美しき月の女神か妖婦か・・・ [l'histoires de femmes]
7歳の少年は、8歳の兄とともに今、人質として敵国に引き渡されようとしています。
幼い彼の目に映るのは、ある美しい淑女。
彼の母親ともいえるくらい、はるかに年上の大人の女性です。
この世のものとも思えない美しさのその女性は、夫も娘もいる身でした。
ディアヌ・ド・ポアティエ。
26歳の彼女は、少年の母親の侍女でした。
少年はアンリ。フランソワ1世の王子です。
32歳の時、彼女は夫を失いました。15歳で結婚した時、地方官だった夫はすでに54歳。
しかたないですね^^;;;;
アンリが12歳の時、父のフランソワ1世が、彼女を家庭教師に任命しました。
少年は有頂天だったことでしょう。
初恋の人が、いつも近くにいるのです。
やがて17歳の時、アンリはディアヌと初めて男女の関係を持ちます。
彼女はすでに30代後半、でも、すこしも年を取らないかのように、美しいままです。
少年は、大人の美女に夢中になったことでしょう。
アンリは18歳の時にイタリアのメディチ家の姫君カトリーヌ・ド・メディシスを妃に迎えます。
しかし、ディアヌへの愛情は変わりません。
カトリーヌ。
ディアヌは余裕なのか、自分の立場をわきまえて、アンリを王妃の寝室へ
頻繁に向かうように仕向けたと言います。
アンリはというと、王位に就いても相変わらずのご執心で、城や宝石、あらゆる贈り物を
彼女に送り続け、政治も手伝わせたし、公式の寵姫として人目もはばからない扱いをしたりしていました。
アンリ2世。
結局、アンリと王妃には10人の子供が生まれますが、子供たちの教育も、ディアヌがかかわったようです。
じつは王妃カトリーヌと愛妾ディアヌは、親戚同士。
嫁ぐ前から夫の心を奪っている女性が親戚だなんて、カトリーヌにしても複雑な心境だったかもしれないですね。
夫は、自分を愛していない・・・。
だから彼女は嫉妬に燃えて、アンリがディアヌの寝室に向かう時は覗き見したり、
アンリが40歳で事故死した後は、ディアヌがアンリからもらったものすべてのリストを作り、
返還を求めた、なんて・・・・狂気じみた行動をしたのでしょうね。
すべてを没収されたディアヌは、60歳になっていたけれど、まるで年を取らない美しさ。
田舎の城にかえって、ひっそりと暮らし、67歳でさびしく息を引き取ったと言います。
王妃カトリーヌは新教徒を大虐殺するという狂気に満ちた行動を起こし、歴史に悪名をのこしました。
ディアヌという名前から、月の女神ダイアナを連想させるため、
彼女の肖像画は狩りをしている姿で残されています。
20近くも年下の王を虜にし続けたことから、肌もあらわな姿で描かれることも多いのです。
ひっそりと葬られた墓はフランス革命時に暴かれて、
遺骨は共同墓地に捨てられたと言いますが…・
専門家によって骨は特定され、なんとそこから、彼女が金(ゴールド)の中毒で死んだことがわかりました。
金は若返りの薬と考えられていたのです・・・。水銀も検出されたそうです。
やはり美容には気を使っていたのですね・・・・。
幼い彼の目に映るのは、ある美しい淑女。
彼の母親ともいえるくらい、はるかに年上の大人の女性です。
この世のものとも思えない美しさのその女性は、夫も娘もいる身でした。
ディアヌ・ド・ポアティエ。
26歳の彼女は、少年の母親の侍女でした。
少年はアンリ。フランソワ1世の王子です。
32歳の時、彼女は夫を失いました。15歳で結婚した時、地方官だった夫はすでに54歳。
しかたないですね^^;;;;
アンリが12歳の時、父のフランソワ1世が、彼女を家庭教師に任命しました。
少年は有頂天だったことでしょう。
初恋の人が、いつも近くにいるのです。
やがて17歳の時、アンリはディアヌと初めて男女の関係を持ちます。
彼女はすでに30代後半、でも、すこしも年を取らないかのように、美しいままです。
少年は、大人の美女に夢中になったことでしょう。
アンリは18歳の時にイタリアのメディチ家の姫君カトリーヌ・ド・メディシスを妃に迎えます。
しかし、ディアヌへの愛情は変わりません。
カトリーヌ。
ディアヌは余裕なのか、自分の立場をわきまえて、アンリを王妃の寝室へ
頻繁に向かうように仕向けたと言います。
アンリはというと、王位に就いても相変わらずのご執心で、城や宝石、あらゆる贈り物を
彼女に送り続け、政治も手伝わせたし、公式の寵姫として人目もはばからない扱いをしたりしていました。
アンリ2世。
結局、アンリと王妃には10人の子供が生まれますが、子供たちの教育も、ディアヌがかかわったようです。
じつは王妃カトリーヌと愛妾ディアヌは、親戚同士。
嫁ぐ前から夫の心を奪っている女性が親戚だなんて、カトリーヌにしても複雑な心境だったかもしれないですね。
夫は、自分を愛していない・・・。
だから彼女は嫉妬に燃えて、アンリがディアヌの寝室に向かう時は覗き見したり、
アンリが40歳で事故死した後は、ディアヌがアンリからもらったものすべてのリストを作り、
返還を求めた、なんて・・・・狂気じみた行動をしたのでしょうね。
すべてを没収されたディアヌは、60歳になっていたけれど、まるで年を取らない美しさ。
田舎の城にかえって、ひっそりと暮らし、67歳でさびしく息を引き取ったと言います。
王妃カトリーヌは新教徒を大虐殺するという狂気に満ちた行動を起こし、歴史に悪名をのこしました。
ディアヌという名前から、月の女神ダイアナを連想させるため、
彼女の肖像画は狩りをしている姿で残されています。
20近くも年下の王を虜にし続けたことから、肌もあらわな姿で描かれることも多いのです。
ひっそりと葬られた墓はフランス革命時に暴かれて、
遺骨は共同墓地に捨てられたと言いますが…・
専門家によって骨は特定され、なんとそこから、彼女が金(ゴールド)の中毒で死んだことがわかりました。
金は若返りの薬と考えられていたのです・・・。水銀も検出されたそうです。
やはり美容には気を使っていたのですね・・・・。
今も昔も恋する気持ちは変わりませんね。
愛は歳の差をも乗り越えさせる。
ロマンですね。(^ω^)
by たもちゃん (2011-08-12 00:28)
この方は、数多い公式愛妾の中で、私が一番お気に入りの人です(^^
次がポンパドール夫人ですかね。
才色兼備ってのがポイントですね。
by 1969kana (2011-08-12 01:45)
おはよう御座いま~す♪
当分猛暑が続きそうですが熱中症と美容に気をつけてお過ごし下さいね。
爺はお盆休みに入りました。じゃ~達者でね~♪
by 旅爺さん (2011-08-12 06:43)
金箔や真珠パウダー等今も美容と健康に使われていますね。
効果は知りませんが・・
by 坊や (2011-08-12 09:30)
美容に関する記述に興味津々。
居間も昔も変わらないんですねぇ^^
by 水無月 (2011-08-12 12:58)
バタバタしてまして・・・
3週間ぶりにUPしました。
by ふうた〜ん (2011-08-12 15:26)
こんにちは。やっと退院してきました。入院時のコメントになかなかお返事できずに済みませんでした。やっと帰ってきて、鏡を見れば入院生活で老け込んだ気がします。今も昔も女性がアンチエイジングに熱を入れるのは変わらないのですね。年下の恋人なんて縁がない私でもさすがに今はアンチエイジングいい方法がないか探しちゃいます←かなり本気です(笑)。
by 千波矢 (2011-08-12 16:12)
熟女好き、、、だったんですね(-m-)” パンパン
by emuzu (2011-08-12 16:55)
私も「美容」に気を配らないとっっ
結局例のマスカラ、まだ買えなくて、セットのんではないものはハンズで売っていたのでそれにしよう!
by pocoApoco (2011-08-12 22:09)