jpg




水はどこか、人間を惹きつけます。



Claude-Monet-Water-Lilies-1908-8810.jpg




モネが水に惹かれたのは、その向こうに亡き家族の面影を求めたからなのかもしれません。
水の庭で、モネは亡くなるまで睡蓮を描きつづけました。



Claude-Monet-Nature-Water-Plants-Flowers-Modern-Age-Impressionism.jpg



亡きいとしき人たちの面影を求めて、水の庭で・・・


claude-monet-lilies.jpg





Chez Monet 3 [Paris 2015]

image-20150623092231.png



モネ家のキッチンは、大家族らしく大きなテーブルがでんと置かれています。
でもなんといってもかわいらしいのはタイル!


image-20150623092255.png




セーヌ川に沿って谷側には白亜質の石灰岩が豊富にとれるため、レンガやタイルが多く作られたのですって。



確かに、その辺の家の屋根は薄いオレンジのテラコッタの瓦で、焼きむらなのか微妙に不揃いの色がかえっていい味を出しています。

19世紀半ばか後半まで、森の中で焼いていたのだそうですよ。


image-20150623092344.png



それで、装飾用の青いタイルですが。

16~17世紀に中国趣味の影響を受けて、白地に青か、青地に白のタイルがたくさん作られたそうです。

もともとはルネサンス時代のイタリアの影響を受けたルーアンのタイルが有名らしいですが、こちらは柔らかな色合いの小鳥や植物の絵が描かれていたりすます。


image-20150623092407.png



ピカピカに磨かれた銅製のお鍋が並べられていて、青いタイルがとても素敵です。
こんなキッチン、いいなぁ~ヾ(*゚▽゚*)ノ

Chez Monet 2 [Paris 2015]

image-20150618103334.png



モネが好きだった色は、緑だそうです。
だから家の玄関の階段も、日本庭園風の庭の池に架かる太鼓橋風の橋も緑色。




image-20150618103555.png




普通に考えても、かなり大きな家です。
39歳の時、妻が亡くなり、二人の幼い息子がのこりました。
その時すでに、この家に移り住んだ時には再婚していたアリスとその子供たちも、一緒に住んでいたそうです。

詳しくはこれより前に住んでいた家のことについて←こちら。


アリスはモネのパトロンの妻でした。
でもパトロンのオシュデ氏は、破産して家族を捨て、失踪してしまったのです。
6人目の子はまだアリスのおなかの中にいたのですって・・・


DSCN0113_R.JPG


妻カミーユは次男の出産で命を落としました。
カミーユとアリスは一緒に暮らしていた時期もあるから、カミーユはアリスにモネと自分の子供たちのことを託したかもしれないですね。


自分の息子たち2人、アリスの子供たち6人、自分たち2人。
計10人の再出発家族。



DSCN0114_R.JPG




あ、ちなみに家の中の撮影は自由ですが、フラッシュは厳禁です。


DSCN0116_R.JPG



飾られている絵は(もちろん)複製ですが、当時の雰囲気は出ていますね。


iphone/image-20150623093203.pngiphone/image-20150623093229.png


43歳(42歳とも)でこの家に住み始めたそうですが、ガイドさんによれば当時の金額でも5億円だか、何億か正確には忘れましたが・・・購入にはとにかくかなりのお金がかかったようですね。


DSCN0117_R.JPG



ここを終焉の地と決めたのは、どんな瞬間なのでしょうね。
もともとパリのど真ん中に住んでいたけれど5歳でノルマンディに移り住んでいるので、ノルマンディが馴染み深くて好きだったのでしょうか。



この村はなにも有名なものがなくて、今でもにぎわっているのはこのモネの家のおかげなのだそうです。この家の周りにはお土産屋とかカフェとか小さな雑貨屋があり、すごくかわいい宿屋もありますが・・・交通手段は観光地としてはお世辞にもいいとは言えません。


村はモネの家の観光で周囲の村より収入がちょっと高いのかな?
なーんて、現実的な状況はさておき・・・




川から水を引き、大きな池を作り、異国の草や木や花々を集め、家族と過ごす日々。
家の前は「花の庭」。
道路の向こう側があの「水の庭」。

画家は自分の数々の作品をさておき、この二つの庭が自分の最高傑作だと言ったそうです。



DSCN0125_R.JPG








Chez Monet 1 [Paris 2015]

パリじゃないけれど・・・

まずはジヴェルニーのモネの家から。
パリから80㎞くらい、ほぼセーヌ川に沿って下ったノルマンディ地方にあります。

最初はサン・ラザール駅で切符を買って電車で行こうと野望を燃やしましたが・・・
本数が少ないし、現地についてからも交通手段が不便そうなので、
叔母が海外旅行初心者ということもあり、半日バスツアーに参加しました。
自力で行く交通費の3倍ですが、あとになってこれが正解と、つくづく思いました!


image-20150616103023.png


新車のバスで1時間半くらい。渋滞もなく定刻通り9:30に到着しました。
途中の風景もセーブルの工場が見えたり、牛が牧場で草を食べていたりと、いい感じです。


image-20150616103037.png



団体さん用バスの駐車場近くに、案内図が出ていました。
もうすでに、この案内板の周りから素敵な景色が広がっています。



チケットをもらい、まずはおうちがあるほうに。
道を挟んで家と庭、そしてあの睡蓮の池のある庭とに分かれているのです。
両者は地下道を通って移動します。

では、いざ、家と庭のほうへ。


image-20150616103107.png



DSCN0106_R.JPG




あらら・アメリカ人のおじいちゃんおばあちゃんのものすごい数の団体さんがいて、なかなか進みません。バスで言うと5台分くらいの団体さんです。

上の写真ではそんなにいないだろう、と思えるでしょうが・・・庭の入口から家の入口までの道はほとんどがカタツムリの大群の行列状態でした。


DSCN0107_R.JPG



バスのガイドさんは「この団体、抜かしま~す!」とずんずん追い抜いて行ってしまうので、ついていくので精いっぱい;;;;おじいおばあの間をすり抜けて進みます。


はぐれたおばさんたちがおろおろしていますが、まぁ、行きつく先は家の入り口なので最終的には合流できるので大丈夫です。


DSCN0108_R.JPG



そこに中国人の小団体も入り混じり、そこだけは騒がしいです。
とにかく、アメリカのご老体の団体に阻まれて、かなり時間がかかりました。


DSCN0126_R.JPG


DSCN0131_R.JPG



DSCN0130_R.JPG




無造作にぼうぼうと放置気味なのかと思いきや、数人の庭師がシーズン中は花の色に偏りが出ないように考えて、手入れをしているのだそうです。そう聞いてもやはり考えられているようには見えないのですが・・・でも、きれいです。


それにしても広いです。
モネも手入れが大変だったに違いありません。


次は家の中へ入ります。

パリへむかうバス [Paris 2015]

image-20150610114842.png


高度がさがり雲がうすく途切れてくると、
眼下には…


image-20150610115047.png


畑!


EUの農業国へやってきました。


この明るさで19:30くらい。

知りませんでしたが、入国カード、記入しなくてもいいのですね。ラクになりました。

入国もすいすいっと済ませて、



image-20150610115247.png



ロワシーバスでオペラ座へ向かいます。

行きはまだ体力があるものですから(笑)、バスでも大丈夫なのです。




image-20150610115438.png



旅行の前は爪は短くします。どうせスーツケースのせいで折れるからです。今回はふだんはしたことない青!

ところで切符はバスも地下鉄も国鉄もみんな同じなのですね。

ジャバラのバスに乗り込み、パリへ。

速い速い(笑)
途中、コンコルドが飾ってあったけれど・・・バス速すぎてiPhone取り出す前に過ぎてしまいました!残念~。

私たちはシャルル・ド・ゴール2から乗りました。1を経由してそこからパリまでノンストップ。1で乗り込んできた 私たちの斜め前の席の二人のおじさん。一人は大声でしゃべり通し。

その後ろの席の母娘(私たちの隣)はスペイン人。パリで暮らす娘を母が訪ねてきた模様。明日は何をするとか楽しそうに話しているけれど、私の乏しいスペイン語知識ではよくわかりません。おしゃべりおじさんの声で会話しづらそう。

私たちの前はフランス人の男の子と、アメリカ人の女の子。男の子が女の子を空港へ迎えに来たみたいです。女の子が国へ里帰りしていたっぽいかんじで英語で話しています。

で、おしゃべりおじさん、フランス語だけれど訛りかな?があって、早口だし、何を言っているのかほとんど聞き取れません。誰それの家に行くとか、そんなくらい。もう一人はゆっくり話す、たぶん(フランス語のアクセントから)外国人。ビジネスマンかな。

ビジネスマン、ふと気づく。
「あ、荷物が一つ足りない」

おしゃべりおじさん(以下、私の想像)、
「なんだって?どこに置き忘れたんだ?」

ビジネスマン、
「きっとバスを待つ列の時かな」
そしてバスの運転手のもとへ。なにやら訊いています。

ここは日本ではない、ということは、荷物が見つかる可能性は絶望的かも?

私と叔母さんは、
「おしゃべりおじさんがしゃべり通してるから、荷物忘れたんだよ、たぶん」
「おしゃべりに夢中でも、忘れるか、ふつう?」


パリへ着くころ、ビジネスマンは運転手に呼ばれました。
タクシーがどうとか言っていたので、またCDG1にとんぼ返り、荷物を探す模様です。
でもすごく落ち着いた様子。たいして大事なものでもなかったのかな?


郊外から街中へ、オスマンビルディングが見えてくるとパリ。
夜の八時でもまだまだ明るいです。



食べて寝てまた食べる移動の一日 [Paris 2015]

image-20150609144136.png



機内食です。
今回はJAL。

ハーゲンダッツのミルクアイスがデザートでした。


image-20150609144340.png


787-8のスカイカメラはこんな感じでした。



image-20150609144644.png

↑ 全行程と、



image-20150609144734.png

↑コクピット

そして、3時方向とか6時方向とかも見られます。

私は6時方向で。



image-20150609144921.png




image-20150609144956.png


ロシアはさすが、雪がとけたとはいえ、川が凍っていました。

なんとかツクとかなんとかカヤとかいう地名がへり、ヨーロッパが見え出した頃、



image-20150609145309.png


image-20150609145327.png


Airモス。

自分で作って食べるんですって。
ちょうど日本時間夜中の12時にかぶりつきます。それにしても、何もしてないしただ座っているだけなのに、どうしてお腹が減るのでしょう?

image-20150609145622.png


モスをぱくついていたのは、デンマークあたりでした(笑)

それから朝ごはんにクロワッサンがでて、三食すべて食べちゃいました。

映画たくさん見ようと思ったのに、チャーリー・モルデカイとベイマックスしか見られなかったです(眠くて)。

ジョックのキャラクター、面白すぎてくぎづけ。どんだけダイハード(笑)
ダヴィンチコードのお坊さん役の人ですね。

ユアン・マクレガーも面白い役でした。

ベイマックスはロボットなのに人間より心優しくて、最後の方は泣けてしまいました。

ということで、食べる寝る食べるのフライトでした。






チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(初回限定版) [Blu-ray]

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(初回限定版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray



ベイマックス MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ベイマックス MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: Blu-ray



天気は [Paris 2015]

こちらに来てからほとんど曇りかときどき曇りです。

1日だけ、暑い日がありました。
雨もあったけれど、残念感はないです。むしろ、雨の景色もなかなかでした。

スリの心配もしたけど、スリってどこにいるの?という感じです。iPhoneもひったくられることなく無事だし、どこにいってもフレンドリーで、いけずな人も遭遇していないです(笑)

今日も曇り、足が歩き疲れで連日筋肉痛ですが、実は行く予定の3分の2くらいしかいけてないです。行列に並ばなくてはいけないことを計算していなかったせいです。

早いものであと2日です。
今日はモンマルトルに行ってきます。

タバコの煙は本当に参ります。ワンコたちは大きいのも小さいのもめちゃかわですが、みちばたにププが散乱していて、気をつけないとふみそうです。

それでは、また。
image-20150602071129.png

喘息持ちには優しくないところ。 [Paris 2015]

忘れていました。
この街は、至る所でたばこをふかす人たちで溢れています。

歩いていると副流煙を吸い込み続けるはめになり、咳がでます。

喘息持ちにはつらいです( ;´Д`)




image-20150530052548.png

a.HesiodListening to the Inspiration of the Muse.Edmond Aman-Jean.small.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。