J.W.アレクサンダー [Paintings]
ジョン・ホワイト・アレクサンダーは、1896年にペンシルベニアで生まれたアメリカの画家です。
この上の絵は『イザベラとバジルの鉢』。
私がとても惹かれた絵です。
流れるような着衣のドレープの縦のラインが、圧倒的な存在感を放っていると思いました。
どこからかぼんやりと照らされる緑色の光が、かれの柔らかな描線をぼんやりを発光させて
いるかのようで、なんとも神秘的です。
幼くして孤児となった彼は、祖父母に育てられ、12歳で電子通信の仕事を得ます。
この時の経験が、装飾画に生かされているといわれます。
若い時に貧乏旅行でヨーロッパを巡ります。
そして絵の才能とセンスを伸ばしたようです。
NYに帰った時に、彼は画家として成功をおさめました。
アメリカの象徴主義の画家として、イラストレーターとして、装飾画家として。
彼の絵の特徴は、ぼんやりとした描線でしょう。
鮮やかな色彩ではなく、いくぶんくすんだ色彩の柄が多いようですが、ドレスのドレープの流れには
思わず見入ってしまう優雅さがあります。
肖像画ははっきりした線で描かれているようですが。
くすんだパステルの色調は、なんか惹かれます。
勢いのある流線は劇的ですね☆
サージェントやボルディーニを見ているようです♪
肖像画家の作品は絵の具が乾かない濡れな状態にかなりのスピードで筆を走らせているのでしょうか、、何というか、ウエットで艶かしい^^;
そこが魅力。。。
by うぱ目 (2012-11-13 01:03)
知らない作家でしたが、スピリチュアルな作品ですね。
陰影と曲線の描き方が凄い!
ご紹介いただき、ありがとうございます^^
by つむじかぜ (2012-11-13 01:47)
素敵な雰囲気の絵に目が釘付けになりました。
ドレスのラインが繊細で美しいですね。
いつかどこかで実際に見ることが出来たらどんなに素敵だろう…と思います^^
by Sizuku (2012-11-13 06:58)
最後の絵、いいなぁ。
by cafelamama (2012-11-13 07:20)
来訪ありがとうございました。
赤とんぼの絵に飛べない件、ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
こ、こちらの絵と違い過ぎます・・・
by yes!genesis (2012-11-13 11:44)
この画家は知りませんでしたが、婦人を美しく描写しますね。
by たいちさん (2012-11-13 14:24)
良い感じですね。
by yuki999 (2012-11-13 15:46)
2枚目の女性と犬、静かなひと時を感じます。
by 風太郎 (2012-11-13 17:33)
お勉強になりました。
by ゆう (2012-11-13 19:15)
美しいですね!
by 水無月 (2012-11-13 20:16)