お寝坊さんが早起きすると・・・ [l'histoires d’hommes]
われ思う、ゆえにわれあり。
ルネ・デカルトは1596年に生まれた、フランスの数学者で哲学者です。
幼いころにこの子は成長する前に亡くなるでしょうと医者に言われたほどの虚弱な子でした。
母も体が弱く、彼を生んで間もなく亡くなってしまったようです。
当時は哲学とは神学の一部のように見られていました。
まあ、いろんな学問が神学のもとに存在していたために、神の存在の域を出なかったとでも
言えましょうか。
そんな時代にガリレイが地動説を唱えて異端視される中、彼はラテン語、ギリシア語、医学、
神学、法律などを学び、近代哲学の父と呼ばれるまでになりました。
「われ思う、ゆえにわれあり」は、高校生のころに初めてデカルトの本を読んで知りました。
人間はただそこに生きているだけでは意味がない、考えるからこそ、そこに自分と言う人間が
存在するのだという考えに、目からうろこが落ちました。
なぜ自分はここに存在するのか?
それは考えることによって証明される! というような・・・
こんなデカルトは病弱な子だったためか、小さなころから朝寝坊。
でも成績は優秀だったから先生たちも容認ですww
で、大人になっても朝寝坊。
スウェーデンの変人クリスティナ女王に招かれた時。
早起きの女王に合わせて早起きしなくてはいけなかったデカルト。
北欧ということもあったのかもしれませんが・・・
風邪をこじらせてしまい、スウェーデンに行ってたっだ4か月ほどで亡くなってしまったそうです>_<
早起きは直接原因ではないですが・・・
風邪の件ではご心配をおかけしました。
少し良くなって来ました。
nikiさんも風邪には気をつけてくださいね
by えのみ (2012-11-06 01:23)
たしか、コギトエルゴスム、でしたっけ。
by toshi (2012-11-06 06:00)
自分のリズムって大切なんですね。。^^;
by 水無月 (2012-11-06 09:27)
お風邪大丈夫ですか?
今、風邪をひいている人、多いですね・・
by tamirin (2012-11-06 23:40)
自分はなぜ存在するのだろう・・・考えてもきりがないような疑問ですが、グルグルと考えてしまう時期がありましたね。簡潔な言葉で答えを出していて、さすが哲学者。翻訳も見事です。
by 這い上がるママ (2012-11-07 00:42)