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ルーヴルの彫刻エリア [Travel]

ガラスのピラミッドからエスカレーターを降りて中へ。

明るい吹き抜けのエントランスから入り、中世の要塞跡の石積みの壁に沿ってぐるりと進んでいきます。

オリエンタル部門。
メソポタミアのスフィンクスは、正面から見るのと側面からでは、足の数が不自然です。
う~ん、立体表現の矛盾か、または神秘のなせる業か。。。。

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これは18室にある6世紀後半のエトルリアの夫婦の石棺です。

死んでもひとつの棺にはいるとは、とても仲の良い夫婦だったんでしょうね。
同じ時期に亡くなったのか、それとも、どちらかが先に入っていて、後になったほうが遺言して一緒に
入れてもらったのか・・・といろいろと考えてみました。

ぶらぶら進んでいくと、ニケやミロのヴィーナスが踊り場においてあります。

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勝利の女神だから、この像が世界のNIKEのマークのヒントになったんですね。

勝負事やスポーツはあまり興味のない私ですが、この像は一番好きな像です。
とても躍動的でしなやかなラインです。


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ミロのヴィーナスは中年女性でしょうか?
腰回りが貫録のラインですw

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ネコのブロンズはエジプトのもの。
ネコはマウと呼ばれて、初めてペットとして買われたのはエジプトだそうですね。
それにしても、ネコに鼻ピアスって・・・・( *´艸`)


南ドイツのある教会に寄りました [Travel]

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名前をすっかりうっかり忘れてしまいました;;;;
ドイツ語も読めないし、もう確かめようがないのです。

とにかくゴージャスな内装です。
よーく見なければ、教会だとは気付かないかもしれません。

たしか、近くにお土産屋さんとかあったような記憶がうっすらとあるのですが。
早春で、雪解けのぬかるみの道だったことだけが印象的で、ホントに忘れてしまいました;;;

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ノイシュバンシュタイン城に行く途中にふらりと立ち寄ったのですが・・・・
ご存知の方は、名前を教えてください(●≧艸≦)゛



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contaさん、 orangeさん、ありがとうございます~~~~!!

18世紀の建物なんですねぇ。調べてみました(*σ´д)σ
1983年に世界遺産に指定されていたのですね。
見た目の地味さからは想像できない内部のロココ様式、そうそう、これでした!

それにしてもなぜ、この教会だけすっぽり記憶が抜けしてしまったのか・・・・
こんなにゴージャスで忘れられそうにもないのに★


ロンドンで偶然の遭遇 [Travel]

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雨の広場。
大英博物館を出てすぐのところで、なにやらひとだかりが。

昼間なのにライトを煌々とたいて、なにやら大声で言っているのが聞こえます。

おおお。

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何かの映画の撮影ですって。

なんだろう?

インド系の男性が演技していました。

ソウルでもよく映画やドラマの撮影に出くわすけれど、
ロンドンに来て2日目にやはり出くわした撮影現場でした^^


ロンドンからパリへ、ユーロスターで。 [Travel]

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ワーテルロー駅。
ユーロスターのターミナル駅です。ここからパリへ向かいます。

切符を買ってユーロスターのホームへ。

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席はほとんど満席でした。
のちに韓国でKTXに乗りましたが、そうそう、言われてみれば同じかんじでしたね。

ロンドン、さようなら~~~とユーロスターは静かに滑り出しました。

だんだん景色が郊外になり草原になり、やがてドーバーへ。

きっかり20分、真っ暗闇のトンネル。海底を走っているという実感はまるでなかったです(笑)

やっと明るくなったと思ったら、またまた草原。
フランスに来たという実感もなく、牧歌的な景色のなかを通り過ぎていきます。

雲が出て、晴れて、雲が出て。
雲の隙間からこぼれる光は、天使のはしご!!! 宗教画の光と同じです。

やがてユーロスターはパリ北駅に到着しました。
ノスタルジックなターミナルです。
(ターミナルはどこもノスタルジックかなぁ)






あららのハロッズ [Travel]

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ハロッズに行きました。
エレベーターがかわいいです。日本の建築基準では許可されなそうな
アイアンレースの扉です。時計版を半分にしたようなメモリが、階をさします。

デパートと言えば、デパ地下。
いろいろな食材は見るだけでも楽しいです。
おなじみのモスグリーンのバッグも売られていました。
エスカレーターの下のディスプレイもかわいらしいです。


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ただ並んでいるだけなのにどこかおしゃれです(笑)

帰国してちょっとして、母と地元の百貨店に行きました。

あら?

デパ地下になんか見慣れたバッグや紅茶。
デジャヴ?いいえ・・・・

うーん・・・・

ここにもあったのね、ハロッズ。

















ハロッズ―伝統と栄光の百貨店

ハロッズ―伝統と栄光の百貨店

  • 作者: ティム・デール
  • 出版社/メーカー: リブロポート
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: 単行本



ボルネオジャングルツアー [Travel]

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・・・とはいっても、小さな山を一回りする2時間程度のお散歩ツアーなのですが。

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熱帯雨林の山の中を、危険な植物や食べられる植物、薬草になる植物などを教わりながら歩きます。
動物の巣穴や鳥の巣を覗くのも興味深いです。

もちろん、オランウータンがいるようなところではないのですが、山のてっぺんから海を臨むとやはりすがすがしい気分になります。

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ジャングルを歩くなんて、めったにない体験なので面白かったです。
ホテルの企画する無料アクティビティでしたが、じゅうぶん楽しめました。




ロンドンのデパートから幽霊話まで [Travel]

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リバティ。

チューダー朝様式の建物です。

イギリスの建築様式にはあまり詳しくないのですが、同じヨーロッパでもフランスとはまったく違いますね。
とてもかわいらしいデパートです。

チューダー朝と言えば、ヘンリー8世とエリザベスⅠ世。
ヘンリー8世は離婚ができないカトリックでありながら離婚したいために、
ローマ教皇に逆らって英国国教会を作ってしまいました。
最初の妻を離婚して再婚したのがアン・ブーリン。
「1000日のアン」とよばれています。前妻の侍女で、エリザベスⅠ世の母。
離婚後死刑にされました。
(アン・ブーリンはこちら→ http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2011-07-25-5 )


ヘンリー8世は生涯6人の妻をめとりました。
4番目の妻は2番目の妻と同じアンという名前でしたが、侍女ではなく外国の公女。
でもお見合いの絵が(写真がない時代なので)あまりにも美化されすぎていて、
実際の彼女は全くの別人だったため、ヘンリー8世は激怒、
半年で離婚してしまったそうです;;;;;

2番目の妻アンと5番目の妻キャサリンはロンドン塔(処刑場)で斬首の刑に処されました。
今でも、アンは青白い亡霊として首のないままロンドン塔をさまよい、
キャサリンは断末魔の叫び声をあげながら逃げ回り続けているそうです。


母があることないこといくつかの濡れ衣を着せられて処刑されたエリザベス1世。
庶子とされたり投獄されたりと数奇な運命をたどった後に女王になります。

女王は生涯独身でした。

父王を見ていたからなのかもしれませんね。
幼いころ疱瘡にかかり、あばたが全身に残っていたからという説もありますが。

でも、恋人や愛人はいたようです。
生涯独身を通したのは、彼女の意地だったのかもしれませんね。
(エリザベスのスキャンダル編はこちら→ http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2011-08-11-2 )
(同じく、トラウマ編はこちら→ http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2011-08-10-1 )


あ、リバティから外れてしまいました;;;;

中は吹き抜けになっています。タイムスリップしたみたいな気分になれて、なかなか面白かったです。
イギリス海軍の2層の軍艦の木材を再利用して作られたそうですよ。

でも、いろいろなものを見たい、買いたいという方は、ハロッズにいきましょう(笑)





ミュンヘンに寄りました [Travel]

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ミュンヘン。南ドイツのグローバル都市です。
BMWの本社があります。

そして有名なのはなんといってもビール。
巨大ビアホールのフォーフブロイハウスに行きました。

大きなお皿にマッシュポテトと酢漬けのキャベツ、自家製ソーセージが3種類ほどのっているものが
団体客用のコースのおつまみでしょうか。
ジョッキはなんと1リットル。顔が隠れますよ。

知ってますか?
ミュンヘンとは「小僧」という意味なんですって。
市の紋章も小僧。かわいいです。

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中世ではたくさんの僧侶がいたからですって。

10月になるとビール祭りが開かれて、世界各国からビール好きがやってくるそうです。

アルテ・ピナコテークとノイエ・ピナコテークという美術館に行きました。
前者は「旧絵画館」後者は「新絵画館」。
前者にはルーベンスやレンブラント、後者にはゴッホの「ひまわり」が。でもなんといっても私のお目当ては
後者のクリムト!!!
うっとりとゴージャスな金箔画を鑑賞しました。


聖ペーター教会。

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92mの塔の階段を登れば絶景です。

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市庁舎にはドイツ一大きな仕掛け時計があります。
時間ちょうどになると、人形がかわいく動きます。広場にいる人たちも足を止めてしばし注目。

治安がいいし、とても素敵なところでした。



バイロン・ベイの小さな町 [Travel]

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オーストラリアの最東端は、バイロン・ベイ。

絶壁の上に灯台がそびえています。

ドライブがてら、2度ほど行ったことがあります。
ゴールドコーストを州境を越えてひたすら南下します。2時間くらい? で到着です。

これはバイロン・ベイの小さい町。
たいていはここでランチになります。

服や雑貨のお店、カフェやレストランがあります。
外国の小さな町は、ちょっと魅力的です。
地元の人たちにとってはなんてことはない日常でも、訪問者にとっては物珍しいことも多くて、
見て回るだけで楽しいものです。

さて、ここで一休みしたらいよいよ岬に向かうんです。



ウイーンで迷子 [Travel]

学生の時のヨーロッパ旅行でのことです。

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↑(これはモーツアルトの家です)


いつものごとく迷子・・・・でも、私のせいではなかったです。
友達が某フランスの有名ブランドのブティックに行きたいと言い出したんです(ウィーンなのにw)

2月の凍てつく石畳の上。
とりあえずトラムに乗ろうということになり、路面電車へ。
誰に聞いても「英語はわからないからほかの人に聞いて」と言われ、ドイツ語が「二日酔いです」と
基本的な挨拶しか知らない私は玉砕しまくりです。

でもトラムに乗ってなんとか中心地に向かっていたようで、ガイドブックに載っているランドマークをいくつか
発見してホッとしました。

途中乗り込んできて隣に座った赤毛のご婦人、とても品が良くて、黒いウサギのコートを着ています。
遠慮がちに英語で話しかけました。
「あのぅ、わたしたち、シュテファン大聖堂のあたりに行きたいんですが、この方向でいいのでしょうか?」
するとご婦人はにっこり笑って言いました。
「あら!偶然ね。同じ駅で降りるから、ついてきて!」
ラッキーでした。彼女は流ちょうな英語で自分はオペラ歌手で、いまから劇場にリハーサルに向かうこと、
大聖堂(つまり中心地)は同じ駅で降りると近いことなどを教えてくれました。

駅について彼女に降りると合図され、私たちも一緒に降りました。
私はここだから、あなたたちはこの道をもう少し上がるの。ほら、屋根が見えるでしょう?と前方に見える
とんがり屋根をさし、彼女は笑顔でオペラ座に消えていきました。

オペラ座の後ろはホテルザッハー。

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このホテルのローテ・バーは、オペラが始まる前に紳士淑女がお酒をたしなんだ歴史があるそうで。
カフェは、カフェ・ザッハー。お菓子好きの方はピンとくるのではないですか?
そう、あのザッハ・トルテ発祥の地なのです。

ここでザッハ・トルテとアインシュペナー(日本でいうウインナコーヒー;生クリームののったコーヒー)
を注文。

友達の一人は早くお店(=ブランドのブティック)に行こうよ~~とうるさかったけど無視(笑)
やはり古いカフェは素敵です。
カメラを持って写真を撮る雰囲気ではなかったので画像はないんですが(笑)

外に出て、ご婦人が指した方角を目指します。ちょっと上り坂。

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そしてあらわれる聖シュテファン大聖堂。
ロンドンの国会議事堂のBigBen並みに、カメラに入りきりませんww

素敵なゴシック様式。モーツァルトはここで結婚式を挙げたそうです。
友達には「ほら。そこにあるよ」とお目当てのブティックを指さして教え、私はしばし、大聖堂と対峙です。
なんとかなるようになった迷子体験でした。




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