At the first of last June
ちょうど去年の6月の初めだった
私たちは時間を共有していた
私が迷子になって間違った列車に乗りそうになった話をしたとき
きみはため息をついて言った
”もしきみがその列車に乗ったら、僕はきみを失うことになっていた”と
あれはちょうど、去年の6月の初めだった
夜中にきみの まっすぐなまなざしをふいに思い出した
私たちは銀のレールのように
仲良く並んで歩いていた
それがどこまで続くのかわからなかったけれど
永遠でないことはわかっていたけれど
それでも突然に、その先は途絶えてしまった
あれから1年もたっていないのに
ある日きみは
突然に逝ってしまった
去年の6月の初め
いつでもきみのまなざしを感じることができたのに
もうきみの声を聴くこともできない
きみに触れることもできない
きみはもう、どこにもいない
どこを探しても、面影さえない
nice!は押さずに、そっと失礼を致します。
by sara-papa (2011-06-06 12:33)
sara-papaさん・・・・創作ですよ( ´艸`)
by niki (2011-06-06 12:54)
運命・・・
この場合は悲しい定めの物語だけれど、反対に、
今いっしょなのは、あの日に君に逢えたから。
もし君があの年に僕の働く会社を選ばなかったら。
その君が○○年に生まれていなかったら。
君のおとうさん、おかあさんが○○年に結婚していなかったら…逢えなかったね、なんて際限なく遡って考えたこと、ありませんか。
そうすると最後は、ビッグバンによる宇宙の誕生まで遡ってしまうのですが。バカですね。笑
by sig (2011-06-06 19:28)
永遠を求めるけれど
人は旅人
出会いは
また
別れ
また 新しい出会に
寂しさが 人を強くする
by iruka (2011-06-06 23:18)
前後、どちらでも良いので小説化して欲しいです。
by secretariat (2011-06-06 23:47)