アキレスがトロイア戦争に参戦したのは・・・ [Mythologyのみそ]
アキレス腱の語源となったギリシア神話の英雄アキレウス。
べつにアキレウスでもアキレスでもどちらでもよいのです。
海の精霊テティスの息子。
彼を不死身にするために母親が不死身になる川の水に彼を浸した時、掴んでいた足首だけ
浸すのを忘れてしまったということでしたが。
→ http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2012-02-16-1
「トロイア戦争に参戦すれば、アキレスは必ず命を落とす」という不吉な神託を受けた母親のテティス。
彼女は愛する我が子を守るために、彼を女装させてスキュロス島のリュコメデス王の宮殿に隠します。
「赤い髪の娘」と呼ばれてアキレスはつつがなく暮らしていました。
そのうえ、王の娘の一人と恋仲になって、娘までもうけていました(女装していたのに)w
でもある日・・・
オデュッセウスが、アキレスを探すために商人に扮してやってくるのです。
宝石や毛皮などの女性たちが喜ぶようなものに武器をいくつか混ぜておきました。
王の娘たちがみんな、宝石や毛皮に夢中になっていたのに、「赤い髪の娘」だけは、武器を手に取ったのです。
これによってアキレスはオデュッセウスに正体を見破られ、戦争に行くことになったのでした。
いかなることをしても、運命には逆らえないのでしょう。
結局は、神託通りの結果になるのですから・・・
ギリシャ神話は読んでいて楽しいですね。切ないことや悲惨なこともありますが・・・ストーリーが深いです。
by ラン (2012-04-24 00:08)
運命・・・神託・・・予定説・・・
by Hirosuke (2012-04-24 06:11)
ギリシャ神話の中でもトロイ戦争にまつわるエピソードが一番好きです。
それにしても複雑なあれこれのお話を何とか納得のいくようにつなぎ合わせて、なんとよくできた物語でしょうね。
by sig (2012-04-24 15:17)
運命、いのちをはこぶ。
はこばれるいのち、と考えるべきなのでしょうか・・・。
あらがわず、その中で精いっぱい生きることで
自分が生きたいというかたちに近づくことしか出来ないのかもしれませんね。
by nana_hyr (2012-04-24 16:06)