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カルーゼル広場からテュイルリへ。 [Paris 2015]

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ルーヴルからなんとなく西側に歩けば、カルーゼル凱旋門が見えてきます。
パリには凱旋門は3つあります。

カルーゼル、エトワールに、正式には「凱旋門」ではないけれど凱旋門モドキとでも言おうか、新凱旋門グランダルシュ。


カルーゼルの凱旋門は、1806年にその前に年のナポレオンのオステルリッツの戦いの勝利を祝って記念として作られたそうです。


優雅なコリント様式の柱を持つバラ大理石の門。
いろいろな象徴が盛り込まれた力作でしたが・・・

ピンク色なのと迫力に欠ける大きさ(19mの高さ)がお気に召さず、同年、エトワール凱旋門を作られたのだそうです。


あちらは50mの高さ。完成に30年の歳月を要しました。



こちらはこちらで、優雅でいいと思いますが。








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芝の上では人々が日向ぼっこしています。


てか、


ホントにすごい風で白砂がぐるぐると舞っています!
植込みのあたりがぼんやり白いのは、砂が風で舞っているからです!
すごいでしょう?





人々は・・・・気にしていない様子です;;;





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カルーゼル広場を抜けるとテュイルリ庭園につながっています。
ここも白砂が猛烈に吹き荒れています!
並木の陰を風をよけながらオランジュリに向かいます。




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ええ、恥ずかしくはありませんよ。
太陽アレルギーなので、日傘をさして顔にはタオルです。
風が強すぎて日傘をたたみ、サングラスとタオルで重装備!


しまった・・・



オランジュリまでは結構遠かったのです・・・・

Les Nymphéas [Paintings]

テュイルリ宮殿は、カトリーヌ・ド・メディシスによって建てられましたが火事で焼失、今では庭だけが残っています。

その片隅にあるのがオランジュリ美術館。


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もとはテュイルリのオレンジの温室だったから、その名がついたようです。
1926年にモネは86歳で亡くなりました。
生前に彼は睡蓮の絵をフランスに寄贈する約束を、クレマンソーとまとめていました。


そして1927年にモネの睡蓮を自然光で展示することを目的に、オレンジの木を取り除いて美術館にされたらしいです。



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Les Nymphéasとは、モネが作った言葉だと聞いたことがあります。


その展示室に入ると、あの有名ななが~い睡蓮が。


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いやもう、午後3時、人でごった返す部屋ではほかの人が入らないように撮るのが精いっぱいです。



午前中に開館とともに入ればけっこうゆっくり見られるらしいですので、訪れる予定の方は朝一番がよろしいかと思います。


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モネは光にこだわり続け、亡くなるまでの31年間に多くの睡蓮の絵を遺しました。
彼のこだわりを考慮した展示の仕方なんて、粋ですね。



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朝の睡蓮の池・・・ 




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ずっと眺めていたくなります。


TAXI!!! [Paris 2015]

Paradis Latinの帰り道は、電話で呼んでもらったタクシーにて。


黒いタクシーでやってきたのは、イタリア系のおじさん。
「キミたちがお客さんかな?」と英語で。

そうです、といってホテルの名前を言うと、ちょっと待ってねとおじさん、
iPhone出して地図でチェック。


パリは京都みたいに一方通行が多いから、大変ですね。



よーし、わかった、それでは出発~、とタクシーは夜のカルティエ・ラタンに滑り出しました。




どこから来たの? とか、他愛ない話をしていたおじさん、たぶんとてもご機嫌が良かったのでしょうか?


これ知ってるかい? と、お気に入りの曲をかけました。

あっ!










Pump It だ!

ってことは、


「映画の『TAXI』だね!!」
「そうだよ、お気に入りの映画なんだー」


あははは。

おじさん、ノッてきました。
あはは、あは、あは、スピードが上がった(笑)


さすがのハンドルさばきです。
叔母は怖がるかと思いきや、けっこうはしゃいでいます。


夜遊びの人たちがカフェにたむろするのを見て、こんな時間までカフェにいるなんてとかなんとか感想を言う余裕もあります。



ゴゴゴゴゴ~と石畳の道も飛ぶように走り、


カーブでまだわたっている人たちがいるよ~と思いきや絶妙なタイミングですり抜け、

人々も轢かれるとは微塵も思っていない平気な様子です。
勝手によけて行ってよ、みたいな感じ(笑)。



タクのおじさん、気分は映画の主人公。
でもそこはプロ、安全は怠らず(たぶん)早めにブレーキを踏みます。


昼間はお土産屋さんに人が群がるけど、いまや人も見えないリヴォリ通りを疾走、ここが最終ストレートかな。


いつのまにやらパレ・ロワイヤル。

10分もたたずに到着。


おじさん、超ご機嫌。
客を見て(怒らなそうならば)パフォーマンスするのか? (笑)



私も叔母もおじさんのノリノリのお上手な運転に大喜び。
途中からずっと笑い通しでした。




お金を渡したらお釣りをくれるというので、取っといてねというとこれまた大喜びで「ありがとうね~、チャオ、ベッラ~~~!!」と超ご機嫌で去っていきました。




ホテルに戻り叔母と二人、なんかおもしろかったね~、あの運転手さん、とまだちょっと笑い続けていました。



この夜のエンターテイメントのシメだったのかも?



Paradis Latin [Paris 2015]

春の終わり? あるいは初夏のパリ。
夜のとばりが降りるのはかなり遅め。



ちょっとおしゃれをして、私と叔母は夜遊びに出かけました。
予約しておいた、パラディ・ラタンのワンシャンパングラス付きのナイトショー。




カルティエ・ラタンにもともとはテアトル・ラタンという名で存在していたそうですが、火事で全焼、その後あのエッフェルさんによって再建されたそうです。一時閉鎖されていたそうですが、今ではキャバレーとして健在です。




100年以上たっているので、黒いおしゃもじで歴史的建造物に指定されています。


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ディナー付の人たちのディナーが終わると、ショーが始まります。
英語サイトで予約すると、日本語サイトのシャンパンなしと同じ値段で、ワングラスシャンパンがつきます♡



受付でバウチャーをわたし、ようこそいらっしゃいましたとスタッフの方々に笑顔で迎えられ、キュートなギャルソンに案内されて中へ。




ステージに面した中央フロアでは、ディナーを終えた人たちが満足げに談笑していました。
ショーのみの人たちは、コの字の外側の席へ。私たちはステージから見て右手の、結構見やすい席。
ちゃんと名前入りのカードが置かれていましたよ。


シャンパンを注いでもらってしばらくするとショーの始まりです。



なぜシャンゼリゼ通りとかモンマルトルの超有名どころにしなかったのかというと、左岸のほうが治安はいいし、パラディ・ラタンは小さめだからアットホームな感じだと紹介されていたからです。
キャバレー初心者ですから、ね。



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ダンサーさんたちはみんなキレイ。
ミスターレディのおねえさんもめちゃめちゃ美しかったです。



司会者はフランス語と英語の2か国語で進行。
私は叔母さんに通訳。




インド人とブラジル人の2大団体さん、それにオーストラリア、ニュージーランド、カナダ人。
なんとこの夜、日本人は私たち二人だけ。
司会者が「日本からようこそ~」と各国人へ歓迎のあいさつをします。



私たちの前の席のニュージーランド人の女子がiPadでショーを盗撮。
ギャルソンに注意されても何度も繰り返していました。プロに対して失礼ですよね。
この女子、となりにいた父親にもやめないさと注意されていました。母親は何も言わず。


私はいかなかったけれど、叔母さんがトイレに行きました。赤いじゅうたん敷き詰めたらせん階段を下りて行ってなんかすごかった!と言っていました(笑)。



ショーの中で日本のバイクが出てきました。
空中ブランコは客席の真上で技を披露します。
ものすごく軸の高い一輪車のおじさんのショーもすごかったです。


そしてフレンチカンカン。
小学校の時、よく運動会でかかってたあの曲!


出演者総出のグラン・フィナーレの白い衣装がキレイでした。
21:30から1時間ちょっと、おもしろかったです。


ショーが終わるとトリックスターや司会者がお見送りしてくれます。
帰りはクロークのお兄さんにお願いして、タクシーを呼んでもらいました。


楽しい夜でした。







↑   動画の後半のショウは、現在はテーマが違ってやっていませんが、前半の楽屋編では、私たちが見たショウに出演していたダンサーさんたちが映っています!




黒いおしゃもじ。 [Paris 2015]

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パリの街の中を歩いているとよく目にする黒いパネル。

歴史的建造物に指定された建物をあらわす、「パネル・イストワ・ド・パリ」。
(パリの歴史パネル)




私には黒いおしゃもじに見えたけれど、船のオールを表しているらしいです。


フランスの有名な工業デザイナー、フィリップ・スタルク氏のデザインなのだそうです。


このかた多彩でいらして、日本でもセブン・イレブンの文房具とか、ソニーのAV機器用のはめ込み家具などのデザインを手掛けていらっしゃるそうです。


そしてなによりもなによりも私たちが目にしたインパクト200%の彼の作品と言えば…


あれですよ、あれ。金色の・・・



浅草のアサヒビールスーパードライホールの設計!
いま、「あ~ぁ!」とおっしゃったでしょう? o(≧∇≦o)






で、話を戻しますが・・・・





このパネルはシラクさんのアイディアで設置されたとか。
スタルク氏にちなんで「スタルクオーズ」とも呼ばれるらしいです。


767のパネルがパリのあちらこちらに設置されているそうです。


オールと言われればオールに見えてくるのですが、先入観なしに見ると私にはおしゃもじか、もんじゃのヘラみたいに見えちゃいました☆



残念ながら、英語表記もなくフランス語表記だけですが・・・
パリのお散歩歩きの際には、このパネルを探してみるのも楽しいですよ。


村の風景 3  (と、迷子のおばさんたち) [Paris 2015]

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別のカフェ発見。


農家カフェ?みたいです。


前庭は畑、畑は日本と見た目はまったく同じ!
数種類の野菜が育っていました。


おくの母屋がカフェのようで、軽食も摂ることができるようですね。



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ホントになにもない牧歌的な風景です。


私が訪れた緑の季節はお散歩には最適ですが、もうすでに7月は猛暑のようなので、熱中症には気を付けないといけないですね。


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ほんの2時間ほどの滞在でしたが、地方の景色を堪能できてよかったと思いました。
長年訪れたかったモネの家も庭も見られたし、満足です。



駐車場に咲いていた菜の花!
なんと、まだまだ満開でした。


やはり5月は・・・春?
あ、右手はオートキャンプ場かキャンピングカー専用駐車場でした。


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ちなみに・・・・最後の最後にハプニング発生~!



このあと、1組のおばさんのグループが道に迷ったとかで20分も遅れてきました。
探しに行ったガイドさん、大変だったことでしょう。

後ろの席のおばさんは「困っちゃうわ、予定が狂っちゃうわ、どうしてくれるのよ」と普通の大きさの声でぶつぶつ文句を言っていました。たしかに、そのとおりですね。


結果、この遅刻のため帰りの道では渋滞に巻き込まれてしまいトータル1時間は遅れ、バスの運転手さんは次の仕事に遅刻しそうになりました。



後ろのおばさん、強し!(たぶん、旅慣れているのでしょう、そんなかんじ)
遅刻グループにあからさまなブーイング浴びせています。



気の小さい私は迷子のおばさんたちがバスに乗ってきたときに「見つかってよかったな」とは思いましたが、後ろの席のおばさんのようにあからさまなブーイングしたり文句を言ったりすることができませんでした;;;


だって・・・自分だって、そういうヘマをしでかす可能性があるので・・・
(なにせ迷子常習犯なので、私は団体行動の時には時間に余裕を持たせてちゃんと気を遣っていますけどね)



でも同情の余地なく、迷子のおばさんたちもけっこう「何か」が厚かった ( ←さて、何が厚かったのかはみなさんおわかりでしょう?)。


遅れてきたことは謝ったけれど、あまり申し訳なくなさそうでいちおう言ったってかんじ。

その後リーダー的おばさんがガイドさんを独占。自分たちが知りたい情報をどんどん質問して、解散前にオルセー美術館への行き方をずっと訊いて引き止め、皆さんの時間を奪い続けていました(解散してから訊けばいいのに、自分たちの時間は無駄にはしたくなかったようです)。


そこにほかの参加者に対する遠慮や気配りはみじんもなく・・・
自分たちのことだけ!


4,5人のグループでしたが、その中の一人のおばさんは「群れ」に遅れまいと、ほかの人を押しのけてリーダーについていくのに必死そうでおどおど・・・リーダーが怖いのか、旅を楽しめているのか・・・謎です。(私も押しのけられました、二度ほど)


やっぱ団体はイヤだな・・・自分勝手な人がいる限りは・・・と



あらためて思ってしまいました。



てか、


オルセー美術館の行き方くらい、ガイドブック見ればいいやん・・・ではないですか?
載っていないガイドブックはないだろうと思いますが?
(でも気が小さいので言えませんでした)





さて、やっと次回からはパリです(やっとね)!

村の風景 2 [Paris 2015]

ジヴェルニー村は、人口500人ほどだそうです。
その何十倍もの観光客が日々やってくるのですね。


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セーヌ川とエプト川の合流地点にあるそうですが、モネの水の庭は、このエプト川から水を引いているのだそうです。


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半世紀でもほんの150人ほどの人口が増えたくらいで、モネが移住してその村の名が世界でも知られるようになったようですね。村人は「ジヴェルノワ」と呼ばれるそうですが(なんかかっこいい)、宿とかお土産屋とかカフェで生計を立てている人もいるようです。



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長くのびる道をモネの家とは反対側に15分か20分くらい歩けば小さな教会があって、そこにモネのお墓があるそうです。


行きたかったけれど・・・バスの集合時間を考えると往復40分くらいかかるのはちょっとキツそうだったのでやめました。



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ほかのおうちもモネの色に合わせているのでしょうか? それとも偶然なのかな?
扉が緑色。



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これからは暑くなってくるので、日傘や帽子も売られていました。
睡蓮の模様の傘もありますね。
このお店、ツタの絡まる塀の上のほうに青い箱が取りつけてあって・・・




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そこからシャボン玉がぷぷぷっと出ていました。




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カフェも田舎の雰囲気ばっちりです。
ゆっくりお茶する時間があればよかったなぁと思います。
あ、アメリカのおばさまがばっちりカメラ目線で写っていらっしゃいます(笑)




ちなみに・・・

左下の標識のヴェルノンですが、最寄りの国鉄の駅です。
そこからバスが出ていますが、本数が少なめ。


駅前のカフェでレンタサイクルすることもできるそうです(裏ワザ)。
ヴェルノン駅から歩けば1時間はかかるそうです。散歩道もけっこう素敵だと体験者談にありました。



でももうすぐ集合時間なので、団体さん専用のバスの駐車場に戻ることにします。


村の風景 1 [Paris 2015]

モネの家を出ると、周りにはちらほらとお土産屋さんやカフェが見られます。
かわいいおうちを発見! と思ったらこれはお土産屋さんでした。

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この庭を見ただけでも癒されます。

花のある玄関、訪問が楽しくなりそうです。




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ちょっと離れてみてみるとこんなかんじ。



角で二人のおばさんたちが・・・


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「ちょっと、孫にお土産買ってきたのよ」
「あら、いいじゃない」
「フランスって感じがするわね」


などと言っていたかは不明・・・ですが(笑)いや、そうじゃなくて、


通りすぎたクラシックカーを撮ろうとしたのですが、遅くなってこのようになってしまいました。
残念~。






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ツタの絡まる石塀がすてきです。屋根が変わっていますね。
どうしたらこんなデザインになるのかな?

こうして周りを見ると、先ほど見てきたモネの家の大きさはご近所さんの中でも一番でしょうか。
ほかは石造りなのに、モネの家は木造でしたが、それもなぜなのでしょう?




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それにしても、住んだこともないし文化も違うし、自分の生活環境も全く違うところに好感を持つって、どういうことなのでしょうね?いつも不思議に思います。




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さてさて、

ジヴェルニーの村、もうすこしお散歩してみましょう~。

あめ [Lorem ipsum (創作)]

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Il pleut ce soir.



雨のパリは嫌いじゃない

木漏れ日がさす石畳を散歩するのもいいけれど

雨に濡れた夜の石畳もいい




カルティエ・ラタンの石畳に跳ね返る雨音は

それだけで音楽みたい



モンマルトルのふもとで

カフェの日よけを伝う雨のしずくを眺めるのも好き



昼は賑やかなサントノレ通りの

夜明け前のしじまに伴奏するみたいな

夜想曲みたいな雨もいい









水の庭 2 [Paris 2015]

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年を取ってからのモネは、白内障を患ったそうです。




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だから大好きな緑色も、だんだんくすんで赤茶けて見えるようになりました。
周囲からは手術を勧められるも、万が一の失明が頭をよぎると、なかなか手術に踏み切れません。

緑いろを失ったままか、すべてを失うか。
年老いた画家にとっては、究極の選択だったことでしょう。



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画家が好きな色を表現できないことは、とてもつらいことだと思います。




手術の結果は成功でした。
そして彼は80代で亡くなるまで、水の庭を描き続けました。




さて・・・


五月の終わりの水の庭は、睡蓮のつぼみがあちこちから顔を出し始めてはいたものの、残念ながら咲き誇る様子を見ることはできませんでした。




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庭師さんが小舟に乗って水中の藻を除去していました。
作業中ながら景色に溶け込んでいるので、彼もまるで一枚の絵の中の不可欠な素材のようです。




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よく見ると睡蓮の葉の間でカエルたちが気持ちよさそうに鳴いています。
人間にとっては鳴いているだけにきこえるのかも?
でも彼らにとってはラブソングを歌っているのかもしれません。




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5月は春の終わりでしょうか?
午前中はまだすこし肌寒さが感じられます。




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でも太陽が上がるにつれて、じょじょに暖かくなってくるのです。
この季節、気温が一番高くなるのは14時から16時の間くらいだったと思います。


水面は太陽の高さや雲の陰り具合によって、刻々と表情を変えてゆきます。
好きな場所にイーゼルを置いて、モネは黙々と水面を描き続けたのでしょうか。




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水には形がないので、いくら描いても描ききれるものではないのでしょう。
水という流動的なものの一瞬をとらえることは、カメラでも絵でもとても難しいものだと思います。





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この庭に棲んでいるカエルたちは、幸せかもしれません。
だってこんな広い庭に、のびのびと暮らせるのですから。

動画を撮ってみました。
とても短いし、ブレブレだし、隣にいたアメリカ人のおばさんたちの声もばっちり入ってしまっていますが、この庭の雰囲気を感じていただけるかと思います。













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