赤い薔薇ソースの伝説 [Movies 2 C]
原題は”Como Agua para Chocolate”。
大きく感情を揺さぶられるわけではないのに、じんわりと心に沁み残る映画です。
メキシコの農家の娘ティタは、初恋の人との仲を母親に裂かれます。
理由は、末娘は年老いていく両親の世話をするものと決まっているから。
母はティタの初恋の人ペドロには、ティタの姉と結婚するように勧めます。
実の母が、こんなことをするなんて・・・・。
ペドロはティタのそばにいたいからと、結婚を承諾するのです。
不思議なことは、姉とペドロの結婚式から起こります。
家政婦が無くなったので、ティタが代わりに料理を作りました。
すると食べた人はことごとく、泣き出したのです。
それは、ティタが家政婦をしのんで泣きながら作ったからでした。
それ以来、ティタがどんな気持ちで料理を作ったかによって、食べる人たちもそのときのティタと
同じ感情になるようになったのです。
ペドロからもらったバラの花をソースにすると、夢のような出来事が起こります。
医者からプロポーズされても、ティタは一途に自分の思いを貫きます。
純愛はいまどき珍しくないテーマですが、これもその一つに入るでしょう。
伝説の最後は・・・見てのお楽しみ。
私も料理を作ることは好きです。
作るときは大さじ何杯とかではなく、すべて自分の勘だけで作るのが好きなんですが(笑)
あの食材とこの食材をあわせたらきっとああなるだろうとか、今度はこれにあれを組み合わせてみようとか、
食べる人たちの食べやすさとか好みを考えて作るようにしています。
もしも私の料理を食べた人が、こんなふうに作っている時の感情にシンクロしてしまったら怖いと思いますが(笑)、でも食べて幸せな気分になってくれたらいいなとは思います。
はじめまして. おお, 懐かしい映画ですね.
料理も郷土色が出ていて良かったのですが, たしか田園風景がキレイだったような.
# 個人的にはラストの玉ねぎを頭にのせて料理するシーンが妙に印象に残っています.
「バベットの晩餐会」 やら 「恋人たちの食卓」 と同じ何かを感じます.
by nhakamura (2011-05-01 21:21)
はじめまして。コメントありがとうございます^^
はい、懐かしすぎて画像を探すのが大変でした(笑)
でも、いい映画は世紀を超えてもまた見たくなるものですね。
これからも古い映画の発掘をがんばりますw
by niki (2011-05-02 00:38)
面白そうな映画ですね、
ウチの近くのTSUTAYAにあるかな??
明日、探して来ます^^*
by にこまんま (2011-09-20 10:59)