木花之咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと) [Mythologyのみそ]
木花之佐久夜毘売命、とも書きます。別名は、木花知流比売命(このはなちるひめのみこと)、または
鹿葦津姫(かしつひめ)です。
山の神の娘で、姉に磐長姫(いわながひめ)がいます。
妹は美女、姉は醜女(しこめ)。
姉妹にとっては、どちらかが美しくどちらかが醜いだなんて、運命を呪いたくなるような悲劇です。
妹は天孫降臨してきた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)にひとめぼれされます。
彼は山の神に結婚の承諾を頼みますが、山の神は妹ではなく姉のほうをくれるといいました。
でもかれは、美しい妹のほうを望んだのです。
「もしも私を受け入れたのなら、生まれてくる子は磐(岩)のように丈夫で、長生きできたのに。
妹を選んだからには、生まれる子は花が散るように短くはかない命であろう」と、磐長姫は呪詛したと言います。
これが、人間に寿命があることの起源ですって。
桜の神であり、富士山の神でもあります。
父神とともに酒の神としても祀られているそうです。
なんとも美しい名前の神です。
美人は三日で飽きるとはいえ、最初の印象は大事ですからね^^;
そこがまた人間の業なのでしょうか・・・(´・ω・`)
by nana_hyr (2012-01-27 12:11)
このはなのさくや姫、大好きです~。
いわなが姫は気の毒なんですけど。
本当に美しい名前で…
木花之佐久夜毘売命って書くんですね。
桜が散る儚い美しさを思わせます。
by sana (2012-01-27 12:20)
近くに木花之咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を奉ってある神社があります。桜の花が綺麗に咲く神社です。春になったら訪れたいとおもっています。
by メルシオ (2012-01-27 12:48)
木花之咲耶姫命は、自分が美人だからという自惚れが強いためか、自分を超えそうな美人が富士山に登ると、山が荒れるという言い伝えが地元には語り継がれているそうですね。
美人ゆえに嫉妬心も旺盛ということでしょうか。
by 伊閣蝶 (2012-01-27 15:54)
「konohanasakuya」という曲があるのですが、この神話が元になってるんですね。
ありがとうございます。
by Hirosuke (2012-01-27 16:16)