トレドのエレオノーラと子供たち [l'histoires de femmes]
その美しさゆえに多くの肖像画が残されている、トレドのエレオノーラ。
フィレンツェを芸術の中心地にしたアーティストたちのパトロン、コジモの妻でスペイン人でした。
ロレンツォ豪華王はコジモの孫ですが、父親はピエロ・デ・メディチ、彼女が生んだ息子ではないので
血は繋がっていないです。
上の肖像画は、4番目の子で次男のジョヴァンニと描かれたものだそうです。
長女のマリアはどことなく腹違いのビアと似ているような気がするので、コジモの血統に似ているのかも
知れませんね。
マリア
次女のイザベラも美しいです。
イザベラは芸術家たちのパトロン的要素が強かった女性でしたが、不幸な亡くなり方をしました。
イザベラ
そしてもっとも悪名が高いのは末っ子のピエトロ。
どんな人だったかは、姉のイザベラの死、そしてピエトロの妻の死とともに、次回お話します。
ピエトロ
彼女は美しいだけではなく聡明な女性だったそうです。
子供たちに最高の家庭教師を付けて教育しました。
でも、いい子になるとはやはり・・・かぎらないのですねっw
マリア、傑作ですね!
内面からにじみ出るような、悲しみっていうか静謐さっていうか、
そういうのがすごく感じられる・・・・。
by sadafusa (2012-08-28 08:40)
昔から良い教育を受けても良い子?にはなら無いようですね(^^;)
次回楽しみにしてます!!
by さうざんバー (2012-08-28 10:44)
トレドは大好きな町のひとつです。確か画家・グレコの家があったように覚えています。
次回のお話は楽しみですが、なんだかラテンの裏世界特有のドロドロ話になりそうな…
by 扶侶夢 (2012-08-28 19:40)
マリアの美しさに見入ってしまいました。でも少しさみしい表情ですね。。。
by ラン (2012-08-28 23:37)
顔で判断しちゃダメですが、ピエトロの目つきが恐い。
by Hirosuke (2012-08-29 04:20)