School Ties [Movies 2 C]
邦題は『青春の輝き』。
原題の意味は「学校のつながり、絆」。
いまや誰でも知っている有名俳優たちの若き日の出演作です。見ると「うわ~、若っ!」とつぶやくとともに、
今だったらこのメンツを集めて映画を1本とれば、いったいどれだけのギャラが・・・なんてw
ブレンダン・フライザー(ハムナプトラ)
クリス・オドネル(スパイダーマン)
マット・デイモン(ボーンシリーズ)
名門学校に転入してきたデイヴィッド。奨学生で労働者階級出身の彼にみんな興味と好奇のまなざしを向けます。それでもアメフト仲間の友人たちができます。
パーティで知り合った女の子と恋に落ちますが、それは友人の一人のガールフレンドでした。
彼女をとられた友人は、嫉妬心から彼がユダヤ人であることを偶然知り、クラスメイト達に話します。
そのせいでデイヴィッドはクラス全体と気まずくなるのです。
先生があまりにも厳しすぎてノイローゼになってしまう友人、人種差別、恋愛、友情と、十代が経験する様々な要素が詰まっています。
195年代は差別が露骨な時代でした。アメリカは自由の国というけれど、それはやはりある一部の条件を
満たしている人々にのみにいえることです。労働者階級のユダヤ人の少年が、ユダヤ人というだけで受ける
無意味で残酷な差別。
学校でのいじめはいつの時代も存在して、それはやはりどんないじめでも残酷です。
軽い気持ちでした発言で、誰かが深く傷ついたり悩んだりすることがある日突然起こらないとも限りません。
大人になれば、ある程度の分別がついてきて、「これはホントのことだけれど、言ったらまずいよなぁ」とか、
ホントのことを言ったことで相手にとどめを刺す、そのあとの罪悪感やむなしさを予測することもできるために、
無駄な争いや憎悪を避けることもできますが・・・・。
子供の世界は、どこでも残酷ですね。
そうやって、社会性を身に着けていくのでしょうが、取り返しのつかないようなことになると、一生の心の
傷になってしまいます。
この映画を見て、小学生のころに体の大きな、ボス的存在の2人組の女の子たちにいじめられたことを
思い出しましたw
その頃はただ無知で無力で、毎日泣くしかできなかったですけど・・・( ´艸`)
ちなみに、その「ボス」たちは、中学に入るとナマイキだと、先輩にいじめられて泣いていましたw
きっと、誰かの姿に自分が重なって見えるでしょう。
よい映画です。
こんばんは。
マット・ディモンはボーンシリーズで俄然好きになりました。ボーンシリーズ、おもしろさ最高ですね。
by sig (2011-11-26 00:17)
最初の画像がドイツのものだったので驚きました。
アメリカ映画ですね。
ドイツ語のタイトルは原題とも邦題とも違う
「アウトサイダー」
んんーーー。一番厳しいタイトルなのでは?!
by fam-kaninchen (2011-11-26 04:12)
はいけんさせていただきました。
by モンクレールダウン (2011-11-26 17:41)
実際の俳優達、まだそんな年寄でもないのに、
ポスターが年代感じちゃいましたw
いつの時代でも青春モノは鉄板ですね(・∀・)!
by nana_hyr (2011-11-29 10:11)