フェルゼン伯爵の最期 [l'histoires d’hommes]
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン伯爵は、スウェーデンの貴族でした。
フランス王ルイ16世妃のマリー・アントワネットの愛人であったと言われています。
フランス革命によって追い詰められたルイ一家を、密かに逃亡させようとしたことは
よく知られています。→ http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2011-07-16-1
結局、計画は失敗に終わり、ルイ16世とマリー・アントワネットに対する民衆の憎しみは
この逃亡計画によって余計に増してしまいます。
二人は断頭台の露と消えました。
その後のフェルゼン伯はというと・・・
ある時、フェルゼン伯はスウェーデンの皇太子のお供をしていました。
その最中に、皇太子が脳溢血で突然死してしまいました。
フェルゼン伯が皇太子を暗殺したのだという噂が広まりました。
彼はもちろん、ばからしい噂だと否定しました。
そして皇太子の葬儀に出席したのです。
ある人が、彼の馬車に石を投げました。
それが発端となって、次々に暴徒と化した民衆が彼の馬車を襲い、
彼を引きずり出して暴行を加え始めました。
あわれ伯爵は、民衆に踏み殺され、排水溝に捨てられたと言います。
フェルゼン伯爵の最期、初めて知りました。 びっくりです・・・
ありがとうございました。
by sonoka (2011-07-17 16:34)
この頃のフランス民衆はすごいですね。革命中ということもあって。
マリーアントワネットも贅沢しすぎでしたが、その愛人を排水溝に捨てる
なんて、日本では考えられないことです。
マンガの「ベルサイユのばら」では、そこまで出してなかったので、ベルばら
ファンの人が知ったら驚くでしょうね。(^◇^;)
by あかね (2011-09-16 17:13)
漫画の「ベルばら」大好きでした^^
そこまで書いてなかったので、びっくりです(@@)
by koume (2012-03-22 08:14)
フェルゼンも哀れな最期だったのですね(t_t)
by 【みなと】 (2012-03-22 08:17)
フェルゼン伯爵、先日『世界ふしぎ発見』で取り上げられておりましたね。
マリーアントワネットの死後、寝具をオークションで入手したという逸話がありました。
愛の形もさまざまですね。
でもとても哀れな亡くなり方ですね。とてもかわいそう。
by nana_hyr (2012-03-22 11:16)