Une bénédiction [Lorem ipsum (創作)]
蒼昏く凍てついた深い水の底で
じっとうずくまって震えていた
思い出せば過去の悲しみが
双眸(ひとみ)からこぼれ出て
珠となってうたかたとともに浮かんで消えた
眠れない夜をいくつも越えて
だいじょうぶだからと自分に言い聞かせていた
あれはきみに出会うための試練だったのかもしれない
きみはまるで深い悲しみの淵に差し込んだ
ひとすじのあたたかな光
蒼ざめた私の頬に
薔薇色がさす
冷えきった手を優しく大きな手がとらえて
蒼闇の底から連れ出してくれた
きみのような存在は今までもこれからも他にはいない
これからがどうなろうとも
優しい心を分け与えてくれたきみは
私に与えられた生きることへの祝福そのもの
あなたの代わりはどこにもいない…
あなたに出会うことができたから、再び出会うその日まで、私は生きていきます。
by ようよ (2012-08-01 20:17)
たった一人の愛する人だから
どんな試練にも耐えられるはず。
そう思いました。
by PATA (2012-08-01 23:41)