月をあおげば・・・ [いろんなブンガク]
ふりさけて みかづき見れば 一目見し ひとの眉(まよ)引き おもほゆるかも
訳: 振り返って空にうっすらとあがった三日月を見ると
たった一度だけちらりとだけ見た
あのひとの細い弧を描く眉が、思い出されるなぁ。
万葉集の編集者の一人と言われ、数多くの歌を残す大伴家持(おとものやかもち)の、まだ十代の少年
だったころの歌です。
きっと家持少年は、ある女性にひとめぼれしたのでしょう。
優美な化粧をしたそのうつくしい人は、いったい誰なのでしょうね。
か細い三日月に、気になるひとの眉を重ねる・・・・
こんな繊細な少年もいるのですね。
きっとそのひとは、月のように静かで、翳りのある、そして儚げな女性なのかもしれないですね。
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すみません・・・・昼間も出かけなければなりません。
今夜お会いします・・・。
お疲れ様、そしておやすみなさい。風太郎は3時に起きて調べ物をしています。
by 風太郎 (2012-04-13 05:40)
夜ネットが重かったら無理せず体を休めてくださいね。
by nana_hyr (2012-04-13 09:21)
女性の眉毛って見ると人夫々ですが、
オエ~ッと言う驚きの眉毛もありますよね。
by 旅爺さん (2012-04-13 10:30)
こんにちは、お尋ね頂きナイス有難う、先ずはお礼まで。
今後とも宜しく願います。今日も通院、疲れます。
by 吉之輔 (2012-04-13 13:24)
月夜はいいですね。
色々と考え事をするのにいい時ですよね。
お疲れ様です。
by PATA (2012-04-13 15:26)