卑弥呼はご長寿様 [使えない無駄知識( *´艸`)]
『魏志倭人伝』に、「倭人は非常に長寿」で、80歳くらいまで生きると書いてあるそうです。
卑弥呼も80歳くらいまで生きていたことは確かなようで、
平安時代が40歳くらい、
戦国時代が50歳くらい、
明治時代が40代前半くらの平均寿命から見ると、
古代の日本人は長生きだったようです。
これは気候が温暖で、温野菜などの菜食中心の生活だったからだと
中国の歴史書には書かれています。
伝染病や感染病もなかったか、ごくまれだったのかもしれません。
ストレス要因もなさそうですしね。
食生活の変化で平均寿命も変わるんですね。
あ、ちなみに、昔話の世界。たとえば、『竹取物語』。
「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが・・・・」のふたりは、幾つぐらいでしょうか。
若ければ、30代です。
なぜって?
平均寿命が短いと、10代前半で結婚するために、30代では孫がいてもいおかしくないからなのですって。
かぐや姫の話は平安初期ですから、遣隋使、遣唐使で大陸と行き来して、いろいろな病気も伝わって
来たからかもしれないですね。
卑弥呼の時代の倭人が長生きなのに、平安時代には平均寿命が半分ですものね。
マヤやアステカもスペイン人たちの持ち込んだ伝染病でほとんど死んでしまったと言います。
それにしても卑弥呼・・・・実態はわからないのに長生きしたことはわかっているのですね^^;;
安田靫彦の絵です。
大陸間の移動があると病気が伝わるというのは、食文化の違いからの免疫なのでしょうか…。
むむむむむ。
80歳、何をどんな風に見ていたのでしょうね。
by nana_hyr (2012-04-04 00:39)
卑弥呼が80歳で、今の時代を体験したらどう思うでしょう?
なんて、ふと思ってみました(笑)
by ラコ (2012-04-04 22:20)