夢の中で・・・ [いろんなブンガク]
うたたねに 恋しき人を見てしより 夢ちょうものは たのみそめてき
小野小町です。
うたた寝の中で恋しいあの人に逢うことができたから、
それ以来、あの人に逢う手段として
夢というものを、頼りにしはじめました・・・
という内容です。
平安時代は、女性はめったに人前に姿を現さないどころか、家から出かけることもまれでした。
だから出会いのチャンスはごく限られていました。
そんな中で出会って好きになった人にも、好きな時に好きなだけ会えるわけでもなかったために、
あまりの恋しさに、その人が夢の中に現れたのでしょう。
あ、そうか、夢を見れば、また夢の中であの人のお姿を見ることができるんじゃないの?
そんなことを考えて眠る女心のかわいさがでている歌です。
毎度書きなぐりのオバサンのたわごとにniceをいただきありがとうございます。
昔の人は夢を見るのは相手が自分のことを思ってくれているからと信じていたそうです。
携帯もないし何してるんだかと疑心暗鬼にとらわれても、まぁ逢えないけど夢に出てきてくれてるし愛してくれてるのねと心に支えになってるということですよね
そう思いたいって願望なのでしょうけど
だから、夢に出て来てくれないという嘆きの歌もあったりするそうです。
by boopyon (2011-10-15 13:13)
boopyon様>>>>いつも右上に描かれたゆるカワなイラストのファンなのです^^
by niki (2011-10-15 13:26)
キュンキュン きちゃいますね(´∀`*)
いや、きてます(=´∇`=)
by nana_hyr (2011-10-15 18:35)
青春時代を思い出すような心理を描いている歌ですね。
by アヨアン・イゴカー (2011-10-15 19:45)