Verrou [Paintings]
ジャン・オノレ・フラゴナールは、南仏グラース生まれの画家です。
官能的な風俗画を置く描いたロココの画風が有名ですね。
彼の絵はいくつか既に紹介していますが・・・・
今回の絵は、『かんぬき』です。
この男女は秘密の関係。
たぶん、女性は既婚者。
男性は女性を抱きかかえながら、部屋のかんぬきをかけています。
女性は抗うそぶりを見せながらも、本気で嫌がっているようには見えないですねw
向かって左手に置かれたりんごは、もちろん、罪の象徴ですね。
乱れたドレスや布の質感、床に落ちた花たちは、衝動をあらわすようです。
そして闇の中で二人を照らし出すあかり。
見た人がこの秘密の情事の目撃者になる・・・というような設定です。
ロココと言えばフラゴナール。
でも、ご存知のようにロココは18世紀半ばの美術様式でした。
1789年、フランス革命がおこると、王政は崩れ去りました。
フラゴナールも革命後はぱっとせず、画風もがらりと変わってしまいました。
ルーブル美術館の作品管理官として、ひっそりと暮らしたそうです。
2012-11-04 00:01
coucou♪(・ω・)ノ!(251)
ご自由に(4)
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今日から復帰しました、またよろしくお願いいたします( ̄∇ ̄*)ゞ
by リキマルコ (2012-11-04 11:52)
nikiさんのブログいつも感心しながら読んでいます。
ブログを続ける活力源は何ですか?
by 竜太郎 (2012-11-04 17:15)
なるほどー官能的な一枚ですね!
by 水無月 (2012-11-04 18:30)
時代の波に乗り切れ無かったんでしょうね(^^;)でも、ルーブル美術館で作品の管理をしながら、彼は何を思ったんでしょうね(^^;)私としては、イロイロな作品に触れながら、幸せに仕事をしたと思いたいです(^^)v
by さうざんバー (2012-11-04 23:07)