しろねこちゃん [なんちゃって博物誌]
黒猫ちゃんはフェニキア人が作り出したようですが、では
白猫ちゃんは?
これは残念ながら私のリサーチ不足なのかよくわからないです☆
アルビノではないかぎり、白い毛の遺伝子はほかの色の毛の遺伝子よりも優性だそうです。
パパにゃんかママにゃんのどちらかが白の遺伝子を持っていれば、白い子が何匹か生まれるらしいです。
ところで、うちの近所には311あたりからネコや犬がいなくなりまして・・・
ノラちゃんたちを見かけないため、画像はフリー素材からお借りします。
たまに、しろねこちゃんで片方ずつ目の色が違うねこちゃんを見かけます。
オッドアイですね。
じつは、しろねこちゃんで青い目だと、遺伝子の関係上、聴覚障害がですそうです。
で、オッドアイのしろねこちゃんも、たとえば、緑と青、あるいは黄色と青の目では、
青い目の側の耳に聴覚障害が出るそうです。
青い目のしろねこちゃんがツンツンしていても、仕方がないの、音が聴こえないのです。
トルコでは、トルコ建国の父と呼ばれるムスタファ・ケマル・アルチュクが、死んだ後耳の聞こえない白猫に生まれ変わったと言われるそうです。
イスラム圏ではマホメットが愛猫家だったからか、ネコの社会的地位は高いのですね。
ヨーロッパでは白い生き物は幸運のシンボルなので、しろねこちゃんはたいがい縁起が良いとみなされているのに、イギリスではなぜか縁起が悪いとされています。
たぶん、なんですが、イギリスでは黒猫が船乗りの守り神にされたので、黒猫は縁起がいい、の逆で白猫は縁起が悪い、なのでしょうか?
猫と船の民間の言い伝えがたくさんあるイギリスで、船とは関係なく面白い言い伝えは、
「黒猫にキスすると太る。白猫にキスすると痩せる」 (笑)
根拠は何だったのでしょうね。おもしろいです。
子猫のうちは模様があるけれど、成長すると真っ白になることが。
そういう場合、頭のてっぺんにうっすらある模様を、「子猫の帽子」と呼ぶのだそうです。
ケルトの伝承に、白猫がダメダメ王子を助けて姫君とハッピーエンドにする話があります。
王を殺して姫君をさらった巨人をやっつけさせ、姫君を救わせるという話なのですが、
この王子が白猫のアドバイスをよく聞かなかったりほかの女性に惚れちゃったりとかで
結構ブレまくりなのです(笑)
猫も呆れてしまうほどのダメダメぶりですが、さいごはネコの思惑通り、ハッピーエンドです(笑)
ということで、
「白猫は愛の女神」ともいわれるそうです♡
白猫ちゃんは?
これは残念ながら私のリサーチ不足なのかよくわからないです☆
アルビノではないかぎり、白い毛の遺伝子はほかの色の毛の遺伝子よりも優性だそうです。
パパにゃんかママにゃんのどちらかが白の遺伝子を持っていれば、白い子が何匹か生まれるらしいです。
ところで、うちの近所には311あたりからネコや犬がいなくなりまして・・・
ノラちゃんたちを見かけないため、画像はフリー素材からお借りします。
たまに、しろねこちゃんで片方ずつ目の色が違うねこちゃんを見かけます。
オッドアイですね。
じつは、しろねこちゃんで青い目だと、遺伝子の関係上、聴覚障害がですそうです。
で、オッドアイのしろねこちゃんも、たとえば、緑と青、あるいは黄色と青の目では、
青い目の側の耳に聴覚障害が出るそうです。
青い目のしろねこちゃんがツンツンしていても、仕方がないの、音が聴こえないのです。
トルコでは、トルコ建国の父と呼ばれるムスタファ・ケマル・アルチュクが、死んだ後耳の聞こえない白猫に生まれ変わったと言われるそうです。
イスラム圏ではマホメットが愛猫家だったからか、ネコの社会的地位は高いのですね。
ヨーロッパでは白い生き物は幸運のシンボルなので、しろねこちゃんはたいがい縁起が良いとみなされているのに、イギリスではなぜか縁起が悪いとされています。
たぶん、なんですが、イギリスでは黒猫が船乗りの守り神にされたので、黒猫は縁起がいい、の逆で白猫は縁起が悪い、なのでしょうか?
猫と船の民間の言い伝えがたくさんあるイギリスで、船とは関係なく面白い言い伝えは、
「黒猫にキスすると太る。白猫にキスすると痩せる」 (笑)
根拠は何だったのでしょうね。おもしろいです。
子猫のうちは模様があるけれど、成長すると真っ白になることが。
そういう場合、頭のてっぺんにうっすらある模様を、「子猫の帽子」と呼ぶのだそうです。
ケルトの伝承に、白猫がダメダメ王子を助けて姫君とハッピーエンドにする話があります。
王を殺して姫君をさらった巨人をやっつけさせ、姫君を救わせるという話なのですが、
この王子が白猫のアドバイスをよく聞かなかったりほかの女性に惚れちゃったりとかで
結構ブレまくりなのです(笑)
猫も呆れてしまうほどのダメダメぶりですが、さいごはネコの思惑通り、ハッピーエンドです(笑)
ということで、
「白猫は愛の女神」ともいわれるそうです♡
くろねこちゃん [なんちゃって博物誌]
シャノワール、シャノワール、漆黒のつややかな肢体に
ふたつの大きな黄金の瞳。
きっと似合うよ、赤いリボンをつけてあげよう~。
日本人の良く知る黒猫ちゃんと言えば、
①『魔女の宅急便』のくろねこ
②ヤマト急便のトレードマーク
こんな感じでしょうか?(笑)
この前は古代の愛猫大国・エジプトの神格化された猫たちについてお話ししましたが、
エジプトではネコを大切にするあまり、国外へは持ち出し禁止にしていました。
でも禁止にされても守る人ばかり這いません。
ましてや、カネになると思えば危険を犯してでも禁を破る人たちがいるものです。
古代地中海の東岸に拠点を置いた、海上交易民族のフェニキア人。
アラブ文字、ギリシア文字、ヘブライ文字、あるいはアルファベットの起源と言われるフェニキア文字を使っていた人々です。
何せフェニキア王は海神ポセイドンの子と言われていますからね。
地中海を支配していた民族にふさわしい伝説です。
エジプトとも交易をしていた彼らが、実はネコを密輸して地中海世界へ広めたと言われているようです。
そして、黒猫は実は彼らが密輸したネコを交配させて作り出したのだそうですよ!
黒猫=フェニキア人
海上交易民族だからでしょうか、のちにくろねこちゃんは船乗りの守り神になります。
船乗りを悩ませるもの。それは食料を食い荒らすネズミ。
そのネズミを駆逐してくれるすばしこいネコは、よく船に乗せられました。
イギリスでは黒猫は船に乗せると船を助ける幸運のシンボルだとされました。
だから船乗りの妻たちは盗んでまで黒猫を求めたそうです。
キリスト教が多神教を嫌い、やがてそれを悪魔や魔女として異端とした時、とくに黒猫は悪魔が姿を変えたものとか、魔女の使い魔あるいは魔女が変身する姿だとされて忌み嫌う対象となり、魔女と疑いをかけられた人々とともに火あぶりにされたこともありましたが、船乗りにとっての幸運のシンボルであることに変わりはなかったようです。
もっとも、イスラムとの対立で、バフォメットという悪魔の名前はマホメットをもじったもので、マホメットが有名な愛猫家だったからネコが悪魔の使いとされたという説もあるようです。
魔女と黒猫についてはまた別の機会にお話しします。
古代エジプトでもネコは太陽神ラーの船の舳先で悪魔をやっつける役目を果たしたため、ラーの守護神としてあがめられたようです。
ネコと船。
「ネコが騒ぐと航海中に悪いことが起きる」という迷信も、ネコが本能的に海が荒れることを察知して騒ぐと考えれば理にかなったことですね。
次回のにゃんこシリーズは、ヨーロッパ拡散における受難の歴史です。