W・クレインの世界 [なんちゃって博物誌]
ウォルター・クレインは1845年、リヴァプール生まれの英国人でした。
父親は細密肖像画家だったそうです。
一子相伝の伝統の世界とはべつなのに、父と同じ道に入るとは、よほどセンスも才能もあったのでしょう。
彼も早くもローティーンのころから絵の才能を発揮しました。
タイル画、美しいです。
それぞれ、種類によって色違いです。
それぞれに個性があります。
どのデザインがお好きですか?
前ラファエル派の影響を受けていますが、イタリアルネッサンスにも影響を受けたそうです。
浮世絵の研究もしていたそうで、その色彩の使い方を参考にして、子供の絵本の挿絵を描いた
そうです。
上の画像はツバメとアーモンドの花だそうです。
実に興味深い絵です。
アーモンドの花って、サクラに似ていますね。
子供の絵本の挿絵もすごくきれいでかわいいのですが、今回は装飾編ですww
絵本はまたの機会に紹介しますね。
普通の絵画も美しくて素敵です。好きな絵が何枚かあります。
彼の絵は線が優しいですね。
夢の世界みたいですw
マザーグースの塗り絵―ウォルター・クレインのアンティーク絵本より
- 作者: ウォルター クレイン
- 出版社/メーカー: マール社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 大型本
The Art & Illustration of Walter Crane (Dover Fine Art, History of Art)
- 作者: Walter Crane
- 出版社/メーカー: Dover Publications
- 発売日: 2010/11/18
- メディア: ペーパーバック
A Flower Wedding: Described by Two Wallflowers
- 作者: Walter Crane
- 出版社/メーカー: Victoria & Albert Museum
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: ハードカバー
Illustrations and Ornamentation from The Faerie Queene (Dover Fine Art, History of Art)
- 作者: Walter Crane
- 出版社/メーカー: Dover Publications
- 発売日: 1999/04/30
- メディア: ペーパーバック
名前は聞いた事ありましたが、初めて知りました。
優しい描線と配色が、何とも味わい深いですね!
by つむじかぜ (2012-10-02 00:58)
こんにちは☆
by arles (2012-10-02 02:57)
たいる画も絵も実に素晴らしいですね。
どちらも外国で見たのに負けない繊細さがありますね。
by 旅爺さん (2012-10-02 08:35)
ウォルター・クレイン・・・知りませんでした。
今までウィリアム・モリスのものだと信じ込んでいたものに
彼の作品があるような気がします。
by sadafusa (2012-10-02 10:01)
素敵です!!
by 水無月 (2012-10-02 17:46)