Carmilla
ヨーロッパ東部各地には、吸血鬼伝説が見られます。
ご存知のように、ブラム・ストーカーの小説が吸血鬼をグローバルに幻想的な存在にしました。
でもその有名すぎる作品の前に、この作品がありました。
この本の邦題は『女吸血鬼カーミラ』。
ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュという、アイルランド人の作家によって19世紀に書かれました。
翻訳者によると、彼はブラム・ストーカーの大学の先輩だそうです。
あの世にも有名な作品を生み出すのにこの作品が多大な影響を与えたようです。
怪奇小説と言えばポーの『黒猫』を読んだ時に知らない世界を知ったような衝撃と感動を得たのですが、
この作品もとても美しくて、「怪奇」という言葉におどろおどろしさとか、不気味な嫌悪感は抱かせないところが好きです。
たぶん、一人称の無垢な語り口が、この作品の魅了なのだと思います。
カーミラのハッとさせられる言葉の端端に潜む秘密も秀逸。
春の宵、赤ワインでも飲みながら・・・
美しい和訳のなかのさまざまなレトリックに酔ってみるのはいかが?
ご存知のように、ブラム・ストーカーの小説が吸血鬼をグローバルに幻想的な存在にしました。
でもその有名すぎる作品の前に、この作品がありました。
この本の邦題は『女吸血鬼カーミラ』。
ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュという、アイルランド人の作家によって19世紀に書かれました。
翻訳者によると、彼はブラム・ストーカーの大学の先輩だそうです。
あの世にも有名な作品を生み出すのにこの作品が多大な影響を与えたようです。
怪奇小説と言えばポーの『黒猫』を読んだ時に知らない世界を知ったような衝撃と感動を得たのですが、
この作品もとても美しくて、「怪奇」という言葉におどろおどろしさとか、不気味な嫌悪感は抱かせないところが好きです。
たぶん、一人称の無垢な語り口が、この作品の魅了なのだと思います。
カーミラのハッとさせられる言葉の端端に潜む秘密も秀逸。
春の宵、赤ワインでも飲みながら・・・
美しい和訳のなかのさまざまなレトリックに酔ってみるのはいかが?
2015-03-29 21:38
coucou♪(・ω・)ノ!(81)
ご自由に(2)
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名前は知っていますが・・・多分映画にもなってるかと・・・
by sig (2015-03-30 21:54)
ちょうど先ほど「ポー詩集」を引っ張り出したところです。
「アナベル・リー」などはお好きそうですね。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2015-03-31 00:39)