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Hanging around 築地市場

じつは実は、人生で初めて、築地に行ってきました(笑)


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多国籍軍です。

土曜の朝10時。
始まりはここ ↓ から。

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総勢30数名、みんなでインフォメーションセンターまで歩きました。
ここで英語の地図をもらい、少数のグループに分かれて築地探検へGo!


ときどき雨もぱらつく中、それでも多くの人でごった返していました。
なにせ海のそばに住んでいるので、魚介類は見慣れていますが、それでもやはり・・・雰囲気って、ちょっとは違うでしょう?

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あ、残念。私は地図を見てもさっぱりわからないのです。
でも大丈夫。

市場はタテタテヨコヨコだから(笑)
それにみーんな、地図なんてあまり気にしないです(笑)

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私も築地は初めてだから、案内は無理かもー、と思っていましたが、
「いやー、魚介とか説明してあげればいいから」とオーガナイザーの方に言われ、あ、それなら何とかなるか、と気楽に気楽に。

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狭い路地は人でぎゅうぎゅう。

威勢のいい呼び込みがあちこちから聞こえます。
外国人と一緒だからか、普段からあまり日本人と思われないからか、私もお店の人たちに英語で呼びかけられます(笑)

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豆、イカ天、漬物、おいしい酢のジュース、卵焼き、進めばどんどん試食をいただき、なんかグルメ天国状態です。



中トロとか中落とか(中落おいしいですよね~)、ちりめんじゃこ、大根や山芋の漬物、サケの切り身やタラの粕漬などを英語で説明しながら、いろいろな試食品を食べました。


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はい、これは ↑ 外国のお嬢さんがゲットした、チーズしそ天とマグロのメンチカツです。
(ブレちゃった☆)
マグロのメンチは掌よりも大きくて、二つ食べた彼女はおなかいっぱいと言っていました。

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私はこれ、イカ天をレンコンで挟んであるやつ。
おいしかったです~o(≧∇≦o)


漬物屋さんではいろいろな漬物を説明しながら試食。
試食ばかりで買わずにごめんなさいでした~。

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「マグロの解体ショウが見たい!」とおっしゃるかたがたのために、インフォメーションの方に訊いてみたところ、
やってないですね、とのこと。

たぶん、昔は早朝にやっていたのかな? 今は見られないそうで。
あ、でも、解体ショウぽくさばいているお店があって、なんとなく、見ることはできました。

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脳天と頬肉と中落の説明を。
中落をスプーンでくりぬいているのを見て、彼は何をやっいるの?と不思議そうに訊かれたので。


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ガスバーナーで牡蠣やホタテをあぶっているお店も。
パフォーマンスも集客には大切な要素なのですね!

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卵焼き屋さんもガラス張りの対面キッチンで妙技を披露。
ホントに職人技ですね。

ダシ味なのかなぁと勝手に想像していたのですが、あ、なるほど、お寿司屋さんみたいに甘い味でした。そうかぁ、関東は卵焼きは甘いんだったっけ、と思い出しました。私はダシ巻き卵派!

でも、いろいろなものが入った、バリエーション豊かな卵焼きもたくさんありましたよ。
色とりどりで、目も楽しめました。

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カレー屋さんの店頭では、牛串とマグロ串が焼かれています。
ここでわがグループの外国の男の子がマグロ串をゲット。
塩コショウをぱらぱらっとふってくれます。おいしかったと言っていました。


ちらし寿司はうちのほうの市場の2倍くらいしていました。
さすが都会のど真ん中。

なぜか誰もちらしずしを食べてみようぜ~と言い出さないところが多国籍軍。あはは。
そして同じ路地を通ってもだぁれも「ここさっき通ったじゃん~」と文句を言わないところも。

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ぶらぶら、のんびり、ぱくぱく。
そしてホルモン屋さんの店先で立ち食いをするニホンの人々の姿に目を輝かせ、写真に収める多国籍軍。
ふわっふわのかつぶしをぱくつき、昆布の食べ方とか、みそ汁の作り方などを説明しながらぐるぐる。

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いつのまにやら雨も上がって、お昼まで楽しくぶらつきましたとさ。

そしてそのあとは銀座へ~。

つづく。



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月曜日から超絶多忙により、一日に数件しか回れていません~^^;;;

梅雨も明けて本格的に蒸し暑くなってきましたね。
熱中症には十分にお気をつけて~(って、この前なった本人がいってもね・・・ですw)!

日曜あたりにゆっくりとブログ回りしま~す(*^-゚)ノ

すごい美容液

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アルビオンのエクラフチュール。

使っていらっしゃる方も多いはず。
肌の調子が悪いときは、これのおかげで3日以内に戻ります。

アマゾンの新発見の植物の成分が使われているそうです。
アマゾンは医療や美容を飛躍的に促進させる未知の成分の宝庫~w


14000円弱ながら、買う価値は十分にありです。

複数の美容化の本を読んでみたところ、

*洗顔、ローションなどはなるべく余分な成分の含まれていないシンプルなものが良い
(高価なものがいいものではない)

*肌に負担をかけないスキンケアが大切

*メイク落としも界面活性剤の多い透明のものや、よく泡立つものは避ける

などとともに、



*ほかは安価でシンプルなものでも、美容液だけはケチらないほうがよい

みたいな意見が多かったです(笑)


アルビオンは洗顔後にすぐに乳液を使うという、他とは違った順序のメーカーですよね。
これは洗顔後すぐに1プッシュ。

まずはショップでサンプルもらって試してみてくださいね☆





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おもてなしランチ

画像が全部寝転んでいますが、見逃してください(笑)

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日曜の午前。

友達にLINE。

「今日のお昼は、この近所でも一番おいしいところに食べに行かない?」
「いいよ」とのお返事。

で、行きました、スーパーに(笑)あ、もちろん、材料を買いに。
私が作ろうと思ったので~。

「近所になんかあったっけ?どこ?」という問いに
「ないしょ~」とお答えして、下ごしらえ11:20から開始。


メニューはサンパプです。
韓国に行きたい行きたいと騒いでいる友達のために、しかも偏食激しいので
もろもろを考慮して、辛すぎずに気を遣い、あ~めんどくさいと本音もつぶやきつつ(笑)

お肉は2種類。
まずは塩麹でヤンニョムした牛肉。

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それから、すりおろし玉ねぎと生姜、しょうゆでヤンニョムした豚肉。
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その焼いたあとの肉汁に白ワインとスライスにんにく、しょうゆを混ぜてちょこっと煮詰めたドレッシングをかけた、うちで採れたきゅうり。

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茹でてからオリーブオイルとスライスにんにくとしょうゆで炒めたアスパラ。

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テンジャンチゲと・・・

ザルいっぱいのプリーツレタス。


ナムル3種類のビビン飯も作り、キムチも添えます。

好きなものを好きな組み合わせで巻いて食べる、そんな感じです。


私が作ったしょうゆ麹に自家製味噌を混ぜたものと、

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コチュジャンとテンジャンを混ぜたみそも味のアクセントに用意しました。

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友達はしょっちゅう仕事でストレスをためているので、日曜になると明日は行きたくないな~といつも始まります。だからなんかパワーの出るものを食べさせたいなぁと思ったので、こんなお昼を作りました。

偏食女子もおなかいっぱい食べてくれて、おなか大満足の休日のお昼になりました。

バラのflavor

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期間限定?なのですって。

たまたま歯磨き粉がなくなりそうだったのでたまたま買いに行って
たまたま見つけました。


バラと言われればバラ。
イチゴかも・・・?と疑えばちょっとイチゴっぽい気も・・・(笑)

アクアフレッシュのエクストリームクリーンのフレッシュベリーミントが結構好きですが、
これも好きです。
期間限定と言わず、レギュラー化してほしいですヾ(´▽`*)ゝ


ところで、私の友達はミントが苦手です。
だから歯磨き粉探すのがとても大変だと言っていました。
それは大変ですよね。ほとんどがすーすーしますもの。

ちなみに「パスタ」!!
もともとの意味は「練ったもの」だから、練り歯磨き粉も靴墨も洗顔フォームも
みぃんな「パスタ」ですね。




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Kiss & Kill [Movies 2 C]

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プレスの評価はイマイチどころか「腐敗した映画」と評されるほどにこき下ろされていますが、
私は好きです。

主演のアシュトン・カッチャーはゴールデンラズベリー賞をもらってしまいました(笑)
しかし、何がそんなにいけないというのでしょうか。

土曜の夜に白ワインでも飲みながらソファでくつろいで観るにはもってこいの
肩ひじ張らない、ちょっとロマンティック、ちょっとワクワク、ちょっとハラハラどんでん返しの
面白い映画だと思うのですけど。

結婚前にフラれたジェンは、新婚旅行の予定だったフレンチリビエラに、両親とともにアメリカからやってきます。
パパとママの、失恋した娘いじりが面白いです。

彼女はゴージャスなホテルで、ゴージャスな高級車に乗るゴージャスな男性と出会います。
ものすごい美女でもなく、ゴージャスでもなく、むしろドジっぷりがチャーミングなジェンを、
ゴージャスガイのスペンサーはかわいいと思うのです。

二人はスピード婚をします。
そしてアメリカで3年、普通の住宅街で普通に幸せな生活を送っていました。

でもある日、近所の住民やスペンサーの会社の同僚たちも巻き込んで、
ひっちゃかめっちゃかな大騒動が起こるのです。

じつはスペンサーには前職に秘密がありました。
その秘密のせいで、平穏な生活は右も左も油断のならない状態に陥ります。

アクションラブコメディになるのでしょうか?
ずっとパイロットだと思っていたパパの正体も実は・・・という仕掛けもあります。
ママは何があっても動じない飲んだくれで、いい味を出しています。

観終わった後の後味も悪くないし、おもしろいと思のですけど~

フランス人のレビューを見たら、この映画を見る理由として、

フランスが出てくる
主人公がフランス語を話す

などの理由が挙げられていました(笑)

ゴージャスなフレンチリビエラ、行きたいけど行けないから見てバカンスに行った気になるのもいいと思うのですけど(笑)


真剣に考えればつっこみどころが満載でも、何だかわからないうちにドタバタと事が進んでいくようなコメディも、気楽に見られていいのではないでしょうか~?






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Don't threaten me with love,baby. [l'histoires de femmes]




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1915年4月7日、フィラデルフィアで19歳の少女ミス・フェイガンが、未婚のまま女の子を産みました。
子供の父親は17歳の少年でした。

エリノラと名付けられた少女は、若い母親には育てきれなかったのでボルチモアに住む、
母親とは半分だけ血のつながったその姉、つまり伯母・・・、の姑に育てられました。

彼女は黒人。
母方の祖父は、アイルランド系の牧場主が黒人の奴隷の少女に産ませた混血でした。
そう、彼女のルーツはまだそんな時代にあったのです。

10代になると母親とともに暮らし始めますが、レストランで働き詰めのため学校に通えず、
11歳で放校処分になったそうです。


学校にも行かず、毎日毎日働き詰めの幼い少女。
11歳のクリスマスイブに、デートから帰った母親はエリノラが隣人にレイプされたと知ります。
母親の通報でこの隣人は逮捕されますが、わずか数か月で釈放されました。

エリノラはもっと稼ぎのいい仕事を求めた母親とともに、NYへ引っ越しました。
でもこの母子ができることと言えば、身を売ることくらい。

13歳で彼女は1回5ドルで身を売る娼婦になるのです。


彼女のことを認知しようとはしなかった若い父親は、ギタリストになりました。
彼女は幼いころに会った父にあこがれを抱いていたのかもしれません。
男の子のようだったエリノラを見て、父は「やあ、ビル」と男の子の名前で呼んでからかいました。

そんな父へのあこがれから彼女は、次第にステージへ興味を持ち始めたのです。

禁酒法時代。

もぐりの酒場、ナイトクラブがたくさんありました。
その中の一つで歌い始めたのです。

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15歳で歌手デビュー。
芸名は父が幼い自分をからかって呼んだ「ビル」から、「ビリー」としました。
それに父親の名字を足して、「ビリー・ホリデイ」です。

天才とは幼いころから英才教育を受けてほんの一握りの人がなれることもあるけれど、
天性の才能を持つ、稀有の存在の天才も存在するのです。
彼女はまさに後者でした。

時は大恐慌、黒人への差別も激しい時代。
男でもひどい差別を受けるのに、まして女で、まだ幼い少女。
世の中の風潮に乗らない、人種差別のないクラブで歌えたことは幸運でしたが。

Cafe Society。
彼女はそこの看板歌手として、ベニー・グッドマンやマイルス・デイヴィス、デューク・エリントン、ルイ・アームストロングなどのビッグネームたちと共演しました。

レスター・ヤングがつけたニックネームは、世界中で彼女の代名詞となります。
それが「Lady Day」。

彼女は次第に稼ぐようになり、母親に小さな食堂を持たせるまでになりました。
だれにもまねのできない声と表現力。
素直に歌うことなく、必ず自分流にアレンジを加える歌い方。

しかしNYではもてはやされても、ツアーに出れば南部ではひどい差別を受け、時には白人のバンドと共演させてもらえないこともありました。レストランに入ることもできないし、トイレも白人とは別です。

父親は南部でツアー中に肺炎にかかり、黒人だからという理由でどの病院でも診察を拒否され、手遅れで亡くなりました。

そのころは彼女はミュージシャンと結婚しますが、彼は売人でもあり、アヘンやコカインを彼女に与えました。
なぜって・・・
彼女をクスリでつなぎとめ、彼女の稼ぎを搾取するためです。





やがて別れますが、次に付き合った男も彼女に麻薬を与えます。ヘロインも覚えさせられたのです。
母親が亡くなるとうつ病になり、ドラッグに加えてアルコールにも溺れるようになります。


麻薬所持で逮捕され服役したことは一度や二度ではありませんでした。
出会う男たちは彼女に愛を与える代わりに薬を与えました。
LSDにも手をだして仕事がおろそかになってきた彼女は、NYじゅうのクラブから締め出されてしまいました。


「麻薬ができることといったら、人を殺すことだけよ。それもじわじわと、ゆっくり、ひどいやり方でね」
彼女自身の言葉です。

もう戻れないところまで来ているとわかっていたのでしょう。
でも・・・やめられなかったのです。

1948年の3月。
クラブを締め出された彼女は、コンサートとツアーで食いつないでいました。
その中でも最も素晴らしいステージは、カーネギーホールでした。


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これはポーラ・パットンがビリーを演じたショット。



クチナシの花を髪に飾り、アンコールまでも魂を込めて歌いきりました。
そして念願のヨーロッパツアーも果たしますが、そのころには彼女の肝臓はアルコールにむしばまれて悲鳴を上げ始めていました。


浴びるように連日飲み続けるアルコールで、肝硬変と腎不全を引き起こしました。
そして1959年7月17日、44歳の若さでこの世を去りました。

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「愛はまるで水道の蛇口ね。出てきたり、出なくなったり」


彼女は多分、心の安らぐ場所が欲しかったのでしょう。
でも、誰も彼女の望むものは与えてくれなかったのです。
彼女を、金づるとしか見なかったから、麻薬漬けにしたのです。


「愛であたしを脅さないで、あなた。ただ、雨の中を濡れながら歩きましょうよ」


彼女にとっては一人でいるよりもロクデナシといるほうがましだったのでしょうね。


「あたしは自分以外は誰も傷つけたことはないわ。あたしの都合であって、誰にも関係ないでしょうけどね」


そして彼女は、今でも稀有の存在であり続けているのです。


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LEFT ALONE



あたしの心を満たす愛はどこにあるの?

あたしが絶対に離れたくない人はどこにいるの?


男たちは初めにあたしを傷つけてそして見捨てるの

あたしはひとり、ひとりぼっちなのよ



家だと呼べるところはなく

落ち着くことのできる場所もない

街でも、都市でも、残念なことに

あたしは取り残される、一人ぼっちで


さがして見つけ出せと人は言うけれど

いままで、そうなったことなんてないの


たぶん運命は 愛する人があたしを通りすぎていくようにしている

あるいは、死ぬ前に出会うことができるのかしら?

準備はしておくけれど

それまではひとり、あたしは一人ぼっちよ




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Hairspray [Movies 2 C]

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ボルチモアつながりで。


2007年の映画。


1962年のボルチモアが舞台です。


トレイシーは太めの元気な女子高生。
人気ダンス番組「コーニー・コリンズ・ショウ」に出演することを夢見る、何事もスーパーポジティヴな女の子。

見ていて楽しくなるような映画ですが、ストーリーのバックボーンには、人種差別が取り上げられています。

「コーニ・コリンズ・ショウ」で月に一度だけ放映される「ブラック・デイ」。
黒人だけのダンスショウです。

司会はモーターという女性で、トレイシーの同じ学校の生徒シーウィードのママ。
番組プロデューサーの女性ベルマは、月に一度だけのこのショウも廃止しようとしています。

毎日を「ブラック・デイ」にしたいと思っているトレイシーはモーターとともにデモを決行します。
トレイシーの親友ペニーはシーウィードと恋に落ち、敬虔なキリスト教徒である母親に猛反対されます。


1960年代でもこんな感じ。
だからビリー・ホリデイの時代はもっと露骨な差別があったことでしょう。

ボルチモアはもともとイギリスの植民地で北部に隣接する南部州だったので、南北戦争時は奴隷州に属していました。
しかし微妙な立場であったことも事実でしょう。

結局は合衆国側にとどまり、奴隷制度解放側に立ちました。


21世紀の現代はなんでもアリな感じがしますが、それでも、人種や国籍で他者を憎む人たちはいなくなることはないようです。

ヘイトスピーチやテロ行為は身勝手な自己主張でしかないと思います。
一般人にとって大切なことは、偏見を持たず、横柄にならず、他者を許し、認め、相互理解を目指すことだと思います。




つるつるのつやつやのもっちもち♡

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食べるだけでなく、スキンケアにも麹は実力を発揮してくれます。
しかも、超簡単に作れて超優秀なコストパフォーマンス。


258円で、500gの麹をスーパーで買ってきました。
塩麹などを作るときは、これをすべていっぺんに使ってしまいますが、
麹ローションを作るときには、ほんの10分の1ほどしか使いません。

なにせ、保存料をいれないので、大量の作り置きはNGだからです。


なんと材料は、



70度以下のお湯


これだけです。


私が使っているのは低温乾燥の麹なので、袋から出したら使う分だけほぐしておきます。
今回は60mlくらい作りました。


70度くらいのお湯にほぐした麹を入れて混ぜます。
それをそのまま2~3時間放置。


コーヒーフィルターとかお茶パックで濾します。

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液は煮沸消毒した小瓶などに入れて冷蔵庫に保管、なるべく早く使い切ります。

濾しカスはそのままお茶パックなどに入れたまま、手や腕、デコルテなどをパッティングするとよいです。
お茶パックならば、そのまま湯船にぽいと入れてもいいみたいですね。


作ったローションは洗顔後につけたり、ティッシュやキッチンペーパーにたっぷりしみこませてローションパックに。

シミ、しわ、乾燥、美白などによいです。
肌が柔らかく、ツヤツヤになりますよ。

使い続けるとトーンアップするので、肌が白くなるようです。

なにより、化学物質がゼロのあんしん手作りローションです。
グリセリンを加えなくてもはだがしっとり潤うところが良いです。
材料費も笑っちゃうくらいお安いし、これなら全身にばしゃばしゃ使っても惜しくない(笑)

紫外線や乾燥が気になったら、塩麹を作るついでにでも試してみてくださいねヾ(´▽`*)ゝ



Strange Fruit [和訳のセカイ]



奇妙な果実



南部の木々には奇妙な実がなる

葉には血を置き 根っこは血を吸い


南部の風に 黒い死体がゆうらゆら

ポプラの木ににつりさげられた

奇妙な木の実


うるわしき南部ののどかな風景

飛び出た目玉にゆがんだ口元

甘くかぐわしいマグノリアの香り

そして突然、肉の焦げた匂い


カラスにむしりついばまれ

雨に打たれて 風になぶられ

太陽で朽ち果てて ぽとりと落ちる


奇妙で悲惨な 木の実があるよ




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17世紀から19世紀にかけて、アメリカでは特に南部に、奴隷制度がありました。
奴隷は奴隷なので、人権などありませんでした。

主人の意のままに、牛馬のごとくこき使われようが、鞭で打たれようが、
腹いせに殴り殺されようが犯されようが、何もできませんでした。

人権の蹂躙は日常茶飯事で、奴隷が殺されてもニュースになることはありませんでした。

南部ので奴隷は主に、タバコや綿花のプランテーションで働かされていました。
子供が生まれれば売り買いもされていました。
「繁殖用」の女性たちは高く売れたといいます。

変化は19世紀後半。
一人の男が大統領となり、1861年に南北戦争が勃発、そして63年のお正月の奴隷解放宣言。

ある種の人種がほかの人種より優れているという考えは、
人間が持つもっとも恥ずべき驕慢のひとつだと思います。


南部には大した罪もないのに縊(くび)られた奴隷たちの死体が木々につるされていると
そんな事実を知ったユダヤの教師がこの詩を書きました。


そして、南部のツアー中に肺炎にかかり、黒人であったから診察を拒否されたために亡くなった、
ミュージシャンだった父親の死に理不尽さを感じていたビリー・ホリデイの、深い共感を得ました。

彼女の声、その表現力で、見たこともないひどい光景が、目の前に浮かんでくるようです。
この歌は彼女のステージの締めにうたう歌となり、この歌の始まる前には、聴衆もスタッフたちも
その場のすべての人々が敬意を示したといいます。

私は中学生の時にこの歌を知りました。とてもショックを受けました。
そして今、初めてちゃんと訳してみました。
実際の写真も見ましたが、ここには載せません。

自らも人種差別を受けていた、もっとも偉大な歌手のひとり、ビリー・ホリデイ。
次週は彼女の人生について、私の視点からちょっとお話ししましょうか。
(なぜ次週なのかはその時に明かしますね)

Cynocephaly [なんちゃって博物誌]

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キュノケファロス。


「犬あたま」というラテン語が語源だそうです。


文字通り、犬(またはジャッカル)の頭をした人間のことですが・・・

犬の頭を持つ人間と訊けば、まず思い浮かぶのは古代エジプトのアヌビス神。
冥界の神、魂を運ぶ役目を果たし、ミイラを作るときの監督官でもある・・・と、
「死」のイメージを持っています。

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実際はイヌ科の絶滅してしまった動物がモデルだそうですが、エジプトでは儀式の時に
犬の頭の被り物をしたらしいので、あながち、「犬あたま」の人間が存在しなかったとは
言いきれないかもしれませんね。


犬頭人間に関しては、いろいろな説があります。


*犬に似た顔の猿(ヒヒとかオナガザル)を見た人が、あるいはまた聞きで作られた。

*犬のような状態になる病気を発症した人(狂犬病みたいな?)のこと。

*未開の民族を、侮蔑の意味で表したことば。

*あるいはエジプトのようになにか象徴的な存在



古代のインドあたりには、動物の毛皮を身に着けて、声をまねて狩りをする人たちがいたそうで、それをギリシア人が「犬あたま」として記述したという話もあるみたいです。

西アジアには、なにか民族的な意味のために両耳を切り落として歯を抜いて容貌を変えた、闘犬のような外見の好戦的な人々がいたらしいです。

マルコ・ポーロも犬あたまの人間を見たと書いているらしいですが・・・彼の言葉は「黄金の国じぱんぐ」で、もうすでに眉唾としか思えないです(笑)

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中世においては、犬あたまは人を食べる野蛮な人種とされ、キリストに遭って罪を改めたことで成人になったと言われています。それが聖クリストファー。

古代エジプトはローマに征服されたから、ヨーロッパにアヌビス神のようなイメージが渡ったのも納得できます。
でも中世では「野蛮人」のことを表していたようです。


キュノケファロスの正体、なんだと思います?







お弁当、雰囲気だって大切です

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東京に行った帰り、東京駅の大丸の地下で買ったお弁当。

豆腐ハンバーグとレンコンが雑穀米に乗っていました。
あんかけ風味でした。

バスの中で食べたのですが・・・


通路を挟んだ同じ並びの反対側の窓側にいたおじさんが、
バスに乗り込んで早々におつまみのようなものとかをぼりぼりと食べて、
自分はおなかが満たされたので、ずうっと、

口の中を

シー、シー、チェッ、チェッ、チュッ、ビチャビチャ、

と鳴らし続けるので、


おいしく感じなくなって食欲が失せました。

なんていうか・・・


マナーというか、なんていうか・・・・



それを聴きたくないのでヘッドフォンをして音楽を聴き始めましたが、

その気持ち悪いオノマトペは耳の奥に残ってしまい・・・

ぶるぶるっと

身震いすること何度かリピート。



最悪でした
T__T




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