Ugly Betty：pourquoi pourquoi：So-netブログ

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お気に入りのドラマの一つです。

とにかく、いい意味でも悪い意味でも大げさにアメリカ的なコメディです。
元ネタはコロンビアのこてこてのメロドラマですが、それをコメディにリメイクしたそうです。

ニューヨークのファッション業界が舞台とくれば、洗練された美人が主人公と、つい思ってしまうでしょう?
でもベティはお世辞にも美しいとは言えません。

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頭はいいし、性格もいい。
たぶん、磨けば外見もよくなるはずなのに、彼女のセンスはちょっと変わっているのです。
ヒスパニック系の家の子で、父、姉、姉の息子との4人暮らし。
姉はナイスバディで美人さんなのですが、若くして妊娠したために学歴がありません。
ベティは学歴はあるものの、センスがありません。

彼女は出版業界への就職を望んでいますが、そのセンスの悪さで面接で落とされています。
でも、雇ってくれるところがあったのです。なんと、一流のファッション雑誌『モード』です。

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上司のダニエル

『モード』では女性編集者が亡くなって、オーナーの息子が編集長になりましたが、女癖が悪く、
秘書には必ず手を出す始末。ベティならば手は出さないだろうとオーナーは考えたわけです；；；

編集長のダニエルは初めダサダサのベティをバカにして厄介ばらいをしようとします。
でも彼女に数々の危機を助けられて、その人柄を認めていきます。
ダニエルを蹴落として自分が編集長になろうとしているかつてのNo.2だったウィルミナはヴァネッサ・
ウィリアムズが演じていますが、まるで『１０１』のクルエル・クルエラのような悪者です（笑）

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ウィルミナ

受付嬢のアマンダやウィルミナのアシスタントのゲイのマークは、とことんベティをバカにします。
でも、彼女はどんなにバカにされてもいじめられてもめげません。すごい、究極のポジティヴ・シンキング。

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アマンダ。ちょっと変わった性格。

ダニエルには兄がいましたが、行方不明に。でもある日、女になって戻ってきます。
母と弟は彼（彼女）を受け入れるものの、父は受け入れません。

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アレクシス。もとはアレックス。

ただのごたごたコメディではなくて、それぞれの抱える問題が、アメリカの人たちの個人的な問題を
表しています。ベティのお父さんは密入国者だし、ウィルミナはお嬢様育ちだけれど愛を知らず、自分の娘とも
うまい関係を築けません。ダニエルの兄は性同一性障害、マークは母親に自分がゲイだと告白できない・・・
などなど、それぞれの人物像がしっかり描かれています。

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お父さんとお姉さん。家族は仲良し。

ベティの甥っ子も、大人びて洗練されていてベティにいろいろなアドヴァイスをするものの、子供なりの悩み
があります。

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甥っ子のセンスは抜群。

上司のダニエルも、精神疾患かと思われるほどの女たらしですが、ベティが困っていれば助けてくれます。

ファッション業界の人々の生活も大げさに面白おかしく描かれます。
ハイカロリーのサンドウィッチやベーグルを大口で頬張ろうとしているベティ、その瞬間、誰かの手に
はじかれて宙を飛んでいくサンドウィッチ。
炭水化物のカロリーを気にして、社食ではサラダしか食べない人々。

ベティの親友である衣裳係のクリスティナは、お金欲しさに（事情がありますが）何度かウィルミナの
陰謀に加担してしまいます。

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