A ’super’ model for real [l'histoires de femmes]
カーメン・デロリフィチェさんは、現役のモデルです。
銀髪の美しい人。
服を魅力的にみせながらも、本人も決してその個性を忘れてはいないという、モデルの中のモデル。
イタリア系の父はヴァイオリニスト。
ハンガリー系の母はダンサーだったそうです。
NYに生まれ育った彼女はバレエダンサーを目指していましたが、背が高すぎて断念しました。
21世紀の現代、いったいぜんたい、何がすごいことなのかといいますと、彼女は1931年世界恐慌のさなかに
生まれ、今年で81歳になられるということなのです。
彼女は15歳の時にNYで写真家の妻によって街中でスカウトされて、モデルの道に入ったそうです。
時給7ドル50セントでモデルを始めました。
栄養失調でやせっぽちの少女は、モデリングのときに服のサイズが合わず、見えないところを縫い詰めて
着ていたそうです。
そして16歳、史上最年少でファッション雑誌『ヴォーグ』の表紙を飾ります。
50年代に結婚して一人娘をもうけました。
(娘さんは心理学者だそうです)
3度結婚しましたが離婚して、1978年からモデリングを再開したそうです。
「引退という言葉はぴんと来ないわ。寝たきりになった時が、引退の時よ」と彼女はいいますw
日本のバラエティ番組で紹介されたこともあるので、彼女のことをご存知の方もいらっしゃるでしょうね。
彼女は食べたいものを食べたいだけ食べるという生活をしています。
そして、普段着は上質でシンプルなものを着るようにしていると言っていました。
もちろん、何も手を加えていないわけではありません。
シリコン注射はしているようですが、それでもこのお年でこの美しさはやはり驚異的です。
美しさの秘訣は、毎日裸で鏡の前に立つことだとテレビで言っていました。
彼女のトレードマークである美しい銀髪は、年4回ほどその色を手入れされるそうです。
友人だった人に騙されて90年代に大金を失うことになったそうですが、しかたなく働き続けているわけでは
なく、人生を楽しみながら働いているという感じを受けます。
人生は山あり谷あり。女の人生はその生き方が表情を作り出します。
なんでも、一つの道を長い年月をかけて貫き続けていくと、だれにもまねのできない輝きが生まれると
思います。ファインダーや紙、その他の媒体を通しても、彼女のオーラは感じ取ることができますね。
ほかの何ものでもない、この世で唯一の存在になること。
くちで言うほど、たやすいことではありません。
やはり、自分というものをしっかり持っておられる方というのは、凛とされていますね。
あまりの美しさにPC画面に寄りすぎてしまいました(笑)
by ラン (2012-03-26 00:59)
たゆまぬ努力が彼女の魅力を引き出させているんですな。
by 風太郎 (2012-03-26 06:51)
カルメン・デロリフィチェ。
多くのスーパーモデルが憧れてる人ですね。
優れたモデルはオーディションの時、
僕らの前に立った瞬間にわかります。
だからポートフォリオやプロフィールなんか見なくても
わかるんです。
いいモデルは立ち姿に品格があるんですね。
by cafelamama (2012-03-26 07:56)
プロ意識でしょね。
美しいもには、憧れ
パワーをもらえますね。^^
by iruka (2012-03-26 08:30)
表情が素晴らしいなあ。
さすがモデルとして表現を続けてきただけはありますね。
by ナツパパ (2012-03-26 08:46)
最後の文章、全く同感です。なせば成る・・・ですね。
by t-toshi (2012-03-26 11:00)
お歳うんぬんに関係のない輝きで魅了されますね。
by nana_hyr (2012-03-26 13:30)
凄い綺麗な女性ですね。
年齢を感じさせないって、人知れず努力してるのかな?
by しきみ (2012-03-26 14:15)
う・・美しい❤
by Booちゃん (2012-03-26 14:19)
こんにちは。
こんなにすてきでいられるなんて、女性でなくてもうらやましいです。
by sig (2012-03-26 14:57)
81歳には感じられない。
最後の写真だって、凄い。。。
素敵です☆
by etu (2012-03-26 15:41)
歳をとったら、こんな素敵な銀髪になりたいと思います、でも
ごま塩みたいになるんでしょうね(´∀`;)
このお年でこの美貌・・・楽しんで仕事して人生を生きる、素晴らしいですね♪
by aya (2012-03-26 19:21)
年をとってもモデルが出来る。
すばらしいですね。
by 楽しく生きよう (2012-03-26 21:05)
流されず、貫き通す、意志と意地。
こんな女性でも恋をするのでしょうか。
by Hirosuke (2012-09-24 05:22)