Chez Monet 3 [Paris 2015]
モネ家のキッチンは、大家族らしく大きなテーブルがでんと置かれています。
でもなんといってもかわいらしいのはタイル!
セーヌ川に沿って谷側には白亜質の石灰岩が豊富にとれるため、レンガやタイルが多く作られたのですって。
確かに、その辺の家の屋根は薄いオレンジのテラコッタの瓦で、焼きむらなのか微妙に不揃いの色がかえっていい味を出しています。
19世紀半ばか後半まで、森の中で焼いていたのだそうですよ。
それで、装飾用の青いタイルですが。
16~17世紀に中国趣味の影響を受けて、白地に青か、青地に白のタイルがたくさん作られたそうです。
もともとはルネサンス時代のイタリアの影響を受けたルーアンのタイルが有名らしいですが、こちらは柔らかな色合いの小鳥や植物の絵が描かれていたりすます。
ピカピカに磨かれた銅製のお鍋が並べられていて、青いタイルがとても素敵です。
こんなキッチン、いいなぁ~ヾ(*゚▽゚*)ノ
青磁風のタイルも素晴らしいですが
銅製の食器や調理具も素晴らしいです。
今まさに、銅のカップで美味しいお酒を頂いています。
by 井関 太郎 (2015-07-01 00:15)
知らない世界を身近なもののように紹介してくださる写真と文章、
モネ家が親戚の家みたいな気がしてきました(^_^;)
by ojioji (2015-07-01 07:49)