魔女で王女のメディア

ギリシア神話。コルキスの王の娘メディアは、ヘカテの魔術を操る魔女です。

ヘカテは冥府の女神です。こちら→　http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2011-12-15-4

それにしても、なぜ魔術を身に着けたのかは不明ですw



これは紀元前13世紀ごろのお話だそうで。
イアソンという王子がおりました。

元は父のものだった王位を彼が成人するまでとおじがついでいましたが、一向に譲ってくれません。
おじの王はイアソンに言いました。

コルキスという国にある、黄金の羊の毛皮を持ってきたら、王位を譲ろう。

イアソンはアキレスやテセウスらと船に乗ってコルキスを目指しました。
コルキスの王は無理難題を吹っかけて、一向に協力してくれません。
でも、彼のことを気に入った王女のメディアは、彼女との結婚を条件に、彼に魔力を授けて助けてあげるのです。



おかげで彼は、数々の難題をといて最後の難関・ドラゴンとの戦いも、あっさりと勝利して
黄金の羊の毛皮を手に入れることができました。

彼は約束通り、メディアを連れていきます。
でも・・・・

心変わりして、別の国の王の娘と結婚することにしたのです。

怒ったメディアは、花嫁に婚礼衣装を贈ります。
その衣装には毒が染み渡らせてあったのです。



美しい衣装を着た途端、花嫁は炎に包まれて、父王ともども焼け死んでしまいました。
・・・・魔女の恨みを買うと、大変です＞＿＜

その後メディアは逃亡します。
各地を放浪し、途中二度ほど結婚します。

コルキスで父が兄弟に王位を奪われたといううわさを聞くと、舞い戻っておじを殺し、再び父を王位に
つけました。その後は永遠の命を得て魔女として生きたそうですが・・・



ちょっとかわいそうななれの果てです。

ご自由に23

すっかり明けきっておりますが～（＾＾）ゞ　
みなさまお元気で、楽しい年となりますように。
今年もよろしくお願いいたします。
by 兎猫 (2012-01-04 01:58) 

時々訪問させていただいております。本題とは離れるのですが、ソネットブログはソネットエンターテイメント株式会社が提供していて、運用している会社は別会社だそうです。本当に重いですね。いつも、困ってます。私のPCだけ‘重い‘のではなかったんですね。大変参考になりました。私の前のブログは2つ名前があったので１つを消したら両方ともすべて消えてしまいました。復活を試みようとSo-net 提供のあれmoこれmoに問い合わせました。あれmoこれmoはパソコンの操作に関する問い合わせonlyだそうです。それで直に運用会社にmailしましたが、記事の内容は消去され、復活できかねますとの事。残念（涙）
by 斎藤　☆ (2012-01-04 06:18) 

魔女でなくても男性で苦労していた女性は古今東西数限りなく居たという事なのかもですねえ・・・・。あわわ。((((゜Д゜;))))
by 大林　森 (2012-01-04 07:20) 

パゾリーニの「王女メディア」を演じたマリア・カラスも、
何とも言えないスゴミがありました。
by cafelamama (2012-01-04 08:07) 

魔女も雪女も怖いですね。
nikiさんも・・・・・コワ！”　笑
by 旅爺さん (2012-01-04 09:54) 

新年あけまして　おめでとう　ございます。
本年も宜しくお願い致します。
良い一年になります様に。＾＾


by iruka (2012-01-04 10:09) 

遅ればせながら、明けましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願いします^^
by cloud9 (2012-01-04 10:21) 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
メディアと言うと「蛇を身にまとった不気味な女」というイメージがありましたが，実はかわいそうな人だったんですね（＞＜）
by 【みなと】 (2012-01-04 10:31) 

ギリシア神話は、面白いですね。この魔女メディアの話は、特に、面白いですね。ストーリーとしても、良く、出来ていますね。
by テリー (2012-01-04 10:58) 

遅くなりましたが今年もヨロシクお願いします。。。m(_ _)m

by キャラハン (2012-01-04 11:14) 

◇謹賀新年◇本年もよろしくお願い申し上げます。
いつもご訪問頂きありがとうございます。
数年前に水戸市八幡町、茨高隣りにあります曹洞宗祇園寺という
お寺さんに行きました。そこも水戸光圀公が創建させたお寺とのことです。
偕楽園の梅が待ち遠しいですね（＾＾）
by くーぺ (2012-01-04 14:07) 

ギリシャ神話には余り興味が有りまｓンでしたがこうして見ますと面白そうですね、でもやはり魔女でなくとも女は怖いと思います、エッ私は怖くないってすみません(^_^.)
by 馬爺 (2012-01-04 14:32) 

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
なるほど、ドラゴンにまつわる絵画ですね。東洋では神の使いであったり、神聖なものとして扱われる龍ですが、西洋では悪の化身として扱われることが多いですね。
龍とドラゴンの違いかもしれませんが、姿形も描かれ方も全く違うものだなと思いました。

by 千波矢 (2012-01-04 15:04) 

「王女メディア」というと、私はどうしてもP.P.パゾリーニの映画を思い出します。
メディアを演じたマリア･カラスの、凛とした美しさと凄みを帯びた気品、そして、イアソンへの復讐のために子供たちを次々に自分の手にかけていく悲しみに満ちた表情が忘れられません。
by 伊閣蝶 (2012-01-04 15:35) 

★あ、年末はコメントありがとうございました～
またよろしゅうです～

by СОБАЧКА (2012-01-04 15:41) 

今年もよろしくお願いいたします。（＾＾）
by きょんきょん (2012-01-04 17:02) 

遅くなってしまいましたけど（＠＾＿＾)ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
明けまして　おめでとうございます。
今年も*m＿　_)m{{宜しくお願いします。
by 原みつる (2012-01-04 17:51) 

人の苦労を何とも思わない人は痛い目にあっても佳いのではないかと思います。
by 楽しく生きよう (2012-01-04 18:01) 

イアソンがコルキスを目指したアルゴー遠征の物語は大好きです。
by sig (2012-01-04 20:28) 

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
by branson (2012-01-04 20:29) 

明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします

今回もとても興味深いものでした
いつも楽しみにしています

by めい (2012-01-04 22:48) 

こういう絵は見入っちゃいますね。
by 侍 (2012-01-04 22:50) 

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします☆
ヘカテーの記事と合わせて読ませていただきました♪
by t-youha (2012-01-04 23:29)